いよいよハロウィンという時期のアメリカでは、目を覆うような残虐で陰惨な事件が起きたとしても、「どうせハロウィンの悪戯だろう」と言って人々が素通りすることがある。このたびはニューヨークでそうした事件が起きたようだ。 ニューヨーク州ロングアイランドで28日夜、首のない女性の遺体が発見された。現場は血の海と化していたものの、多くの住民がハロウィンならではの光景と受け止めて素通り。通報すらしなかったことから、人々の間では「ハロウィンの悪ふざけもほどほどにしなければ、この時期に凶悪犯罪が集中するような時代が来る」との声もあがっている。 ナッソー郡ファーミングデールの住宅地で発見されたその女性の遺体。身元の確認が急がれていたが、その後にファーミングデール州立大学で言語学を教えているパトリシア・ウォード教授(66)と判明。また、その直後に近くを走るロングアイランド鉄道の電車に飛び込んで自殺を図った男があ