いよいよ本格化する大学生の就職活動。近年、就活生のSNS活動を重視する企業も増えてきた。とりわけ人事から大きな関心を集めるのがFacebook、実名が基本だから採用時に参考にするのも当たり前の時代だ。 では、人事は就活生のFacebookのどこに注目しているのだろう。就活エージェントの働木鯛造氏は「ずばり交友関係です」と断言する。 「発言の内容自体は非公開になっている場合もあるし、公開していても当たり障りのないことしか書いていない場合が多い。しかし隠し立てができないのが『友達』欄」 働木氏によると、Fcebookでつながる「友達」の数それじたいにはあまり意味がないという。 「最近の学生はみな数十人以上の『友達』を持っています。極端に少ないというのでなければ、数の大小は問題になりません。それよりも、人事が見ているのは『友達の質』です」 採用の合否を決定するのは「大学入学前の友達数」。 「人事