2020年では一部の銘柄を除いてまだバブルのような上昇相場にはなっていないと思っていますが、ハイテク銘柄の上昇は著しく、今後1-2年かけてバブルになる可能性も否定できません。 そうなった場合に、一番状況が近いのは2000年のITバブルです。この記事では、今後やってくるかも知れないハイテク株のバブルに備えて、2000年のITバブルでの上昇相場の動きを振り返っておきたいと思います。 この記事のポイント 景気の過熱を抑えるための利上げをしたからと言って、すぐに米国株が下落したわけではなかった。利上げ開始からダウは7ヶ月で+10%、ナスダックは9ヶ月で+100%上昇した。 割高な株ほど、先に価格が下落するのかと思ったがそうではなかった。ダウ平均に多い古い企業のほうが金利の上昇に素直に反応して価格をさげたが、一部のハイテク銘柄の価格上昇は止まらなかったため、さらなる利上げが行われた模様。 ITバブル