人生を退屈にするか、面白くするかは、「現実」が決めるのではありません。 「考え方」が決めます。(「プロローグ」より) そして、人の心の流れは「出来事」→「思考」(考え方、捉え方)→「感情」→「行動」→「相手の反応」→「結果」という順序で流れて現実に影響を与えるもの。つまり「結果」を変えたいなら、この流れのどこかを変えればいい。そして、起きた出来事をどう捉え、どう考えるかという「思考」が変わると、「感情」に変化が起き、「行動」に違いがあらわれ、「相手の反応」が変わり、「結果」(現実)が変わっていく。 そう主張するのは、『ものの見方検定――「最悪」は0.1秒で「最高」にできる!』(ひすいこたろう著、祥伝社)の著者。心理カウンセラー資格を持ち、『3秒でハッピーになる名言セラピー』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などのベストセラーを生み出してきた人物です。 とはいえ、私たちはついマイナス方向に