「男は仕事,女は家庭」。あまりにも広く知られた性役割規範ですが,日本はこれを肯定する度合いアが高い社会です。しかし,近年のジェンダーフリー教育(啓発)の効果もあってか,昔に比したら,こうした偏狭なジェンダー観を肯定する者は少なくなってきています。 ただ,これを否定するオトコに向けられる,世間の眼差しというのは,どういうものでしょう。「軟弱」とか「ヒモ」とか,心ない言葉が浴びせられるかもしれません。 男性は「バリバリ仕事をする」以外の選択肢をなかなか持てない。「バリバリ仕事をしたい」と思わない男性は,自己肯定意識が低い,鬱屈感が強い・・・。本田教授は,こうした傾向を指摘されていますが,そういう面もあろうかと思います。
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