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ブックマーク / www.magazine9.jp (12)

  • マガジン9〜この人に聞きたい『中村哲さんに聞いた』〜

    アフガニスタンという国で、 9条をバックボーンに活動を続けてきた 久しぶりに帰国された、医師の中村哲さんにお会いしました。 もちろん、みなさんご存知のように、中村さんは「ペシャワール会」の代表として、 パキスタン、アフガニスタンで、さまざまな活動に携わっておられます。 その中村さんに、現地での活動状況と、特に憲法9条との関連について、お伺いしました。 写真:細谷忠彦 なかむら・てつ 1946年福岡市生まれ。九州大学医学部卒。NGO「ペシャワール会」現地代表、PMS(ペシャワール会医療サービス)総院長。専門は神経内科(現地では内科・外科もこなす)。国内の診療所勤務を経て、1984年パキスタン北西辺境州の州都のペシャワールに赴任。ハンセン病を中心としたアフガン難民の診療に携わったのをきっかけに、井戸・水路工事による水源確保事業など現地での支援活動を続ける。著書に『医者、用水路を拓く−−アフガン

  • 『母さんが死んだ』――27年前の餓死事件、そして更に広がる子どもの貧困。の巻‐雨宮処凛がゆく!

    4月。新しい年度の始まりであり、新学期の季節である。 晴れやかな気持ちで新年度を迎えた人も多いと思うが、この4月から「子どもの貧困」が更に深刻化するようなことが始まってしまった。 それは「就学援助」の縮小だ。 就学援助とは、経済的に苦しい家庭の子どもに学用品や給費を補助する制度。修学旅行費なども出る。現在、この制度を使っているのは公立小中学生の6人に1人、約155万人。自治体によっては、3人に1人がこの制度を使っているという地域もある。 就学援助を使っている子どもが多い地域というのは、それだけ「子どもの貧困」が深刻な地域ということだ。なぜなら、就学援助を受けるには「一定程度以下の年収」という所得制限がある。ある程度の収入がある人が受けようと思っても受けられるわけではないのだ。 それでは、その「基準」はどのようにして決められているかというと、「所得が生活保護基準の1.2倍未満」などの水準が

    『母さんが死んだ』――27年前の餓死事件、そして更に広がる子どもの貧困。の巻‐雨宮処凛がゆく!
  • 石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!

    またあの人が、ロクでもないことを言っている…。 「石原慎太郎が『やまゆり園事件犯の気持ちがわかる』と暴言、天皇には『スキューバで人生観変わる』と仰天アドバイス」というリテラの記事タイトルを見て、まず思った。 記事によると、「文學界」10月号で精神科医の斎藤環氏と対談した石原氏は、「この間の、障害者を十九人殺した相模原の事件。あれは僕、ある意味でわかるんですよ」などと発言。また、知的障害の息子を持つ大江健三郎氏に対し、「大江なんかも今困ってるだろうね。ああいう不幸な子どもさんを持ったことが、深層のベースメントにあって、そのトラウマが全部小説に出てるね」との発言もしているのだという。 ならばぜひ全編をと思い、文學界を読んでみると、確かにそんな発言もしているのだが、それ以上に私には大きな驚きがあった。対談の中で斎藤環氏も「この対談は、読者にとってかなり衝撃的なものになると思います」と言っている。

    石原慎太郎の葛藤と、相模原障害者殺傷事件の背景を考える。巻-雨宮処凛がゆく!
  • なぜ僕らは『ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会』を立ち上げたのか?

    書店に行くといつの頃からか目につくようになった、いわゆる「嫌韓嫌中」。電車に乗れば中吊りにも、駅売店のビラにも「嫌韓嫌中」を煽る雑誌や夕刊紙の広告が並びます。路上ではヘイトスピーチ(差別煽動表現)が横行し、排外主義が私たちを覆い始めていることを感じずにはいられません。こうした風潮に、出版業界内から「NOヘイト!」の声を上げはじめたのが「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会」です。設立された経緯や行ってきた活動、またこれからの展望について、メンバー3人にお話を伺いました。 写真右から:岩下結(いわした・ゆう)1979年生まれ。社会科学系出版社勤務。真鍋かおる(まなべ・かおる)1964年生まれ。人文系出版社勤務。森幸子(もり・さちこ)1976年生まれ。小規模総合出版社勤務。 会の立ち上げを フェイスブックで呼びかけたわけ ――まず「ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者

    なぜ僕らは『ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会』を立ち上げたのか?
    yuiseki
    yuiseki 2014/10/30
  • 参院選前に、安倍政権について考えておきたいこと‐お散歩日記‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|時々お散歩日記:バックナンバーへ| 2013-07-10up 時々お散歩日記(鈴木耕) 143 参院選前に、 安倍政権について考えておきたいこと 関東地方は梅雨が明けたという。とたんに猛暑。帽子がなくちゃ外へ出られない。まだ残っている僕の髪の毛が、じりじりと焼け焦げそうでアブナイ。残り少ない髪なんだから大切にしているのに。 そんな中、選挙カーの相変わらずの候補者名連呼が暑苦しい。ただただ「××をよろしく!」「○○党へ1票を!」と叫びたてるだけ。きちんと政策を話す余裕などないらしい。これが7月20日(投票日は21日)まで続くと思うと、いささかゲンナリする。 でも暑いので、多くの人はクーラーをつけて窓を閉め切っているから、そんな声もほとんど家の中には届かない。叫んでいる人たち、虚しくならないのかなあ…

    yuiseki
    yuiseki 2013/07/21
  • 安倍「言論表現弾圧事件」‐お散歩日記‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|時々お散歩日記:バックナンバーへ| 2013-07-17up 時々お散歩日記(鈴木耕) 144 先週のこのコラム「参院選前に、安倍政権について考えておきたいこと」で、安倍政権の危険性について触れた。そこで、とりあえず3つの問題を取り上げておいた。 1.アベノミクスで景気はよくなり、国民の所得は上がり、生活は楽になる、というのは事実か? 2.原発再稼働にのめりこんでいるのは、安倍自民党だけ。 3.安倍流「憲法改定」の底の浅さがバレ始めた。 以上に付け加えて、沖縄米軍基地とTPPの問題なども大きな争点だということを忘れてはいない。今回はそれを書こうと思っていた。これも安倍の危うさだからだ。 しかし、安倍の危険性は、もっと具体的・直接的に「思想・表現の自由」を脅かす領域にまで踏み込んでいた。無視できない

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    yuiseki 2013/07/21
  • 「橋下徹の交渉術・言論テクニックを解剖する」中島岳志‐マガジン9

    マガジン9 憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|「カフェ・ハチャムの挑戦」:バックナンバーへ| 2011-11-09up 中島岳志の「希望は、商店街! 札幌・カフェ・ハチャムの挑戦」 第6回 11月27日に実施される大阪のW選挙に際して、橋下徹氏の言動に注目が集まっています。大阪都構想を実現すればすべてがうまくいくかのような幻想をふりまき、既得権益を徹底的にバッシングすることで支持を獲得するあり方は、非常に危険だと言わざるを得ません。また、そのような独断的で断言型の政治家を「救世主」と見なす社会のあり方も問題だと思います。(「ハシズムを支える社会」の問題については『創』12月号で詳しく論じています。) 多くの人は、橋下氏の言論術に翻弄されています。彼は「ありえない比喩」を駆使し、「前言撤回」を繰り返しながら、人々の心をひきつけて行きます。私たち

    yuiseki
    yuiseki 2011/11/11
  • 空前の超巨大デモ近し!! 4月10日「高円寺・原発やめろデモ!!!!!」目前!‐松本哉‐マガジン9

    憲法と社会問題を考えるオピニオンウェブマガジン。 |「マガジン9」トップページへ|松哉のびのび大作戦:バックナンバーへ| 2011-04-06up 松哉ののびのび大作戦 いやいや~、いよいよ4月10日の超大規模「高円寺・原発やめろデモ!!!!!」が目前となってきた! どうやらとんでもない盛り上がりになりそうな感じなので、みなさんにもぜひぜひ参加を呼び掛けたい。 原発事故は一向に収まる様子を見せず、相変わらず次々と危険な事態が続いている。この原稿を書いているたった今も、「福島原発から限度の1.3億倍の濃度の汚染水が流出中!」なんていうニュースが流れている。おい、危なすぎるだろ、それ! で、さらに不気味なのが、海外のニュースを見てみると、「とんでもなく危険な状態!」とか「史上まれにみる最悪事故!!」「こりゃ、大変だ!!」みたいな報道なのに、国内のニュースを見てると「影響はない」とか「人体に

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    yuiseki 2011/04/06
    ほへー
  • マガジン9〜雨宮処凛がゆく!〜(034)

    071205up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

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    yuiseki 2011/01/30
  • 第22回-警視庁24時! とんでもないデモ申請レポート! -松本哉ののびのび大作戦|マガジン9条

    これまで「高円寺一揆」や、「クリスマス粉砕デモ」など、 数々の脱力系にして最強の「運動」を繰り広げてきたカリスマ店主、松哉のコラム連載です。 高円寺から世界へ「のびのび大作戦」、日のみならず世界各地でも増殖中! 翻訳ツールもつけました。 まつもと・はじめ 「素人の乱」5号店店主。1974年東京生まれ。1994年に法政大学入学後、「法政の貧乏くささを守る会」を結成し、学費値上げやキャンパス再開発への反対運動として、キャンパスの一角にコタツを出しての「鍋集会」などのパフォーマンスを展開。2005年、東京・高円寺にリサイクルショップ「素人の乱」をオープン。「おれの自転車を返せデモ」「PSE法反対デモ」「家賃をタダにしろデモ」などの運動を展開してきた。2007年には杉並区議選に出馬した。著書に『貧乏人の逆襲!タダで生きる方法』(筑摩書房)、『貧乏人大反乱』(アスペクト)、編著に『素人の乱

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    yuiseki 2010/02/26
  • 雨宮処凛がゆく!│第74回│マガジン9

    081022up あまみや・かりん北海道生まれ。愛国パンクバンド「維新赤誠塾」ボーカルなどを経て作家に。自伝『生き地獄天国』(太田出版)のほか、『悪の枢軸を訪ねて』(幻冬舎)、『EXIT』(新潮社)、『すごい生き方』(サンクチュアリ出版)、『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社)、『生きさせろ!〜難民化する若者たち〜』(太田出版)など、著書多数。現在は新自由主義の中、生活も職も心も不安定さに晒される人々(プレカリアート)の問題に取り組み、取材、執筆、運動中。非正規雇用を考えるアソシエーション「PAFF」会員、フリーター全般労働組合賛助会員、フリーター問題を考えるNPO「POSSE」会員、心身障害者パフォーマンス集団「こわれ者の祭典」名誉会長、ニートひきこもり・不登校のための「小説アカデミー」顧問。「週刊金曜日」「BIG ISSUE」「群像」にてコラム連載。雨宮処凛公式サイトhttp://w

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    yuiseki 2008/10/27
  • この人に聞きたい|マガジン9

    『靖国問題』や『教育と国家』の著書でお馴染みの高橋哲哉さんの登場です。 まさに今、国会で教育法改定の審議がはじまろうとしていますが、 この「教育改革」を国家が急ぐ先にあるのは、何なのか? 高橋さんが明快に分析しています。 たかはし てつや 東京大学大学院総合文化研究科教授。 20世紀西欧哲学を研究、哲学者として政治、社会、歴史の諸問題を論究している。 憲法、教育法、靖国問題、戦後補償問題などで市民運動にもコミット。 NPO「前夜」共同代表として雑誌『前夜』を創刊。 著書に『デリダ 脱構築』『戦後責任論』(講談社)、 『教育と国家』(講談社現代新書)、『靖国問題』(ちくま新書)など多数。

    yuiseki
    yuiseki 2006/11/01
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