「いや、いいんですけど、値段ですよねぇ……」 PC/IT業界に長いジャーナリストはそう残念がった。日本マイクロソフトが11日に開催した、同社の2in1パソコンSurfaceシリーズ新製品「Surface Go」発表会でのことだ。Surface Goは重さ522g、薄さ8.3mmというシリーズ最薄最軽量にあたる10型のコンパクトモデル。日本では8月28日に発売する。 小さなパソコンは日本人好みだ。 同社でも日本はSurface Goにとってとくに重要な市場という位置づけで、発表会を開催したのも日本だけだった。同社代表取締役の平野拓也社長は製品の出来に自信を見せ、「昨年は正直かなり右肩上がりにきた」というSurfaceの販売において「去年の1.5倍にあたる50%増しの売上をめざす」と息巻いていた。 ただし発表されたSurface Goの市場想定価格は一般向けが6万4800円からだった(教育向け
