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ブックマーク / www.geekpage.jp (7)

  • 無償で読めるIPv6本を作ります:Geekなぺーじ

    IPv6そのものは、決して新しいものではありません。 IPv6の最初の基仕様であるRFC 1883は1995年に発行されており、そのRFCに関連する議論は、それよりももっと前から開始されています。 IPv4アドレスの在庫が枯渇することは、かなり昔から予想されていて、その対策としてIPv6が作られたのですが、IPv4とIPv6には互換性がないこともあり、IPv6が普及せずにIPv4のみが利用され続ける状況が長く続いたのです。 しかし、2011年にIPv4アドレスの中央在庫が枯渇したことによってIPv6が注目されるようになり、IPv6によるインターネットも急激に拡大していきました。 2011年当時の段階では、世界中のインターネットユーザが利用しているインターネットプロトコルはIPv4でしたが、2017年の段階ではIPv6普及率が50%を超える地域も登場しています。 Apple社が、2016年

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    ytkibk 2017/12/01
  • iOS 8配信におけるApple独自CDN活用範囲:Geekなぺーじ

    先月、iOS 8の配信を行うためにApple独自CDNが活用されました(参考)。ただし、iOS 8の配信全てがApple独自CDNのみで行われたわけではありません。 インターネットの構造に関する調査研究をされているNTTコミュニケーションズ 技術開発部 亀井聡氏に当時の計測結果を伺いました。 計測環境 亀井氏は、日におけるインターネット構造の現状を計測する調査研究をされています。 その計測手法は非常にシンプルです。日国内各地でISP契約を行い、そこからtracerouteやdigなどを行い続けるというアクティブ測定です。計測用パケットを送信することを主目的とした回線を日各地で契約して、そこから見えるものを見続けるというものです。 現在、日国内150ヶ所にprobe地点が設置されています。 digコマンドによる活用CDN計測 CDNを実現するための手法としてDNSが活用されることもあ

  • DNSキャッシュポイズニングの基本と重要な対策:Geekなぺーじ

    2014年4月15日に公開されたJPRSの緊急注意喚起に続き、中京大学の鈴木常彦教授によるDNSキャッシュポイズニングに関する技術情報が公開されました。 今回公開された技術情報に書かれている内容には、DNS質につながるさまざまな要素が関係しており一回で書ききれるものではなく、また、書いている側(私)も、それぞれの要素技術について勉強しながら理解しつつ進めていかないと混乱してしまうということが良くわかったため、これから数回に分けて徐々に書いて行くことにしました。 ということで、今回はまず、そもそもDNSキャッシュポイズニングとは何かということと、JPRSの注意喚起に書かれているUDPソースポート番号のランダム化(ソースポートランダマイゼーション)の概要、そしてなぜそれが重要なのかという点について解説します。 DNSキャッシュポイズニングとは インターネットで通信を行うとき、各機器同士は通

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    ytkibk 2014/04/25
  • 前代未聞?RFC 7158が一瞬で廃止されてRFC 7159に!:Geekなぺーじ

    3月2日より、ロンドンにてIETF 89が開催中ですが、IETFでRFC 7158が一瞬で廃止されるという珍事が発生しました。 どうも、2014年3月と記載すべきところを2013年3月としてしまったので、それを修正するためにRFC 7159が発行され、RFC 7158は即座に廃止されています。 RFC 7158とRFC 7159のdiffを見ると、見事に2013と2014の違いしかありません。 しかし、「当にこれだけの違いで大丈夫なの?」と思える部分もあります。 たとえば、「Status of This Memo」Errataを記載する部分がRFC 7159において、Errataを「http://www.rfc-editor.org/info/rfc7158」としているのですが、正しくは「http://www.rfc-editor.org/info/rfc7159」だと思われます。 また

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    ytkibk 2014/03/04
  • Geekなぺーじ : 長野の空を飛ぶLISP実験

    Lispと言えば言語を連想される方々も多いと思いますが(参考1、参考2、参考3)、最近はLISP(Locator/ID Separation Protocol)というプロトコルがIETFで盛り上がっています。 Locator/IDをテーマとしているクセに、そのプロトコルのロケータである筈の名前が恐ろしく紛らわしいという点に微妙な疑問を感じつつも、このLISPは面白いプロトコルだと思います。 LISPは名前の通り、ロケータとIDを分離するものです。 考えの根としては、先日紹介したNSFの新プロジェクトで研究されているNDN(Named Data Networking)/Contents Centric Networkingに近いとも言えそうです(参考:未来インターネットアーキテクチャ)。 しかし、LISPとNDNの大きな違いは、かなり先の未来を想定しているNDNと比べるとLISPの方が地に

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    ytkibk 2013/11/19
  • フランス政府、広告ブロック停止を命令:Geekなぺーじ

    フランス第二位のISPであるFreeが提供するルータの新機能に広告ブロック機能が含まれており、その機能がデフォルトONになっていた話題の続報です。 NYTimesによると、フランス政府がFreeに対して広告ブロックを停止するように命令したとこのです(記事中に「order」とあるので、要請ではなく命令だと思います)。 France Rejects Plan by Internet Provider to Block Online Ads NYTimesの記事によると、デジタル経済大臣のFleur Pellerin氏が、Freeがユーザに対してインターネットに対するフルアクセスを提供することを説得したとあります。 NYTimesの記事は全体的に、今回の問題をネットワーク中立性議論と絡めて語っています。 Freeは、Googleなどのコンテンツ事業者によるトラフィックを運ぶための負担をしなければ

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    ytkibk 2013/01/08
  • World IPv6 LaunchとNTT IPv6閉域網を巡る駆け引き - DNSでのAAAAフィルタ:Geekなぺーじ

    今年に入ってぐらいから各種方面で話題として登場することが増えているNTT IPv6閉域網フォールバック問題ですが、実は単なる技術的な問題というわけではなく、ある種政治的な「駆け引き」であるというのが私の感想です。 多くの方々にとっては「World IPv6 Launchが開催されて、それ以降はフレッツ光ユーザが困る」ぐらいのイメージだと思いますが、実はもう少し複雑です。 NTT IPv6閉域網フォールバック問題に対してどう対処するのかは、コンテンツ事業者、ISP、JAIPA、NTTによる一種の駆け引きとなりつつあります。 実は、この話題に関して結構多くの公開情報があるのですが、あまりそれらをまとめて語っている記事がなさそうなので書いてみました。 2011年のWorld IPv6 Dayの評価 今年の6月6日に行われる予定のWorld IPv6 Launchを巡る駆け引きを知るには、昨年行わ

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    ytkibk 2012/04/09
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