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ブックマーク / science.srad.jp (96)

  • 軍事評論家の小泉悠氏、衛星画像会社と個人で提供契約 | スラド サイエンス

    ロシア関係の軍事評論家として知られる小泉 悠氏。最近ではウクライナ情勢の関係でメディアでの出演も多いが、同氏は自身のTwitter上で、人工衛星などの衛星データなどの提供を行っている宇宙企業である米Maxar Technologiesと個人で提供契約を結んだとの報告を行った。曰く「公費で買ってる衛星画像はnoteとかに掲載できないため」であるという。これに対してMaxarの日法人が公式Twitterで「私の知る限り、日で初めての個人とのご契約です」とツイート、同社と契約したことが事実であることを裏付けるものとなっている(Maxar_Japan、ユーリィ・イズムィコ名称炒飯科学研究所[小泉 悠氏Twitter])。

  • ブロッコリー嫌いや芽キャベツ嫌いに口内細菌叢が影響している可能性 | スラド サイエンス

    オーストラリア連邦科学産業研究機構 (CSIRO) の研究によれば、カリフラワーやブロッコリー、芽キャベツといったアブラナ属の野菜を嫌う人は、その人の口内細菌叢が影響している可能性があるそうだ (論文、 Ars Technica の記事)。 人によるべ物の好き嫌いの違いは化学感覚の違いと考えられており、特定の物質で苦みを感じる遺伝子が知られていることから、これまではこの遺伝子の有無に注目した研究が行われてきた。一方、アブラナ属の植物は S-メチル-L-システイン スルホキシドを含み、これから臭気を発する揮発性硫黄化合物が酵素や細菌により生成される。 研究は 6 歳 ~ 8 歳の子供と保護者 98 組 (計 196 人) を対象とし、臭気物質を快いと感じるか不快と感じるかの評価や、実際に採取した唾液と生のカリフラワー粉末による揮発性硫黄化合物の生成テストなどを行っている。 その結果、揮発性

  • COVID-19封じ込めに成功していたタイ、1日に500人以上の新規陽性者 | スラド サイエンス

    厳しい感染防止策によりCOVID-19封じ込めに成功していたタイで19日、一挙に500人以上の新規陽性者が確認されたそうだ(Bangkok Postの記事、 バンコク週報の記事)。 多数の新規陽性者が確認されたのは、バンコクに隣接するサムットサコン県ムアン郡の中央エビ市場を中心とした地域。同県では過去250日にわたり新規陽性者が出ていなかったが、今週に入ってエビ卸売業の女性の感染が判明し、19日朝の段階で女性と接触歴のある家族や労働者8人の陽性が確認される。その後、1,192人を検査した結果、516人が陽性だったという。90%は症状が出ていないとのこと。 首都バンコクの水産加工ハブとして機能するサムットサコン県ではミャンマーからの出稼ぎ労働者が多く働いている。最初に感染した女性は海外渡航歴がなく、ミャンマーでは感染が拡大していることから、ミャンマー人労働者から感染が広がったとの見方が出てい

  • 人工エラ「Triton」、早くも開発中止で返金に | スラド サイエンス

    先月クラウドファンディングでの資金募集が話題になったばかりの人工エラ「Triton」だが、早くも開発困難として中止と返金が決定されたようである(アクアカタリストの記事、Engadget、deeperblue)。 Tritonは水中の酸素を取り出すことで、重いタンクを用いずとも45分間の水中呼吸が可能になるという画期的な製品で、クラウドファンディングサービスIndiegogoにて100万ドル近い資金を集めるなど注目を集めていた。前回の記事にも実現可能性を危ぶむコメントが寄せられていたが、危惧されていた通り一か月も立たずに開発中止が発表されることになった。中止の理由は「ポンプを付けて大量の水を遷移に流し続ける必要があるが、現行の技術では不可能と判断した」ためとされている。

  • STAP細胞問題で、ScienceとNatureの査読コメントが相次いでリークされる | スラド サイエンス

    撤回されたSTAP細胞論文は、Natureに投稿される以前にScienceやCellにも同様の内容で投稿されリジェクトされていたことが明らかになっているが、このたびScienceに2012年に投稿された際の査読者コメントと思われる文章が論文撤回まとめサイトのretraction watchに掲載された。この論文は3人に査読されたが、いずれの査読者も厳しいコメントを出しており、特にReviewer 1は、(1)自家蛍光の見間違い、(2)他の細胞のコンタミ、(3)不適切な図の切り貼り、といった、論文不正の疑念となっている問題点を指摘している。 このような論文の査読コメントが公になることは通常なく、これだけでも驚くことだが、さらに今度はNatureに2013年に投稿された際の査読コメントが、あろうことかScienceのサイトに掲載された。しかも、リークされたと思われるメール文章のコピー(PDF

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    yuiseki 2014/09/16
  • ブラジルで現代文明と交流を持った先住民族の多くが消滅していた | スラド サイエンス

    ブラジルには、過去40から50年の間に現代文明と接触したことのある先住民族が238部族あり、そのうち4分の3が消滅、今もなお存続しつづけている部族は23から70部族であるという。新たに発表された報告書によれば、現代文明と交流を持った先住民族はいずれも人口が激減するという悲惨な道を辿っており、存続し続けることのできた部族でもその死亡率は80%を超えていたという(Motherboard、slashdot)。 ブラジルの先住民族の過去の人口統計データによれば、部族の人口が最も減少したのは、現代文明と交流を持った時点から平均して8.6年後であったという。およそ10年後には人口に回復の兆しが見られたようだが、20年後の人口の平均値は、現代文明に接触する前と比べて43%だったとのこと。

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    yuiseki 2014/04/13
  • 薬物で時間の感覚を狂わせることで「懲役1000年」が実現できる可能性 | スラド サイエンス

    哲学者であるRebecca Roache博士率いるチームは、「未来の技術」によって変化する懲罰の形態を探っているという。その一つに、「薬物を使い懲役に服する期間を伸ばす」というものがあるそうだ(The Telegraph、slashdot)。 これは既に存在しているという「時間の感覚を歪める薬物」を使い、服役者の時間の感覚を遅くする、もしくは脳の働くスピードを速めることで、長い年月分の心の働きを短期間に収めるというもの。これを利用することで、「1000年の時間の単位に値する懲役」を実現できるという。 しかし、死ぬまで閉じ込めておくことと、脳を操作して長期間の懲役を実現した後に自由にすることのどちらが道理的なのだろうか。このような問いかけは単に「未来的」な懲罰を探るのではなく、未来の目から現在を見ることで懲罰の道理を再考することが目的であるとのことだ。

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    yuiseki 2014/03/24
  • 「鳥人間コンテスト」の危うさ、OBが指摘 | スラド サイエンス

    毎年の風物詩ともいえる読売テレビ主催の「鳥人間コンテスト」について、実際に過去に参加し、現在もOBとして現役世代を支える立場の大貫剛氏が、その危うさについて自身のブログで警鐘を鳴らしている。 大貫氏によれば、「鳥人間コンテスト」という「番組」と「大会」が別のものであり、事故については大会出場者の自主責任であるという一般的な見方は間違いであり、『大会運営全体が読売テレビの「視聴者参加型番組」の制作であり、大会参加者にはほとんど自主的な権限がない』と指摘。過去の事故についても読売テレビの「お願い」より公表されないままに終わっているとしている。 実際に、過去の事故についても2007年に起こった事故の訴訟について、年6月に「女性自身」誌で『鳥人間コンテストを提訴「落下の衝撃で動けない身体に…」』という報道があるまでは公にされたケースはこれまでほとんどなく、大貫氏によれば2006年にも後遺症を伴う

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    yuiseki 2013/09/06
  • Bitcoin採掘、消費電力が増えすぎて環境問題に | スラド サイエンス

    Bitcoin採掘には、1日当たり982メガワットという膨大な電力が費やされているという。これは米国の31,000世帯分の電力供給量に匹敵するとのことで、現実的な社会問題となるのに充分な量だという(家/.、Bloomberg記事)。 今後、Bitcoinが通貨として商業取引に幅広く使用されるようになれば、Bitcoin採掘に伴う電力の需要が更に劇的に増加するとのこと。 金銀位制時代の実世界では、通貨のための鉱物採掘において、資源をいつぶし価値を崩壊させるという過程を通ってきたが、Bitcoinでも同様のことが起きているのだという。

  • 2 匹のラット脳をインターネットを介して情報共有 | スラド サイエンス

    米国とブラジルという異なる大陸で飼育されている 2 匹のラット。この 2 匹の脳に微小電極とエンコーダーを取り付けてインターネット経由で接続、感覚情報をリアルタイム転送を可能にする技術が開発されたという。実験では、レバーを押すと水が出るという機械とライトが光るとレバーを押すという訓練がされているラットを使用。一方のラットがレバーを押すとその脳活動がもう一方のラットに伝えられ、離れた場所で会っても同じような行動をして水を飲んだという。脳の情報は双方向で共有されているとしている。なお、実験の成功の確率は 60 ~ 70 % 程度だという (Nature News & Comment の記事、The Guardian の記事、 家 /. 記事、家 SlashCloud 記事、doi:10.1038/srep01319 より) 。 開発者のデューク大学の神経科学者 Miguel Nicolel

  • 脳は他者への共感と分析的思考を両立できない | スラド

    「共感」に使われる脳の神経回路網が活発になるときは、「分析的思考」に使われる神経回路網が抑圧される、ということがケース・ウェスタン・リザーブ大学の研究で明らかになったそうだ(EurekAlert!、家/.)。 脳には社会的/道徳的/感情的に他者と繋がるときに使われるネットワークと、論理的/数学的/科学的思考に使われるネットワークがあるという。脳が休息状態にあるときはこれらのネットワークが交互に使われるが、どちらかの機能を要するタスクを行う場合、もう片方のネットワークが抑圧されることが示されたという。 実験では45名の健康な学生に「他者の気持ちを考えさせる問題」と「物理学を要する問題」を提示し、脳の活動をMRIで解析した。問題はそれぞれ文章問題およびビデオ問題で20問ずつ出されたとのことだが、問題の形式に関わらず片方の機能が活動している際はもう一方は抑圧されていることが明らかになったという

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    yuiseki 2012/11/07
  • 幼いうちに脳に刷り込まれる「ファーストフードのロゴ」 | スラド サイエンス

    子供達の脳には、ファーストフードのロゴがすり込まれており、こうしたロゴを見ると幸福感や欲を司る部分の働きが活発になるという説が提唱されている(家/.、Medical Daily記事)。 「自制心が発達する前の子供の脳にファーストフードのロゴが焼き付けられている」現状を、ミズーリ大学カンザスシティ大学とカンザス大学医療センターが明らかにした。10歳から14歳の子供達にKFCやRice Krispiesといった有名品ブランドと、BMWやFedExなど品に無関係なブランドのロゴをぞれぞれ60ずつ見せ、MRIで脳の働きを調べたところ、ファーストフードの画像を見せたときには幸福感や欲を制御する部分の脳に血流が多く集まったという。また、マクドナルドのラベルのついた箱に入ったハンバーガーと、ラベル無しのハンバーガーの味見をする実験では、圧倒的に多くの子供がマクドナルドのハンバーガーの方を選んだ

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    yuiseki 2012/09/30
  • 人間の脳と120万画素のカメラを組み合わせた軍用監視システム | スラド サイエンス

    米DARPA(国防高等研究計画局)は120万画素のカメラ、脳波スキャナ、視覚処理アルゴリズムと複数のコンピュータを組み合わせた「コグニティブ技術危険通報システム(CT2WS)」のプロトタイプ製造に成功したと発表した。 このシステムは、簡単に言えば戦場の様子を監視するための監視カメラ。特殊な機能としては、監視を行う兵士の脳波をモニターする機能を備えていることだ。人間の意識下では、カメラ上に敵戦闘員の気配があったとしても、当にそれが敵なのか判断するのに若干の時間がかかる。しかしDARPAによれぱ、人間は違和感の検出に質的に熟達しており、意識上での認知には時間がかかっても、人間の脳自体はこうした情報を検知することができるという(EXTREMETECH、DARPAリリース、家/.)。 そこでCT2WSでは、兵士の脳にある潜在意識のパターンをチェックし、兵士が自覚する前に危険を察知、オペレータ

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    yuiseki 2012/09/24
  • オランダの未解決事件、8000 人規模の DNA 鑑定で犯人特定となるか | スラド サイエンス

    オランダで迷宮入りとなっていた 1999 年の強姦殺人事件の捜査が再開されたが、犯人を突き止めるのに大規模な DNA 鑑定がおこなわれることになりそうだ。Marianne Vaatstra さん (16 歳) は 14 年前、レイプされた後に殺害され空き地に遺棄されていた (DutchNews.nl の記事、家 /. 記事より) 。 オランダ警察は、事件当時に犯行現場から半径 5 キロメートル以内に居住していた男性 8080 人に対して DNA 鑑定に協力するよう呼びかけているとのこと。だが、DNA 鑑定を受けるかどうかは強制ではなく、あくまでも協力という形で行われる。直接犯人を見つけようとしているのではなく、犯人の近親者または遠い親戚を見つけることが目的であるとのこと。捜査のために提供されたデータは、遺留品から検出された DNA 型と照合した後に破棄されることになる。 捜査のために行わ

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    yuiseki 2012/09/10
  • 飲み過ぎはそのグラスのせい?形によって飲み干す速さに違いが | スラド サイエンス

    英ブリストル大学の最新の研究によると、グラスの形によって飲み物を飲む速さが変わるとのこと(ScienceNOWの記事、 PLOS BLOGSの記事、 家/.)。 研究チームはまっすぐな円筒形のグラスと、底から飲み口に向けて広がった形のグラスを大小計4種類用意し、被験者にビールや炭酸飲料を飲んでもらったという。大きなグラスの容量は約354ml、小さなグラスは約177ml。その結果、まっすぐなグラス(大)を使用するグループではビールを飲み干すのに平均13分かかったのに対し、口の広がったグラス(大)を使用するグループでは8分以下だったそうだ。これは、炭酸飲料を飲んだグループと同等の速さだという。一方、小さいグラスの場合は形による時間の差はみられなかったとのこと。 このような差があらわれる原因として、口の広がったグラスでは半分の量がはっきりわからない点があげられるという。付き合いでビールを飲む場

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    yuiseki 2012/09/10
  • マウスの視覚をリバースエンジニアリングして人工義眼を作る | スラド サイエンス

    コーネル大学のSheila Nirenberg氏とChethan Pandarinath氏が、破壊された網膜を再生して、ほぼ正常な視力を取り戻せるという「バイオニック人工眼」を作成したと発表した(EXTREMETECH家/.)。 人工網膜については網膜と視神経の間にチップを埋め込み、CMOSセンサーなどを介してモノクロの視野を再現する「Argus II」などが実用されているが、解像度が低い、グレースケールでなおかつ表現できる階調が少ないなどの課題がある。いっぽう、この人工網膜はマウスを使い、網膜から送信されるデコード信号の解析に取り組み、その結果を応用しているのが特徴。Texas InstrumentsのOMAP 3530のSoCチップとDLP製のピコプロジェクター、カメラから構成されている。SoCチップでカメラからの映像をマウスの脳が理解できる形にエンコードし、遺伝子治療で網膜に配置

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    yuiseki 2012/08/18
  • 歴史に数学的手法を用いて導き出された「暴動の周期」、2020 年に米国で暴動の波を予測 | スラド サイエンス

    歴史は繰り返すとはよく言われるが、実際に米国では 1870 年、1920 年、1970 年辺りと 50 年おきに暴動がピークに達している。この「暴動の周期」によれば、次に米国を襲うことになる暴動の波は 2020 年辺りということになる。15 年かけて米国内の経済活動及び人口統計、暴動の勃発に関する歴史的記録を分析している、コネチカット大学人口動態学の Peter Turchin 氏は、次の暴動のピークが 2020 年頃になることを予測している (Nature News & Comment の記事、家 /. 記事より) 。 この予測は cliodynamics と称する方法によって導かれている。これは、人間社会を形成する幅広い社会的勢力を特定してモデリングすることで、歴史に科学的手法を用いるというものである。2020 年にピークを迎えることになるだろう次の暴動の波は、「1870 年ほど酷く

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    yuiseki 2012/08/12
  • 海外で連続して起こる「科学者や研究施設へのテロ行為」、エコ・テロリストを名乗る集団が首謀 | スラド サイエンス

    エコ・テロリストとも呼ばれることもある無政府主義者らが、科学者や研究施設へのテロを続けているという。最近では原子力関係の人物や関係者の狙い撃ちが進んでいるようだ(NewScientist、Nature、BBC News、AFP BB News、家/.)。 イタリアでは20日、原子力および航空エネルギー会社Ansaldo NucleareのRoberto Adinolfi氏が足を銃で撃たれた。また、スウェーデンのバッテンフォール社は6月22日、リングハルス原子力発電所に爆発物の持ち込み未遂事件があったことを発表している。こうした一連のテロ行為の犯人と目されている「Informal Anarchist Federation International Revolutionary Front (非公式無政府主義者連盟国際革命戦線)」のOlga Cellという人物は、2011年にスイスの原子力技

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    yuiseki 2012/07/13
  • 数式用のフリーなフォント STIX Fonts Version 1.0 ついにリリース | スラド サイエンス

    ベータテストから3年あまり、ついにSTIX Fonts Version 1.0がリリースされた。 STIX (Scientific and Technical Information Exchange) Fontsは科学・技術系の数式用のフリーなフォント。多くの学術論文誌を出版しているアメリカ物理協会(AIP)、アメリカ化学会(ACS)、アメリカ数学会 (AMS)、アイトリプルイー (IEEE)、アメリカ物理学会 (APS)、エルゼビア (Elsevier)がこのSTIX Fonts projectをサポートしている。紙、Web、PDF、ワープロ文書などの媒体を問わず、将来、事実上の数式用の標準フォントとなるだろう。 WebブラウザでMathMLで書かれた数式を奇麗に表示するためにSTIXは必須のフォントだ。 HTML5ではMathMLが利用できるようになる。あなたのWebブラウザでMat

  • 老化現象は目の老化が大きく影響 | スラド サイエンス

    物忘れや反応の低下、不眠やなど老化とともに様々な症状が表れるが、最近の研究で目の老化がその原因の一つとして浮かび上がってきたそうだ (The New York Times の記事、家 /. 記事より) 。 血中コレステロール値の上昇や肥満、心臓疾患、また運動量の低下したライフスタイルなど高齢化とともに様々な変化が訪れる。そのなかの一つである「目の老化」が老化の様々な症状に影響していることが分かってきた。網膜には人間の概日リズムを整える鍵となる細胞があるが、老化とともにこの細胞に到達する光の量が減少していく。概日リズムは約 24 時間周期であり、光などによって毎日微調整されていると言われている。概日リズムが整っていると日中はエネルギーが漲り、夜には身体を休め修復するためにペースが落ちるなど、睡眠事のリズムやパターン決定に大きく関わっている。しかし老化に伴いレンズが濁り瞳孔が狭まる事に