ビッグデータという言葉が流通する以前から大量のデータを収集する技術やその分析に注力してきましたが、正直なところ、長い間泣かず飛ばずでした。最近になって成果を得られ始めたのは、ビッグデータを活用するポイントが見えてきたから。われわれは10年間、それに反することをして、ことごとく痛い目にあってきました(笑)。 最初に理解しなければいけないのは、ビッグデータはこれまでのデータと扱い方がまったく違うということです。人間の能力では、大量のデータの概要どころか、ほんの表面のごく一部すら把握できません。ところがビッグデータ以前のデータの活用法は、「人間が仮説をつくり、コンピュータで検証させる」というのが基本。できるはずがないんです。 そこで大切になるのは「人間が仮説をつくらず、コンピュータに仮説をつくらせる」という発想の転換です。これも含めて、私は「ビッグデータ活用のための3原則」をまとめています。 第
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