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前回までの記事で ReVIEW 環境の構築手順を学びました。今回はまだ ReVIEW の詳しい記法や仕組みは置いておいて、まずはコンパイルして実際に ePUB と PDF を生成してみるとします。 細けえ話は後だ、後。 ReVIEW プロジェクトの作成 ePUB や PDF を作成するということもあり、ReVIEW プロジェクトには単一のテキストファイルだけでなく幾つかまとまったファイル群が必要になります。それらが全て頭に入っていれば良いのですが、最初なので既存のサンプルプロジェクトをダウンロードするところから始めるとします。 サンプルプロジェクトをダウンロード 以下のリポジトリにサンプルプロジェクトがあるので、こちらを拝借するとします。 https://github.com/takahashim/review-sample-book git clone もしくは Download ZIP
review / doc / quickstart.rdoc ReVIEWクイックスタートガイド ReVIEW は、EWB や RD あるいは Wiki に似た簡易フォーマットで記述したテキストファイルを、目的に応じて各種の形式に変換するツールセットです。 平易な文法ながらも、コンピュータ関係のドキュメント作成のための多くの機能を備えており、テキスト、LaTeX、HTML、XML といった形式に変換できます。独自のカスタマイズも簡単です。 ReVIEW は GNU Lesser General Public License Version 2.1 に基づいて配布されており、自由に利用、改変、再配布できます。このライセンスは、ReVIEW を使ってあなたが作成しようとする文書とは無関係であり、あなたの文書はこのライセンスに強制されることはありません。ReVIEW のツールセットあるいは R
今日はソニーリーダーの話じゃなくて、当社で発売している本の方の話題です。 達人出版会が発行しているドキュメントは、今のところ全てReVIEW記法という記法を使って書かれています。ReVIEWのアプリ(というか単純なコマンドライン用のコマンド)を使えば、EPUBやLaTeXに自動変換できたり、InDesignを使って印刷用原稿にすることもできます。実際、高橋が執筆した『Rubyレシピブック第3版』などは、ReVIEWを使って書いた原稿から、InDesignによって印刷用に使われています。 ReVIEW記法の真面目な紹介はサイトの方にある程度書いてありますが、簡単なチュートリアルということで、はてなっぽく書いてみます。というか「はてな記法 基本文法最速マスター」を参考にしてます。 基礎 プレーンテキスト 多くのWiki記法や簡易マークアップ言語と同じ様に、特別な記法(後述)を使った表現以外は全
今後、マニュアルを書いてメンテナンスも継続的にしていく機会が丁度ありそうなので、現時点(2012/05/02)でどのツールが自分たちにフィットするか検討してみた。ツールの候補は以下。なお、過去の仕事ではWordとDocBookは経験あり。 Word DocBook Sphinx ReVIEW 前提 今回のマニュアル作成の前提は以下の通り。 複数人で作業し、1つのドキュメントを作成する(主に章単位でアサイン)。 特定顧客向けに部分的にカスタマイズして提供することもある。 外部向けのドキュメントなので、体裁はそれなりに整っている必要がある。 製品のエディションによってマニュアル構成が変わる(上位のエディションだと機能が増えるので章や節、説明が増えるなど)。 出力フォーマットはWordまたはHTMLならOK。PDFは必須ではない。 ドキュメント中に画像はそれなりにある。スクリーンキャプチャ、構成
ReVIEWはマークアップ言語でソースを記述することで、html形式やPDF形式の綺麗な体裁の文書を作れるオープンソースのツールです。入手はhttp://github.com/kmuto/review から可能です。例えば = 章 == 節 === 項 * 箇条書き * 箇条書き のような書き方をするとhtmlであれば、それぞれh1〜h3に変換されたり、ulに変換されたりします。PDFの場合は予め規定された体裁に変換されます。 今回は、Windows Azure上の仮想マシン(Ubuntu12LTS)上で、このドキュメントを常時ビルドする方法を紹介します。 ReVIEWのインストールReVIEWは動作にrubyが必要です。また最新版はgithubにて提供されていますので、gitを導入しておきます。 sudo su apt-get install ruby apt-get install g
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