千葉市花見川区の会社員ら男性3人が佐倉市内で希少なヘビ「シロマダラ」を発見し捕獲に成功した。県立中央博物館(中央区)によると、シロマダラは県内全域に生息しているが、夜行性のため目撃例は少なく、捕獲もめったにないという。 捕まえたのは花見川区の会社員、竹内廉さん(21)、同、越後玄杜さん(21)、八千代市の会社員、露木汰公さん(21)。11日午後7時ごろ、佐倉市下志津の佐倉西高校近くで体長約50センチのヘビを見つけた。 画像を見た同館の担当者は「真っ黒な模様からシロマダラの成体で間違いない」。成体でも全長30~70センチの小型種・シロマダラは生息数が減っており、県のレッドデータブックに記載されている。毒はない。 竹内さんら3人は幼なじみ。いずれもヘビ好きで、週末などには“ヘビ探し”に行くという。竹内さんは「5年ほど探しているがシロマダラを見つけたのは初めて。まさか捕まえられるとは」と笑顔で話