ホンダ・リサーチ・インスティチュート・ジャパンと島津製作所、国際電気通信基礎技術研究所(ATR)は、考えるだけでロボットを制御できる「ブレイン・マシン・インタフェース」(BMI)技術を開発したと発表した。 脳波計と近赤外光脳計測装置を併用し、脳活動に伴う電位と血流の変化から情報を抽出する新技術を開発した。 被験者の頭部に、脳波計と近赤外光脳計測装置を装着。「右手」「左手」「舌」「足」のうち1つを使用した運動をイメージしてもらい、脳波と脳血流の変化を同時に計測してリアルタイムに解析し、被験者のイメージを判別する。 解析結果は、ホンダのロボット「ASIMO」に送信し、結果に応じてASIMOが手や足を挙げるなどの動作を行う。実験では、世界最高水準となる90%以上の正答率を達成したという。 ATRとホンダは2006年、fMRI装置を使ったBMI技術の開発に成功しているが、今回はfMRI不要で、従来
3D動画技術を取り入れたデジタルサイネージが中部国際空港に設置される。3D動画を活用したデジタルサイネージの導入事例は、国内ではめずらしい。 日本ユニシスは3月30日、3D(3次元)動画表示技術を搭載したデジタルサイネージ(電子看板)を中部国際空港(セントレア)に設置し、情報配信と効果の検証を開始した。実証実験は3カ月間実施する。 同実験では、3D動画表示装置を備えたキオスク端末を設置し、3D動画コンテンツを放映する。3D動画は、専用のメガネを掛けなくても見える仕組みで、前方90センチに表示する。タッチパネルには空港内の店舗の情報を表示し、そこで使えるクーポンを配信する。 キオスク端末に配信するコンテンツは、日本ユニシスのサーバからオンデマンドで配信。配信管理ソフトには、SCALAのコンテンツ管理システム「Scala」を使う。実験で採用した米Provision Interactive Te
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