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ブックマーク / creativecommons.jp (8)

  • 学術出版物を「改変禁止」ライセンスで共有することが不適切である理由

    Brigitte Vézina 2020年4月21日 オープンアクセス(OA)の利点は疑いようがなく、すべての学術分野および科学研究においてさらに明白になっている。学術出版物(*1)を自由かつ開かれたかたちでアクセスし、再利用も可能にすることで著者が広く認知されやすくなり、資金提供者による投資の効果が大きくなり、他の研究者および社会全体がアクセスできる知識が増える。このようなオープンアクセスの明らかな利点にもかかわらず、研究者の中には、研究公正を保護するためという誤った信念から、自身の研究論文をより制限の強いライセンスで公開している者がいる。 不正行為、複製、盗用、エッセイ・ミル(レポート作成会社)の利用などといった、学術におけるあらゆる不正は、世界中の学術コミュニティにおいて重大な問題であることは間違いない。しかしこの問題はデジタル技術や(CCライセンスなどの)オープンライセンスが登場す

  • 2012年夏学期も「デジタル時代の著作権とオープン化」の授業を担当します - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

    2010年度、2011年度に引き続き、2012年度も、「デジタル時代の著作権とオープン化」という授業を、クリエイティブ・コモンズ・ジャパンの野口祐子と渡辺智暁で担当します。 2012年度は、これまでの東京大学情報学環教育部の授業ではなく、東京大学が今年度から立ち上げた大学院横断型教育プログラムのひとつである「デジタル・ヒューマニティーズ」プログラムのうちの関連科目のひとつとなり、主に大学院の学生が履修する講義になりました。東京大学が、クリエイティブ・コモンズのような考え方がこれからのデジタル・ヒューマニティーズを考える上で重要だと評価してくださっていることは、とてもうれしいことです! 今回も、授業のスライドを可能な範囲でアップしていきます。 第1回:講義の狙い、著作権の仕組み等 (担当:野口)(資料) 第2回:例外規定、裁定制度、利用主体は誰か?(担当:野口)(資料)

    yuiseki
    yuiseki 2012/06/22
  • オープン・ガバメント – クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

    今回は、相互性・共有性を確保することを目的に、オープンシステムと協調性のあるテクノロジーの採用を公的機関に促す取り組み“Civic Commons”についてご紹介したいと思います。Civic Commonsは政府構成にとっての基盤・知識・ツールセット、必要に応じて(データやプロジェクトホスティングのような)技術的な基盤を供給し、共通の “市民のためのテクノロジー” とプロトコルの発展を促しています。 オープンかつ共通のテクノロジーは経費を削減し、公的サービス・透明性・市民参加・運営効果の向上をもたらすことが期待されます。 2012年になり早5ヶ月。時間の流れと共に、Civic Commonが昨年行なった活動・学んだ事、そして次なるステップについて考えたいと思います。 昨年は多忙な1年でした。Code for AmericaとOpenPlansの間の非公式パートナーシップとして、ゆっくりとス

    オープン・ガバメント – クリエイティブ・コモンズ・ジャパン
    yuiseki
    yuiseki 2012/05/14
  • あなたの街で、オープン・ガバメント政策が採択されるには - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

    [caption id="attachment_4118" align="alignleft" width="300" caption="Image by opensource.com"][/caption] ローリー(ノースカロライナ州)-市議会はオープン・ソース政策を採択しました このたび、ローリー市議会は今月7日、オープン・ソース・ソフトウェアやオープン・データの利用の促進を目的とした、オープン・ソース・ガバメントを採用する決議を満場一致で採択しました。 目標達成までのプロセスにおいて、この決議は所有権を主張できるソフトウェアと同じフィールドに、オープン・ソース・ソフトウェアを置くという内容を含んでいます。さらに、市が提供する利用可能なデータを保管するオープン・データ一覧も設置されます。 ローリー市はオープン・ガバメント政策を採決した最初の都市というわけではありません。しかし、ローリ

  • オープン・ガバメント・コミュニティーのまとめ: どこから始めるか? - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

    最近オープン・ガバメントの動きについて興味を持った人は、何から始めたらよいのでしょうか?そして、すでに活発な活動を行っているコミュニティーのどれに参加すれば、興味と情熱を注ぐことができるでしょうか?今回はこのような疑問の答えとなるopen source.comからの記事をご紹介したいと思います。 現在、Code for AmericaからThe Sunlight Foundation、GovLoopからCityCampのようなものまで、多種多様なオープン・ガバメント・コミュニティーが存在します。では、具体的に政府の透明性・協力・関与・オープン・データに取り組んでいる組織一覧はどこで見つけることができるのでしょう?これまで最適なものが存在しなかったと思います。 そこで、Online TownhallsのCEOであるLucas Cioffi氏はオープン・ガバメント・コミュニティーの情報をまとめ

  • 4/13にDOMMUNEにて特別番組、「CC0 CC4.0 RELEASE SPECIAL!CCの航海、コモンズの現在地!!」配信を行いました。

    4/13(水)19時よりDOMMUNEにてクリエイティブ・コモンズ・ジャパン presents 「CC0 CC4.0 Release Special!CCの航海、コモンズの現在地!!」の配信を行いました。出演者、関係者の皆様、ご覧いただいた皆様ありがとうございました! 2時間のトークプログラムとなった今回の番組では、ドミニク・チェン、原雅明、高橋幸治、上世海の4名をトークゲストにお迎えし、CCライセンスを用いた過去の音楽イベントの歩みから最近のインターネット環境の変化、また現在の環境下でいかに創造性を誘発していくかについてなど、CCライセンスそのものには限定されない幅広いトークが繰り広げられました。今回の番組が現状を認識し、今後の自由な作品の流通を考えるきっかけに少しでもなっていれば幸いです。 番組中に投稿されたtwitterをこちらにまとめていますのでぜひ当日の雰囲気を感じてみてくださ

    4/13にDOMMUNEにて特別番組、「CC0 CC4.0 RELEASE SPECIAL!CCの航海、コモンズの現在地!!」配信を行いました。
    yuiseki
    yuiseki 2012/04/08
  • NASAが、オープンソース・コミュニティの共有と協働を目的として、code.nasa.govを開始しました - クリエイティブ・コモンズ・ジャパン

    [caption id="attachment_4251" align="alignleft" width="300" caption="Image by opensource.com"][/caption] 昨年のオープン・ガバメント計画の発表、そしてオープンソース・サミットに続き、NASAが “オープン・ソースに関する活動の持続・一体化・拡張” を目的としたcode.nasa.govを開始しました。 このウェブサイトは、まだ “初期のα版” ではありますが、NASAのオープンソース計画を閲覧することができます。その他にも、どのようにNASAはオープンソースに貢献しているか?そして、皆さんがソースのオープン化に貢献したいと考えた際、何から始めたらよいか?といった情報も知ることができます。ウェブサイトには数々の計画が掲載されており、現在そのうちの4つ(2012年3月26日現在では7つに増え

    yuiseki
    yuiseki 2012/03/27
  • 【CCPLv3.0】著作者人格権(同一性保持権)に関する議論

    CCライセンスv3.0の2つ目の論点は、著作者人格権の取り扱いです。 日版のCCライセンスでは、すでに、著作者人格権については、名誉声望を害するような改変の場合には同一性保持権が行使できますが、それ以外の場合には行使できない、という整理を行っています。ところが、世界的に見ると、著作者人格権が法律で明記してある国とそうでない国(たとえば米国)があり、法律で著作者人格権についての規定がある国の中でも、CCライセンスで著作者人格権の取り扱いについて言及している国としていない国があり、言及している国の中でも、尊重している国や放棄している国(たとえばカナダ)があることが分かりました。 CCライセンスは、目標のひとつとして、世界中でできるだけ共通の作品の利用ルールを提供することを掲げていますので、このような取り扱いの違いはあまり好ましいことではありません。 さらに、クリエーターの間では、著作者人格権

    【CCPLv3.0】著作者人格権(同一性保持権)に関する議論
    yuiseki
    yuiseki 2006/11/16
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