「母の日」の8日、東京・西東京市で子どもたちが、母親世代の女性などに振り込め詐欺に遭わないよう呼びかける催しが行われました。 子どもたちは駅の利用者や買い物に訪れた女性などに「振り込め詐欺に遭わないようにしてください」と声をかけながらお守りを配って注意を呼びかけました。 警視庁によりますと、ことし都内で起きた振り込め詐欺などの「特殊詐欺」の被害は、おとといまでに592件、被害額は17億円余りに上り被害に遭った人のおよそ7割が60歳以上の女性だということです。 参加した小学6年生の女の子は「家族の中で合言葉を決めて振り込め詐欺に遭わないようにふだんから心がけています」と話していました。 51歳の女性は「きょうは母の日で、いい機会なので母親に電話をしてだまされないように声をかけようと思います」と話していました。