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ブックマーク / tmasui.blogspot.com (22)

  • ユビキタスの街角: フリップチャート

    外国の会議などでは、 イーゼルのような台に大きな紙を束ねたものを載せた「フリップチャート」というものがよく使われている。 ホワイトボードより便利かもしれないので、日で買える製品を調べてみた。 コクヨの「イノゲート」 体の左右にも紙を吊るせる。5万円以上。 3Mの「イーゼルパッド」 上辺にノリがついた巨大なポストイット。20枚で3000円ぐらい。 イトーキのイーゼルは4万円ぐらい。 IKEAのおもちゃイーゼル 3000円ぐらい。ロール紙が使える。 とりあえずイーゼルパッドは使ってみようと思う。壁に貼ってから書き込んでもいいかも。

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    yuiseki 2009/07/17
  • ユビキタスの街角: Web端末の利用状況を想像する方法

    Web端末やデジタルサイネージが将来もっと増えると予想されているが、 これらが巷にあふれた状態を想像することは難しい。 将来の状況について考えるには、 すべての時計がWeb端末である世界を想像してみるといいかもしれない。 現代社会では多くの人が腕時計を持っているし、街中のあちこちに時計が設置されているが、 仮にWeb経由でないと現在時刻を知ることができない世界であったならば、 すべての時計はWeb端末やネット接続されたサイネージだということになるわけだから、 現在の時計の使われ方を調べれば 将来のWeb端末の使われ方をある程度想像できることになる。 どこにでもある 誰もが持ち歩いている 非常に安いものから高級品まで様々な種類のものがある 壊れにくく、壊れてもあまり困らない 簡単に貸し借りできる 使い方はほとんど自明である このような特徴をもつWeb端末やサイネージを作る努力をすべきなのだろ

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    yuiseki 2009/05/23
  • ユビキタスの街角: 論文査読の落とし穴

    学会の論文誌や国際会議などで論文を発表するためには査読というプロセスが必要で、 その分野に詳しい複数の査読者に承認された論文だけが出版/発表されるシステムになっている。 学会の質を保つためにこういうシステムが採られているわけであるが、 この方式に起因する問題も存在する。 まず、 査読者が理解できない論文は掲載されない という問題がある。 トンデモ論文が掲載されないのは良いことかもしれないが、 査読者の理解をはるかに越える素晴らしい論文が掲載されないというのは困りものである。 まぁこういうことは滅多に無いのでかまわないのだが、もっと身近なものとして 自明なことを述べた論文は掲載されない という問題があると思われる。 自明なものを論文として発表する意義なんか無いと思うかもしれないが、 「原理が複雑であまり便利でないシステム」の方が論文として 発表されやすくなってしまうのは問題である。 このよう

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    yuiseki 2009/04/01
  • ユビキタスの街角: インタフェース家族 モバイル版Firefoxのモック作者はJef Raskin氏の息子

    モバイル版Firefox のモックというものを見たら、 作者の Aza Raskinという人物は Macintoshの設計者のひとりである 故Jef Raskinの息子だった。 インタフェース家族なのね!

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    yuiseki 2008/06/13
  • ユビキタスの街角: ISBNについて調べたり教えてもらったりしたので情報をまとめておく

    ISBNについて調べたり教えてもらったりしたので情報をまとめておく。 番号の構成 従来は10桁(9桁の番号+チェックディジット)だったが、番号枯渇の心配があるためため2007/1から13桁になった。 2008/1現在、10桁で処理されている環境も多いようである。(e.g. AmazonのASIN) 日の10桁ISBNは4-AAAA-BBBB-Cという形式になっている。最初の「4」が日の番号。 AAAAは出版者記号で2桁〜7桁の数字。 BBBBは書名記号で6桁〜1桁の数字。 Cはチェックディジットで、その前の9桁から計算される。 AAAAとBBBBの桁数の合成は8桁に固定。出版者記号が7桁の場合10冊しか定義できない。 出版者記号が2桁の会社は岩波(00), 角川(04)など20社。 ISBN出版社リスト - 2桁出版者, 3桁出版者, 4桁出版者, 5桁出版者, 6桁出版者, 7桁出版

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    yuiseki 2008/01/10
  • ユビキタスの街角: RubyCocoa

    Leopardに標準で搭載されたのでいろいろ便利になったようだ。 たとえば以下のスクリプトで辞書アプリケーションを呼び出すことができる。 require 'osx/cocoa' p = OSX::NSPasteboard.generalPasteboard p.declareTypes_owner([OSX::NSStringPboardType],self) p.setString_forType("単語",OSX::NSStringPboardType) OSX::NSPerformService("Look Up in Dictionary", p) IMEもRubyだけで作れたりするらしい。

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    yuiseki 2007/12/24
  • ユビキタスの街角: メーリングリストは終わっているか

    はこだて未来大学での 茂木氏の講演の MP3を聞いていたら、 突然メーリングリストは終わってると言いだした(35分〜あたり)。 こういうサービスが流行るかどうかは人間の脳の報酬構造とかドーパミンとかを 理解するとわかるのだと無茶なことを言っていた。 メルマガ的なメーリングリストは確かに絶滅したようだが、 単発的なイベントの連絡にはまだメーリングリストは便利である。 QuickMLもまだまだ元気に運用中で、 Wiki機能も使えるように改良されているので、 せいぜいご利用いただきたいものである。 (abc@quickml.com というメーリングリストが存在するとき、MLメンバは http://QuickML.com/abc という名前のWikiを利用することができる)

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    yuiseki 2007/10/30
  • ユビキタスの街角: 情報の古さの証明

    情報の古さを証明することは難しい。 古く見えるデジタル情報を生成したりコピーしたりすることは簡単にできるので、 アイデアなどの先取権を主張するためには、 ある時点においてその情報が存在したということを、 認証局のような第三者に認定してもらう必要がある。 しかし、他者に頼らずに情報の古さを証明することができればそれにこしたことはないだろう。 人間が(今のところ)生成したり複製したりできない現象を利用すれば、 第三者に頼ることなく情報の古さを証明することができる。 たとえば、 作成時期を証明したい情報を記録したメモリを真珠貝の中に入れておけば、 何年かたった後で出来た真珠の大きさを調べることによって、 その中の情報の古さを証明することができるだろう。 また最近、 細菌に安定してデータ記録する方法 が開発されたそうであるが、 この技術を利用してDNAの空き領域に情報を埋め込んだ木を育ておけば、

  • ユビキタスの街角: センサ情報の共有

    バスやタクシーの運行状況から渋滞情報を得る という実験が行なわれたらしい。 便利なのだろうとは思うが、 バス/タクシーの位置情報を単純にWeb公開すれば誰でもこういうサービスを実験することができるのだから、 わざわざプロジェクトを作って実験するような話とは思えない。 車のワイパーの動きを集めて雨量を計測するという プロジェクトも昔有った気がするが、 ネット上で様々なセンサ情報が共有されていれば簡単にこういう実験ができるのだから、 具体的な使い方を考える前にセンサ情報を公開してしまえば、 面白いシステムが沢山出てくるような気がする。 これから増えそうなFONにいろいろなセンサを つけておくとよいかもしれない。 Googleなどを使うと世の中のことが何でもわかるように錯覚しがちであるが、 自分の家が火事になったことをGoogleで知ることはできないわけで、 意外と現在のサービスだけでは当に重

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    yuiseki 2007/02/24
  • ユビキタスの街角: メールにかわるコミュニケーションシステム

    メールというコミュニケーションシステムは、 昔はシンプルでよかったのだが、 以下のような様々な問題点を持っている。 確実に届くかどうかわからない 読んでもらえたかどうかわからない 一度送ってしまうと訂正できない 発信者を詐称できる 誰にでも送れてしまう 送られてきたものはすべて受け取らなければならない 相手を知っていてもアドレスを知らなければ送れない テキストしか送れない アドレスを間違えやすい 複数の人間で情報を共有しにくい もちろん様々な工夫によりこれらの多くは解決されているのだが、 複雑な情報をきめ細かく交換したり共有したりするには根的に向いていないので、 今後は消えゆく運命にあると思われる。 現在そういう兆候が全然見られないのは、 メールを完全に駆逐できる優れたコミュニケーションシステムが まだ発明されていないからなのだろう。 メールは使えるがWebは使えないような端末などほぼ存

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    yuiseki 2007/02/22
  • ユビキタスの街角: 大型ディスプレイのマルチタッチインタフェース

    Fast Companyという雑誌で、 ニューヨーク大学のJefferson Hanという人物が作った 大型のマルチタッチディスプレイパネルが特集されていた。 Han氏はTED会議でもデモを行ない人気を集めたらしい。 ビデオを見る限り、アプリケーションは派手ではあるが、装置や操作インタフェースは比較的普通に見える。 Fast Company誌の説明によると、 半透明な表示パネルの下を光線が通過しており、 指でパネルを押すと光線がそこに当たって散乱して光るのをカメラで検出するという原理らしく、 ソニーのHoloWallと似ているようである。 圧力を直接検出できるわけではないが、強く押すとそれだけ光の散乱が多くなるので、 ある程度は押した力を検出できるのだろう。 大型のタッチパネルディスプレイを使ったインタフェースに関しては、 特にCSCW (Computer-Supported Cooper

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    yuiseki 2007/02/17
  • ユビキタスの街角: 石井裕氏の紹介番組

    NHKの「プロフェッショナル仕事の流儀」の石井裕氏の回を見た。 石井氏は非常に攻撃的な人物で、ビデオの中でも相変わらずエネルギッシュなご様子だったが、 スタジオでは何故かおとなしくされていた。 MITで先生をやるのは実に大変そうである。 学生は総じて優秀だから指導が大変ということは少ないかもしれないが、 tenureや資金ゲットのプレッシャで気が狂いそうである。 石井氏はふだん 普通のPCや紙を仕事に使っているようで、 家でもオフィスでもTangibleなシステムが全然活用されていないようなのが残念だった。 新しくて論文になりそうなものだけに注力しており、 実用的なものを作って使うことにはあまり興味が無いのかもしれない。 石井氏がTngible Bitsを言いだした頃はひとつのアイデアを実装するのは大変だったし、 頑張って作ったシステムを論文にすることも比較的容易であったが、 最近はカメラ

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    yuiseki 2007/02/12
  • ユビキタスの街角: A4用紙1枚に256GBのデータを保存する技術

    標題のようなニュースが報じられて話題になっている。 ちょっと計算してみると明らかなように、これは嘘か詐欺である。 A4の紙全面にわたって1ミクロン格子で32ビットずつ情報を正確に書き込まなければならない。 書くのも読むのも無理。 現在のインクジェットプリンタは1ピコリットルの制御が下限なので、 250GB(2Tビット)ぶんインクを飛ばすと2リットルになる 世界でもネタ認定されているし、もとソースでも否定されているようだ。 TechWorld Slashdot 奥村晴彦氏 しかし はてブを見ると 称賛の嵐になっているのが不思議である。 信じる人が増えると困るので書いておくが、 世界はまだまだ詐欺のネタには困らないのだなと思った。

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    yuiseki 2007/02/09
  • ユビキタスの街角: ブラウザ操作の自動化

    Perl/Rubyのようなスクリプト言語やElispプログラムを使って 面倒な仕事や編集操作を自動化することはよく行なわれているが、 ブラウザ上での操作の自動化はまだあまり流行っていないようである。 ブラウザ上の処理を簡単にプログラミングする方法がなかったためであるが、 最近はブラウザ操作を自動化するためのツールが増えてきた。 Firefoxの拡張機能であるMozLabの MozReplというツールを使うと、 Firefoxに外部からtelnetして制御することができる。 Firefoxの拡張機能であるChickenfootを 使うと、JavaScriptでFirefoxを制御できる。 Firefoxの拡張機能であるiMacrosを使うと、 ユーザ操作を記録して再生することができる。 これらを使えばFirefoxでもEmacsと同じように様々なプログラミングや自働処理ができるようになる。

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    yuiseki 2007/02/09
  • ユビキタスの街角: パスワードの心理学

    様々なサービスを使おうとするたびにパスワードを要求されるが、 強いパスワードを確実に記憶しておくことは難しいので、 16桁の数字を気合いで覚えてそれから派生させるとか、 ベースとなるパスワードにシステム名を足したものを使うとか、 さまざまな工夫が提案されているようである。 かなりの根性と頭脳が無いとこのような方法を使うことはできないわけで、 頭脳明晰でない人はシステムを使うなと言っているようなものである。 パスワードを用いた認証というものが諸悪の根源であるにもかかわらず、 それが問題だという議論をほとんど聞いたことが無いのは全く不思議である。 パスワードより覚えやすい認証方式は提案されているのだが、 パスワードの方が強力で安全だという理由でほとんど使われていないようである。 実際は誰も強力なパスワードを頭で覚えておくことはできないから、 必ずどこかにパスワードを書いておく必要があり、 全然

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    yuiseki 2006/12/23
  • ユビキタスの街角: 予定表とか

    スケジュールとか予定表とかは専用のアプリケーションに登録するのが普通だが、 これは考えてみると貧乏な話である。 メモでもメールでも何でもいいから、 自分のデータのどこかに予定が書いてあれば自動的にまとめて予定表にしてくれるといいと思う。 たとえば議事録の最後に「次回は8/10 10:00~ 201会議室」とか書いておくことにより、 自動的に予定表から見えるようになっていればよい。 TODOとか名簿とかも同じことで、どこかに書いてあるデータをまとめて それなりに表示してくれるようになっているとよさそうである。

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    yuiseki 2006/07/30
  • ユビキタスの街角: いまここにある危機

    中2の子供が近所の漁港に最近よく釣りに行くので、どんなものか見に行ってみた。 漁港の岸壁は適度に人気があるようで、数組の家族が釣りを楽しんでいた。 人々がいる岸壁は水面から4mぐらいの高さなのだが、柵が無いのでどうもあぶなっかしい。 幼稚園ぐらいの子供が岸壁の端をウロウロしているのは危険に見えるのだが、 誰も気にしていないようだし、そんなものかと思ってボーっと子供の釣りを眺めていた。 すると突然背後でボチャンと大きな音がした。 その方向にいた中年男性があわてて周囲を見渡し、自分の子供が落ちたことに気付くやいなや、 服を着たまま海に飛びこんだ。 この父親は、落ちた子供をかかえあげることにすぐ成功したため、とりあえず安心したのだが、 周囲につかまる場所がないのでだんだん苦しそうな顔になってきた。 岸壁周辺にはロープも棒も無かったので助けをさしのべることができないし、 私以外は子供がほとんどだっ

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    yuiseki 2006/06/26
  • ユビキタスの街角 全世界プログラミング

    という論文を 夏のプログラミングシンポジウムに 投稿予定... ------------------------ 計算機やインターネットの爆発的普及にもかかわらず、 プログラミングを楽しむ人の数は全然増えていないようである。 初期のパソコンでは購入者の多くがBasicプログラミングを楽しんでいたものだが、 現在のパソコンにはプログラム開発環境は標準搭載されておらず、 環境の整備には多大な労力と資金が必要で、 プログラミングするのは計算機オタクだけという状況が続いていた。 しかし幸いなことに、以下のような理由により状況は好転しつつある。 手軽な開発環境が増えてきた 標準的なWebブラウザではJavascriptを利用できるし、 Basic並の手軽さで使える Processing のようなシステムも普及しつつある 扱える対称が増えてきた Phidgets や GAINER のようなシステムを利

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    yuiseki 2006/06/24
  • ユビキタスの街角: Webページのブックマーク

    Amazonで面白い書籍をみつけたときはときは 「増井の棚に登録」というブックマークレットで 棚.orgに登録し、 面白いページをみつけたときは 「増井のブックマークに登録」というブックマークレットで 索引ナビゲータ に登録するようにしているのだが、 名前と概念が似ているせいか、よく間違えてしまう。 「今見てるページをとにかく登録する」というブックマークレットを作って、 ページの中身によって適切な場所に登録するように変更した方がよいのかもしれない。 よさげな店のページの場合は地図帳.orgにも登録するとか、 タグを自動的に生成するとか、 ブックマーク作業をある程度自動化すると便利かもしれない。 いっそのこと、訪問したURLはすべてブックマークすることにしてもいいのかも。

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    yuiseki 2006/05/08
  • ユビキタスの街角: 研究者人生ゲーム

    「研究者人生ゲーム」などと言って 喜んでる連中は何を考えているのだろう。 勉強する才能や学校に恵まれて順調に幸運に育った結果、 おもに税金を財源とする「研究者人生」を送っているのだと想像できるが、 それを真面目に受け取めて有益な研究をしようと努力するならともかく、 何人も集まってチャラけたゲームを作り、それが学会誌として配られるというのは、 集団全体の意識が腐っているのではなかろうか。 才能の限界のために有益な研究ができないのならば同情の余地もあるが、 根的に不真面目な態度は不快千万である。 まとめて逝ってヨシ! 私は十数年間金を稼ぐ部門で働き、ここ数年は研究と呼ばれる分野で働いていますが。。 「研究者」と呼ばれる人の中には他人の稼ぎでわせてもらっている、という自覚が全く無い人がいることに驚いています。 以前東大のドクターコースにいる人間の意識調査を見たことがあるのですが、好きな研究を

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    yuiseki 2006/04/24