様々な種類のジャガイモ 歴史的に重要な主食であるスペルトコムギの未加工の種子 主食(しゅしょく)とは、副食の対義語、対比概念[1]。日常の食事の中心になる食物[2]。飯、麺類、パンなどのこと[1](大抵は穀類を調理したものの名称)。 小麦、大麦、トウモロコシ、エンバク、ライムギなどの禾穀類(かこくるい)が主食となっている国々や地域が多い(ヨーロッパ、南アメリカ・北アメリカ、中国など)が、イネが主食となっている国々や地域も少なくない(主として東南アジア)[3]。その他に、各種豆類(大豆等)、果実類(プランテン、パンノキ)、サゴ等を主食にする人々も。だが、ノルウェーの人々のように何世紀にもわたり魚類を主食に生きてきた人々や、イヌイット(エスキモー)のように狩猟で得た生肉を主食として生きてきた人々もいる。 主食は日常の食事の中心になる食べ物である。それぞれの国や地域においてどの作物が主食に選ばれ