ほんとに数ヶ月前の話だけど、某従来型メディア企業関係者から「君はヤフーのことをメディアって呼ぶけど、一般的な日本語ではヤフーのことはメディアって呼ばないよ」と言われたことがある。はあ?ヤフーをメディアって呼ばないんだったら、何がメディアだよ。 「メディアというのは自社で記者を抱えて報道する企業のことだ」とその人は言う。「ヤフーは他社からコンテンツを購入してくるだけ。自分たちで報道しないのでメディアではない」。 「でもコンテンツが買えなくなったり値段が高くなって、ヤフーが自分たちでコンテンツを作るほうが安いと判断すれば、間違いなく記者を中途採用して報道に乗り出しますよ」と反論すると「いや、そんなふうにはならないね」と突っぱねる。 あー頭が爆発しそうになる。 はい、証拠。 Talking Points MemoというブログメディアのAndrew Golisのブログをご覧ください。米ヤフーのニュ
これはやっぱスゴイね。日本のサービス事業者が同様のことをケータイ上で展開するのかなって待ってたんだけど、グーグルのほうが早かった。 GoogleアカウントでログインしてGoogle Latitudeを有効化し,同サービスに招待した友人や家族から承認されると,地図に各ユーザーのプロフィール画像アイコンが現れておおよその所在地を示す。 パソコンのiGoogleや,「Android」「BlackBerry」「Windows Mobile(5.0以上)」「Symbian S60」ベースの対応モバイル機器の地図で,友人や家族の居場所を確認できる。現在27カ国で利用可能だが,日本ではまだ提供していない。 (ITpro)(英語の発表文) ケータイはSNS的というか、ソーシャルグラフそのものだし、いつも持ち歩くもんだからこんなサービスに最適。ロケーションベースのサービスってこれから花開くんだろうなあ。次に
1月9日に開催された有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会のパネルディスカッション「モバイル・ブロードバンドビジネスの未来」での夏野剛氏の発言がおもしろかったので、自分用取材メモ(だれかの役に立てればそれもアリなんで公開)。 以下、夏野氏の発言: 「グーグルがやろうとしていることに対して、ほとんどの日本人は誤解していると思う。もしグーグルがアンドロイドでモバイルOSの市場を席巻したいと思っ ているのなら、なぜ対抗するようなアップルのiPhoneにグーグルのgmailやグーグルマップといったサービスを載せているのか。 グーグルの意図は簡単なんです。モバイルでもPC並みにインターネットが使えるようにしたいということだけ。 日本以外の市場では、すばらしいシェアを持っているノキアの端末でも満足なインターネット利用ができないのが現状。みなさん、幻想を抱いていると思うんだけど、(ハイエンド端末に
「テレビCMが効かなくなる」であるとか、「宣伝メッセージを一方的に流すだけでは効果がないようになる」という予測はずいぶん前からあった。「次世代マーケティングプラットフォーム 広告とマスメディアの地位を奪うもの」の中で取り上げた「Total Access」という本の中で著者のレジス・マッケンナ氏は次のように語っている。「商品やサービスが必ずしも消費者の記憶に鮮明に残るものである必要はない。製品やサービスは単に、満足を得るのに十分であり、購入可能な価格帯であり、アクセス可能であり、便利であればいいだけである」 また「情報を流す仕組みや売るための仕組みはプラットフォームのようなものになる」という予測も早くからある。 電通総研の元社長の藤原治氏は著書「広告会社は変われるか」の中でそのようなプラットフォームを「eプラットフォーム」と呼んでいる。 ネットとメディアが融合すると、媒体は1つになる。いま
デジタルサイネージは店頭や街頭のポスターや看板、サインの代わりに薄型ディスプレーを利用したもので、ディスプレーの価格が低下し始めたことから新しい広告媒体としての実用性が高まり米国で広告主の注目を集め始めている。 特に店頭の広告とPOSデータの相関関係をリアルタイムで把握できることから、リアルな店舗での販売という最終目的へのコンバージョン効果を測定できる広告として期待が高まっている。 オンライン広告の分野で広まった結果重視の考え方やそれをサポートする技術が、リアルの店舗にまで波及しようとしているわけだ。 オンライン広告の分野での覇権をめぐる米IT大手の攻防戦が続く中で、デジタルサイネージの分野は今後どのように変化していくのだろうか。世界の4大広告会社グループの1つ、Publicis Groupe傘下のデジタルサイネージ関連のテクノロジー企業MarketForwardの最高技術責任者Ma
デジタル看板というかデジタルサイネージ事業に米アップルが参入したもよう。米アップルのサイトに発表文はなかったが、デジタルサイネージ専門のオンラインメディア英aka.tvが「Apple Start To Flex Their Muscles In The Digital Signage Market」と報じている。 以前取材したことのあるManolo Almagro氏が今朝、「以前アップルが参入を検討しているといううわさがあるって言ったでしょ。実際に動き出したみたいだよ」とメールで教えてくれた。 以前Almagroさんは次のように語っていた。また消費者向けの機器を利用するという手もあります。消費者向け製品は洗練されていますし、価格も低下傾向にあるので、都合がいい。アップルコンピュータ がAppleTVの開発者向けAPIをデジタルサイネージ向けに公開するのではないかといううわさがあります。
ネット業界の暴れん坊、猪子寿之氏率いるチームラボから「チームラボ、今度は、iPhoneに対抗します」と過激な(笑)発表文が送られてきた。この発表文は、猪子さんが自ら書いたに違いない・・・。いつも応援して頂き、ありがとうございます。チームラボの猪子です。 チームラボは、ケータイのインターフェイスを革新させます。 今回、au Design projectから、チームラボがactface(アクトフェイス) [リズムとプレイ]というケータイの新しいコンセプトモデルを発表することになりました。 7/31(火)18:00~19:00には、私、猪子が、坂井直樹さんとのスペシャルトークショーを行いますので、是非とも足をお運びして頂ければと思っています。 7/31 (火) ~9/2 (日)原宿のKDDIデザイニングスタジオにて、展示 http://www.au.kddi.com/au_design_proj
注目度の高いブログパーツ「FLO:Q(フローク)」を開発したソニー株式会社コポレートディベロップメント部ネットメディア開発室の竹下直孝さんに話を聞いた。日本ではブログパーツとしたほうが通りがいいのだが、FLO:Qの実質は今、米国で話題を集めているウィジェットである。FLO:Qにかける思いを語ってもらった。(記事は概要。インタビュー全編は動画でご覧になれます) 編集型ブログパーツ -FLO:Qとは? 昨年10月に始めたブログパーツ。個人のブロガーがブログ上に自分が発信したい情報を設定して、訪問者とシェアする。そのための環境を提供しているのがFLO:Q。 サイドバーに管理画面から設定できる。40ブログサービスで利用可能。 -HTMLが分からないとむつかしい? プロバイダーによって簡単に貼り付けられるサービスと簡単にできるサービスがある。簡単にブログパーツを貼り付けられるプロバイダーが増えて
▼オープンソースの登場 だが半導体戦争からTRONの敗退にいたるここまでの流れは、実のところ序盤に過ぎない。 時代は一九九〇年代後半へと移る。 この時代から、インターネットやコンピュータの急速な普及が始まった。ITは、われわれの住む社会のインフラとして利用されるようになったのだ。 それはITと世界の関係にとって、新たな時代の幕開けでもあった。 ITが社会の根幹へと浸透していったことによって、政府はみずからの戦略の中に、積極的にインターネット/コンピュータのコミュニティを取り込もうとし始めたのである。国家権力が、先端のテクノロジに追いついたのだ。 政府は、インターネットの世界から現れた果実を搾り、それらを国家戦略に結びつけることを考えるようになった。 九〇年代後半のこの時期。TRONが敗退し、ウィンテル帝国に苦汁を嘗めさせられた日本政府は、二つの方向に戦略を採った。第一が情報家電を
経済産業省の情報経済企画調査官、八尋俊英は話した。 「ソニーのウォークマンの方が、技術的にはおそらく優れていた。だがiPodは端末自体の性能ではなく、どれだけ視聴できる音楽やビデオを大量に持ってい て、それをいかにして楽しめるかという仕組みでウォークマンを凌駕していたわけです。そういうデータベース的な付加価値があるから、同業他社の同じような 性能の端末よりもiPodは高く買ってもらえた。今やそういう時代になっているのだと思う」 iPodの成功に、八尋は触発された。そして、経済産業省としての新たな戦略を考え始めたのである。 インターネットが一般社会に登場してから十年。ネット上に蓄積される情報は、加速度的に増えた。米カリフォルニア大バークレー校のピーター・ライマンと ハル・ヴァリアンは二〇〇三年十月、世界の情報量を調べた報告書をまとめている。それによれば、二〇〇二年に保存された情報の量は
フィードフォースの塚田耕司さんに「RSSフィードの時代が来るって言うけど、来ないじゃん」という疑問をぶつけてみた。 確かにRSSリーダーの利用者は増えていない 一方で最近増えているのがマイページの利用 日本ではRSSで発信するサイトは増えてきているものの、まだこれからという感じ ウェブに出る情報がフィードで更新されるというのが一般的な形に、いずれなる マイページとウィジットは、鶏と卵の関係 社内のチームで作業するときに、マイページを統一することで効率的に 主要ポータルもマイページを主体にする方向に舵を切り始めた 「塚田耕司氏音声ファイル②」 「湯川鶴章のIT潮流」の登録は、以下のバナーをiTunesなどにドラッグ&ドロップして下さい。
爆発するソーシャルメディア -セミナー報告サイト(2007年7月10日開催)-セミナー緊急開催! 「爆発するソーシャルメディア 広報、広告、マーケティング業務はどう変わるのか」 -2007年7月10日(火)13:00~ 時事通信ホール- 7月10日に時事通信ホールで開催された第3回時事通信テクノロジーセミナー。テーマは「爆発するソーシャルメディア」。ブログやSNS、はてなブックマーク、wikipedia、Youtube、さらには三次元仮想空間セカンドライフまで、一般ユーザーが参加することで成立する新しいタイプのメディアが、どのようにわれわれの生活にかかわるようになるのか、企業はこうしたメディアとどのようにつきあうべきなのかを探るのが目的だった。 見どころは4つあった。 1つはセカンドライフに関する電通と博報堂DYグループの講演。日本を代表する広告会社がなぜセカンドライフに積極的に取り組んで
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