近頃、若い男性の中には化粧品を持ち歩く「化粧ポーチ男子」がいるそうだが、実は、美容に関心を寄せるのは若年層だけではない。なんと今、「スキンケアおじさん」も急増中らしいのである。 【詳細画像または表】 男性用フェイスケア市場は、ニベア花王によると、2004年の約77億円から、2015年には100億円規模へと拡大しているという。そんな中、順調に売り上げを伸ばしてきたのが、同社が2002年に発売した「ニベアフォーメン」だ。 30代~50代のビジネスマンをターゲットにしたスキンケアブランドで、2013年~2015年現在、遂にシェアトップへと躍り出た(インテージSRI 男性用フェイスケア市場 2013年1月~2015年12月 ニベアフォーメンブランド(金額シェア)。2015年9月には「ニベアメン」へとブランドをリニューアルしてさらに勢いづき、12月半ばには金額シェアが約3割までアップしたという。