全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)によるストライキが、正式に終結を迎える。SAG-AFTRAの交渉委員会は、全米映画テレビ製作者協会(AMPTP)との新たな3年契約について暫定合意に達したと発表。約118日続いたストライキは、2023年11月9日午前0時1分(現地時間)をもって終了する。 米Deadlineによれば、SAG-AFTRAの交渉委員会は11月8日(現地時間)、全会一致で新契約に合意。具体的な内容は、10日に契約が理事会に提出される際に明らかになる見込みだ。 今回の暫定合意は、11月3日にスタジオ側が提示した「最後で最良の、最終オファー」を受けてのもの。そこには最も視聴されたストリーミング番組に出演する俳優へのボーナス増額が含まれていた一方、SAG-AFTRA側の優先事項である各ストリーミング・プラットフォームからの収益の分配などは含まれていなかった。 SAG-AFTRAの交