往路を終えて射程内だと思われた2分39秒差が想像以上に重かった。東洋大は2年連続の総合優勝を逃しただけでなく、日体大に差を4分54秒にまで広げられる完敗の準優勝。酒井監督は「私の責任でもあり自分たちの甘さを痛烈に感じる」と終始険しい表情だった。 思惑とは裏腹に、懸命に追っても日体大の背中は遠くなる一方だった。 6区は前回同区で区間賞の市川。しかし山下りのスペシャリストは、最初の5キロで一気に2分9秒まで詰め寄ったオーバーペースがたたり、たすきリレーの時点では2分22秒差とされた。 すると悪い流れが伝染した。7区高久も粘れず2分51秒差。さらに昨年8区で区間賞に輝き、快走が期待された大津もペースが上がらず3分12秒差。服部、冨岡も本来の走りではなく追い上げるどころか結果的に7区以降の毎区間で離された。 過去3度の総合優勝時はいずれも復路1位スタートだっただけに、市川は「主導権を握るこ
2013年1月2日(水)/14:10キックオフ/神奈川・ニッパツ三ツ沢球技場/観客14500人/試合時間80分 桐光学園 4(3-0、1-2)2 四日市中央工 <得点者> (桐光学園) 前半25分 市森 前半35分 野路 前半36分 野路 後半29分 橋本 (四日市中央工) 後半13分 坂 後半15分 坂 前半は風上に立った桐光学園が、(11)市森の先制点で勢いに乗った。35分には(9)野路が予測を誤ったGKを射抜くように追加点を挙げるなど前半で3点のリードを得た。しかし、後半に入ると四日市中央工が逆襲。いずれも左CKからDF(4)坂が連続ゴールを挙げて1点差に詰め寄った。しかし、風下でも巧みな戦い方を見せた桐光学園が、相手のサイドを攻略。後半29分にダメ押しゴールを奪い、勝敗を決定づけた。 強風に翻ろうされた一戦だったが、風下での戦い方に差が出た。桐光学園は前半に風上を選択。佐熊裕和監督
2013年1月2日(水)/12:05キックオフ/千葉県・フクダ電子アリーナ/観客9829人/試合時間80分 立正大淞南 7(3-0、4-1)1 八千代 <得点者> (立正大淞南) 前半19分 浦田 前半21分 田路 前半29分 甲斐 後半9分 坂口 後半20分 坂口 後半23分 坂口 後半25分 甲斐 (八千代) 後半13分 附木 アグレッシブに仕掛けた八千代だったが、前半19分の(16)浦田の先制点により、一気に流れを立正大淞南がつかんだ。攻撃面だけでなく、運動量、寄せの早さ、球際の強さでも八千代を上回り、前半だけ3-0と大量リード。後半にも(11)坂口のハットトリックなどで7ゴールを奪い完勝を収める。八千代は持ち味を発揮し切れず、後半13分に(4)附木が1点を返すのみに終わった。 キックオフ直後、八千代は鋭いプレッシングでボールを奪い取り、そのままショートカウンターに転じた。フィニッシ
第91回全国高校サッカー選手権大会 1回戦 旭川実-米子北 2013年1月2日(水)/14:10キックオフ/千葉県・フクダ電子アリーナ/観客5794人/試合時間80分 旭川実 0(0-0、0-0、4PK2)0 米子北 米子北の鋭いカウンターに苦しめられた旭川実だが、県予選から通じて無失点の守備力でバイタルエリアを封鎖。前半37分には米子北の(23)小川暖が右ワイドから放ったミドルがポストに当たるなど強運にも助けられた。一方で旭川実の攻撃もほとんどアタッキングサードまで進出できず。終盤にボランチのキャプテン(10)奈良創平が得意の左足で狙うが、わずかにゴールをそれた。米子北も後方から攻め上がった(5)竹内修のクロスから、エースの(10)加藤潤也がシュートするも惜しくも決まらず。スコアレスドローで突入したPK戦は3人目を後攻の米子北(4)谷口智也、直後の4人目に旭川実(3)石井源が失敗したが、
12月16日、Jクラブユース界きっての名門・サンフレッチェ広島ユースが、東京ヴェルディユースを4−1と一蹴し、ユース年代の最高峰の大会である高円宮杯で3連覇という金字塔を打ち立てた。 「3年生の頑張りという伝統が今日も生きた。ウチは春先は全然ダメで、秋以降に上がってくるチーム(笑)。寮生活の中で、仲間との意識が育まれ、最終的には3年生が下級生を引っ張ってくれることで、チームが一丸となれる」 試合後の記者会見で、森山佳郎監督は勝因をこう話した。広島ユースの伝統はまさに“団結力”で、それをもたらしているのは、Jユースでナンバーワンの就任年月を誇る、森山監督以外にほかならなかった。 広島ユースを今の地位に導いたもの。それは森山監督のパーソナリティーそのものと言っていい。「自分はいつもバカポジティブ」と口にするように、森山監督は現役時代から、明るく前向きで、常に戦う闘志を前面に押し出す陽気な
第91回全国高校サッカー選手権の1回戦が、31日に各地で行われた。 青森代表の青森山田と滋賀代表の野洲の一戦は、1-1からPK戦に突入。4-2で制した青森山田が勝利した。2回戦では、東京A代表の修徳と対戦する。また、兵庫代表の滝川ニは、山形代表の山形中央を2-0で下した。なお、2回戦は1月2日に行われる。 旭川実(北海道代表) 0-0(PK 3-2) 大津(熊本県代表) 西目(秋田県代表) 1-3 米子北(鳥取県代表) 東邦(愛知県代表) 0-0(PK 3-5) 鵬翔(宮崎県代表) 帝京大可児(岐阜県代表) 1-0 和歌山北(和歌山県代表) 青森山田(青森県代表) 1-1(PK 4-2) 野洲(滋賀県代表) 修徳(東京都A代表) 2-0 鳴門(徳島県代表) 創造学園(長野県代表) 2-3 香川西(香川県代表) 常葉学園橘(静岡県代表) 0-0(PK 4-5) 長崎総科大附(長崎県代表) 前
第92回全国高校ラグビー大会(12月27日~来年1月7日・花園ラグビー場)の大会実行委員会は26日、東西のシード13校を発表し、埼玉代表で5年連続6度目出場の深谷が東のBシードに初めて選ばれた。 深谷は2月の関東高校新人大会で5位に入り、4月に熊谷で行われた第13回全国高校選抜大会に6年ぶりに出場。1次リーグで近畿新人大会王者を下すなど8年ぶりのベスト8入りを果たした。6月の関東高校大会では実力2番手グループのB組で3位。今月17日の埼玉大会決勝では浦和を22―7で下し、初のシード入りが期待されていた。 シードの深谷は12月27、28日に行われる1回戦がなく、30日の2回戦から登場する。一つ勝てばベスト16で、来年1月1日の3回戦進出。もう1勝すればチーム初のベスト8入りとなる。 ほかのシード校は西のAシードに史上3校目の4連覇を狙う東福岡と前回大会4強の常翔学園(大阪第1)、東は今大会最
久喜市鷲宮地区で28日に開催されるオタク対象の"婚活"パーティー「オタ婚活」(埼玉新聞社協力)に応募者が殺到、男女各20人の定員に全国から計501人の申し込みがあった。主催する鷲宮商工会青年部事務局は「予想をはるかに超える反響にびっくり。次回の開催も検討したい」と話している。 アニメや漫画で人気の「らき☆すた」の舞台として有名になった鷲宮地区。訪れるオタクから「結婚や恋愛に興味があるが、出会いがない」といった声が出て、初めて企画された。 10月19日から今月5日にかけて参加者を募集。男性は何かしらのオタクである人、女性はオタクもしくはオタクに理解がある人が条件だった。当初は「鷲宮に来るファンはほとんど男性。女性が集まるか心配だった」として、参加費を男性8千円、女性無料に設定。ところが「男女差別だ」などの声もあり、男性6千円、女性千円に修正した。 定員割れを危惧(きぐ)し、オタクが集まる秋葉
名称 平成24年度 第91回全国高等学校サッカー選手権大会 主催 公益財団法人 日本サッカー協会、公益財団法人全国高等学校体育連盟、民間放送43社 後援 文部科学省、読売新聞社、東京都教育委員会、神奈川県教育委員会、埼玉県教育委員会、 千葉県教育委員会、横浜市教育委員会、相模原市教育委員会、さいたま市教育委員会、 市原市教育委員会、千葉市教育委員会 主管 公益財団法人東京都サッカー協会、東京都高等学校体育連盟、 社団法人神奈川県サッカー協会、神奈川県高等学校体育連盟、 公益財団法人埼玉県サッカー協会、埼玉県高等学校体育連盟、 公益社団法人千葉県サッカー協会、千葉県高等学校体育連盟 期日 2012年12月30日(日)~ 2013年1月14日(月・祝) 会場 <東京>国立競技場、江戸川区陸上競技場、駒沢陸上競技場 <神奈川>ニッパツ三ツ沢球技場、相模原麻溝公園競技場 <埼玉>埼玉スタジアム20
第91回全国高校サッカー選手権大会の組み合わせ抽選会が19日に行われた。 抽選の結果、1月2日の2回戦で神奈川県代表の強豪、桐光学園高校と前年度準優勝の三重県代表の四日市中央工業高校の対戦が決まった。 ■桐光学園高校、佐藤健太主将 「日本一が目標なので、自分たちのサッカーをして戦いたいです。日本一を取るには、強いチームとの対戦が待っている。それが早いか後かということだと思うので、初戦でしっかりと四日市中央工業を倒して、はずみをつけたいです」 ■四日市中央工業高校、田村大樹主将 「昨年は昨年、今年は今年のチームなので、チャレンジャーのつもりで頑張りたいと思います。自分たちの攻撃力は強みですし、優勝が目標です」 [写真]=足立雅史
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