ソニーコミュニケーションネットワーク(SCN)が,関連会社のSentivision(センティビジョン,本社:東京都品川区,社長:明瀬洋一氏)と共同開発したSTB(セットトップボックス)を使う動画配信サービスの開始に向けて,着々と準備を進めている。SCNはセンティビジョンと2006年4~6月に,13社のコンテンツホルダーの協力を得て,このSTBを使ったVOD(ビデオ・オン・デマンド)サービスの実証実験を実施した。SCNはこのSTBを組み込んだテレビ受像機やDVDプレーヤーなどを家電メーカー各社に製造してもらい,その購入者が同サービスを利用できる環境を整えようと考えている。SCNはVODサービスの開始時期を未定としているが,家電メーカーがSTBを組み込んだ製品を市場に投入するまでの準備期間を考慮すると,同サービスの開始時期は2007年ごろになりそうだ。 センティビジョンと共同で開発したSTBは
韓国で固定通信最大手のKTと携帯電話最大手のSKテレコムは6月30日,韓国版モバイルWiMAX(IEEE 802.16e)である「WiBro」(ワイブロ)の商用サービスを開始した。時速60kmで移動しながらでも,ADSL(asymmetric digital subscriber line)並みのブロードバンド接続を実現する。 提供する端末は,両社ともPCカード型端末。ノート・パソコンに接続して,インターネット接続用途に利用することを想定している。端末価格は,KTが27万ウォン(約3万3000円),SKテレコムが約30万ウォン(約3万6000円)。両社とも10万ウォン(約1万2000円)を補助するとしているため,実質的なユーザー負担は日本円で約2万円強となる。端末メーカーについては,SKテレコムがサムスン電子製であることを公表している。 KTは,今後の端末ロードマップも同時に公表した。20
「Software is Service」、「これからはサービスの時代」、このブログを通しても何度も引用してきた言葉だが、肝心の「なぜサービス型のビジネスモデルにシフトすべきか」という話をきちんとしていなかったとことに気がついた。そこで、今日は私の知り合いが経営しているTellmeを題材に、そのあたりを掘り下げてみようと思う。 Tellmeは、ネットバブルの真っ只中の1999年に作られた、VoiceXMLをサービスとして提供するシリコンバレーの会社である。VoiceXMLは、電話の自動応答サービスの構築のために標準化されたマークアップ言語で、商業サービスよりも先に標準化が先行したために、Tellme以外にも複数の会社が名乗りを上げ、あっという間にブラウザーのようにコモディティ化が起こりそうに見えた。しかし、その中でTellmeだけがそれを、年商1億ドル(110億円強)の黒字ビジネスに育てた
米EMCは米国時間6月29日、米RSAセキュリティを現金で買収することで両社が基本的に合意したことを発表した。 EMCはRSA株を1株28ドルで購入、買収額は約21億ドル弱となる。買収手続きは2006年第3四半期末あるいは第4四半期初めに完了の予定。発表では、これによりRSAセキュリティはEMCの情報セキュリティ部門となり、RSAセキュリティの社長兼CEOであるアート・コビエロ(Art Coviello)氏はEMCの上席副社長兼情報セキュリティ部門プレジデントに就任するとされている。 米国時間6月29日17時半よりEMCが実施したカンファレンスコールで、EMCの会長、社長兼CEOであるジョセフ・トゥッチ(Joseph Tucci)氏はこの買収の目的を、「情報ストレージと情報保護、情報セキュリティ、そして情報インフラの制御・連携をシームレスに統合する企業が、テクノロジ市場における圧倒的な勝者
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く