今月2日に、東京など関東地方を中心に夜空に“火球”現象が見られましたが、その火球の破片の一部が千葉県内で見つかり、隕石と確認されたと国立科学博物館が発表しました。 破片の一部が見つかったのは千葉県習志野市のマンションの敷地内で、火球が目撃された日の朝に、マンションの住民が玄関前の廊下に破片が落ちているのを見つけたということです。2日後には、中庭でも破片が見つかりました。 見つかった2つの破片の重さは63グラムと70グラムで、調査した国立科学博物館によりますと、宇宙線生成核種からのガンマ線が検出されたことで、隕石と確認されたということです。国立科学博物館は、今後、国際隕石学会に「習志野隕石」として登録申請をする予定だとしています。