岡田監督、杭州緑城と14年まで再契約 中国スーパーリーグ・杭州緑城の岡田武史監督(56)が7日、特任教授を務める城西国際大(千葉・東金市)で講演。杭州とは新たに14年までの2年契約を結んだと明かし、来季の目標はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)出場権を得られる4位以内と明言。2年目の契約は、15万ドル(約1230万円)の違約金を払えば破棄できるが、「日中関係がこういう時だからこそ投げ出せない」と全うする決意だ。 今季は残留争いの末に11位も、文化や習慣の違いを克服して固い団結力を手にした自負がある。講演後は新外国人選手の見極めのため、成田空港からブルガリアへ直行。日本での休暇は年末年始の数日間だけという忙しさという指揮官は「僕らの仕事はめちゃくちゃ働くか、ずっと休みかですからね」と笑ってキャンパスを後にした。