タグ

ブックマーク / www.chem-station.com (14)

  • 機械学習は、論文の流行をとらえているだけかもしれない:鈴木ー宮浦カップリングでのケーススタディ | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 機械学習は、論文の流行をとらえているだけかもしれない:鈴木ー宮浦カップリングでのケーススタディ 2022/4/18 化学者のつぶやき, 論文 JACS, 機械学習, 鈴木-宮浦クロスカップリング コメント: 0 投稿者: Zeolinite 機械学習においては優れたモデルを作り、反応生成物や収率の予測に成功した結果を報告するのが通常ですが、機械学習を使ってうまくいかなかったことを報告した論文がJACSに発表されたので、詳細を見ていきます。 背景 機械学習は、多くの分野において活用され顕著な成功をもたらしてきた技術ですが、高い精度の予測には明確な規則と高い品質のデータセットが必要で、それらがない場合には機械学習による予測は、影響力がなくなってしまいます。これは化学でも言えることで、データセットに機械的に明確な反応例が十分含まれている場合には、精度よく反応性を予測することがで

  • 化学ポータルサイト Chem-Station

    カルベンがアシストする芳香環の開環反応 カルベンがアシストする芳香環の開環反応が報告された。カルベンとアジドによる環形成でナイトレンインダゾール中間体が生じ、その開環を駆動力として芳香環が開環する。芳香環の脱芳香族的開環反応芳香環は有機分子に最も頻出する構造である。そのユ… 2024/7/11 化学者のつぶやき, 論文

    yuiseki
    yuiseki 2018/01/18
  • 新しい太陽電池ーペロブスカイト太陽電池とは | Chem-Station (ケムステ)

    レオです。今回はここ最近太陽電池業界を賑わせている話題の太陽電池であるペロブスカイト(perovskite)太陽電池について紹介します。お時間のある方はどうぞお読みください。 ペロブスカイトと初期のペロブスカイト太陽電池の報告 まずペロブスカイトについて簡単ですが説明します。ペロブスカイトとはチタン酸カルシウム(灰チタン石, CaTiO3)の結晶構造を発見したロシアの研究者、Lev. Perovskiにちなんで命名された結晶構造のことです。ペロブスカイト型結晶構造を有する化合物には強誘電体を示すチタン酸バリウム(BaTiO3)など非常に機能性の高い化合物が多く知られています。 ペロブスカイト化合物を太陽電池に用いた最初の報告例は桐蔭横浜大学宮坂教授ら研究グループです[2]。 2009年に、宮坂らは色素増感型太陽電池の色素部分にペロブスカイト結晶構造を有するCH3NH3PbI3を用いて変換効

    yuiseki
    yuiseki 2015/11/24
  • ERATO伊丹分子ナノカーボンプロジェクト始動! | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ERATO伊丹分子ナノカーボンプロジェクト始動! 2013/10/1 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から 投稿者: webmaster 秋晴れが続いております。皆さまご清祥のこととお喜び申し上げます。と、10月になりましたね。 10月1日といえば、大学では後期が始まり、大学生の皆さんは長かった夏休みですべてを忘れていることでしょう。内定式の方もおおいのではないでしょうか。大学教員の皆さんは9月の討論会時期を過ぎ、1ヶ月後の科研費を見据えて腰を据えていることでしょう。企業の皆さんはいつもどおりといったところでしょうか。世の中では消費税アップの表明があるとかないとか。いやいや10月1日といえば、天一の日でしょう!と思うのは筆者だけでしょうか。かれこれ学生時代から、アメリカ滞在時以外は無料券をもらうために、1杯….. いやいや話がそれにそれました。こんな話をしたいわけでは

  • ナノってなんナノ?~日本発の極小材料を集めてみました~ | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ナノってなんナノ?~日発の極小材料を集めてみました~ 2013/7/16 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 論文 ナノテクノロジー 投稿者: あぽとーしす 「ナノってなんナノ?」 と冒頭からしょうもないオヤジギャグですいません。 でも、結構身近にナノ○○なんて言うものは沢山転がっているので、専門家でなくとも耳にしたことがある言葉でしょう。 まあ、ナノと名付けなくても良さそうなものもありますが、そもそも、ナノとは「10のマイナス9乗」を表す言葉です。 まあそれくらい小さい世界のものだと言うことです。 ということで、”ナノ”と頭につく名前の材料で、日発(たぶん?)のものを、私の主観で集めてみました。 まずは最近の東北大のプレスリリースから ●細胞のためのナノカーペットを開発 東北大のプレスリリースは以下の通りです。 http://www.tohoku.ac.jp/japan

    yuiseki
    yuiseki 2013/07/17
  • 生きたカタツムリで発電 | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 生きたカタツムリで発電 2012/4/11 化学者のつぶやき, 論文 カーボンナノチューブ, グリーンケミストリー, 生物化学, 酵素化学, 電気化学 コメント: 0 投稿者: Green とある蝸牛の超発電法 生きたままのカタツムリに電極を取りつけ、電気としてエネルギーを取り出すことに成功。決め手はカーボンナノチューブにつながれた2種類の酵素にあり!? 画像は論文[1]より 旅先で「あっ携帯電話の電源が切れそう!」となったことはありませんか。カバンをまさぐってもコンセットに刺すタイプの充電器がなく、電池で充電できる簡易機をコンビニエンスストアで買う羽目になった経験のある方も少なくないでしょう。 どうにか手持ちの何かからエネルギーを電気に変換できればいいのにと思うシーンは、この他にも多々あります。しかし、近い将来には、チクッと電極を自分自身のからだに取りつけるだけで、電気

    yuiseki
    yuiseki 2012/04/16
  • 3Mとはどんな会社? | Chem-Station (ケムステ)

    またまた閑話休題です。今回は3M(旧Minnesota Mining Manufacturing)が公表しているプレゼンテーションをご紹介いたします。 どうも、Tshozoです。また飽きたので今回は窒素固定-2、の前に少々話題を変えて小ネタを。 今回は3Mの研究所ヘッドがNSF(詳しくはこちら)による産官学連携プログラムで発表したプレゼンをご紹介します。Post It やスコッチテープなど、ヒット商品群を継続して出す3Mがどう商品開発をしているのか? 化学者と言えども応用を考える方々なら興味があるのではと思い、取り上げることに致しました。(資料のリンクはこちら) もちろん外から見た話なので、内情はもっと違うぞ、というご意見もおありと思います。しかし、やはり何か原理原則が無いとこれだけの大規模な会社がうまくやっていけるわけがありません。その原理原則のようなものが伝えられれば幸いです。 有名な

    yuiseki
    yuiseki 2012/03/14
  • 化学者のつぶやき -Chem-Station-

    化学者のつぶやき 材料開発における生成AIの活用方法 開催日:2024/06/26 申込みはこちら■開催概要近年、少子高齢化、働き手の不足の影響を受け、従来の経験と勘による研究開発から、データを活用して、より効率的に、また人が発見出来なかった素材を研究開発していくことが目指されてい… 2024/6/22 archives, セミナー, 会告, 化学者のつぶやき Ming Yang教授の講演を聴講してみた bergです。この度は2024年6月19日(水)に東京工業大学 大岡山キャンパス(理学部)にて開催さ… 2024/6/21 化学者のつぶやき, 日常から 【6/26・27開催ウェビナー】バイオ分野の分析評価・試験~粒子径測定と吸入製剤試験の新技術~(三洋貿易株式会社) 1.ウェビナー概要2024年6月26日・27日の2日間で開催される三洋貿易ウェビ… 2024/6/20 archives,

    yuiseki
    yuiseki 2012/03/10
  • 「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき? | Chem-Station (ケムステ)

    「科学者として取り組むべき研究テーマは、どういう指針で選ぶべきなのか?」―これは研究者なら誰しも頭を悩ませる問題でしょう。プロとして現実的に生き残っていくためには、純粋興味のみに依るのではなく、ある程度現実を見据えたテーマ設定が求められることも多々あるからです。また必ずしも研究者を第一志望としない学生たちであっても、適切なテーマを与えてやることは、彼らの成長という教育的観点からも意義深いことです。 “How to Choose a Good Scientific Problem”(by Uri Alon, Molecular Cell, 2009, 35, 726)は、研究テーマ選びの指針を示したエッセイです。数ページ程度の短文ながら、「優れたテーマ選びは、人材育成の一環である」という観点から、分野を問わない骨太の内容が綴られています。駆け出しの独立研究者(PI)が想定読者のようですが、経

    「優れた研究テーマ」はどう選ぶべき? | Chem-Station (ケムステ)
    yuiseki
    yuiseki 2012/01/14
  • 現代の錬金術?―ウンコからグラフェンをつくった話― | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 現代の錬金術?―ウンコからグラフェンをつくった話― 2011/8/14 化学者のつぶやき, 論文 グラフェン, ジョーク, ネタ, 合成 投稿者: cosine 今回は小ネタを一つ。タイトルだけ見ると「なんじゃそりゃぁああ!」ですが、レッキとした先端研究の一つというのだから驚き。 当該論文はこれ↓ ”Growth of Graphene from Food, Insects, and Waste.” Ruan, G.; Sun, Z.; Peng, Z.; Tour, J. M. ACS Nano 2011, 5, 7601. doi:10.1021/nn202625c この研究を指揮したJames Tour教授は、ナノテクノロジー領域の先端で活躍する現役の研究者。しかし先端研究の傍らで、ナノプシャンとかナノカーなどといった遊び心満載な物体を合成することも忘れない、ユーモ

    yuiseki
    yuiseki 2011/09/18
  • ゲームプレイヤーがNatureの論文をゲット!? | Chem-Station (ケムステ)

    一般的な話題 ゲームプレイヤーがNatureの論文をゲット!? 2010/9/6 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 論文 Nature, ゲーミフィケーション, タンパク質, ヒューリスティクス, 分散コンピューティング, 構造生物学 投稿者: cosine 少し前の話題ですが、あまり取り上げられてないようなんでご紹介します。 研究に関わったことがあれば名を知らぬ者はいない、世界最高峰たるジャーナル・Nature。 「一生に一度は自分の名前を載せたい」と誰もが掲載目標に据える雑誌の一つです。 しかしそんなことに一生懸命な研究者をすっとばし、なんとゲームで遊んでいただけの輩がNatureに載ってしまったという、前代未聞の事態が起きてしまいました。 こんな異例な事態が見られたのはこの論文(Nature 2010, 466, 756.)。 著者欄を見ると、おお確かに、最後になんか見慣れない感じ

    yuiseki
    yuiseki 2010/09/07
  • 化学研究ライフハック: Evernoteで論文PDFを一元管理! | Chem-Station (ケムステ)

    化学者のつぶやき 化学研究ライフハック: Evernoteで論文PDFを一元管理! 2009/3/12 化学者のつぶやき, 実験・テクニック, 書籍・ソフト・Web Evernote, PDF, 論文管理 コメント: 0 投稿者: cosine 電子ジャーナルが発達した昨今、「論文を読む場所=図書館、論文の媒体=紙雑誌」というスタイルは過去のものとなりつつあります。 ほとんどの研究者はインターネットで論文検索をし、必要な論文をPDFファイルとしてダウンロードし、ラボで印刷するかPDFのままPC上で読む、というスタイルをとっているはずです。 ネットインフラが整ってきて、論文をどんどんダウンロードできるようになったのは素晴らしいことです。しかし、日々増え続けるPDFファイルを目の前に、一つ大きな懸案事項が持ち上がってきます。 つまり、入手した論文PDFをどうやって整理・管理すれば良いものか?と

    yuiseki
    yuiseki 2010/02/06
  • 化学の力で迷路を解く! | Chem-Station (ケムステ)

    “Maze Solving by Chemotactic Droplets” Lagzi, I.; Soh, S.; Wesson, P. J.; Browne, K. P.; Grzybowski, B. A. J. Am. Chem. Soc. 2010, 132, 1198. doi:10.1021/ja9076793 日公開されたばかりの論文ですが、分野を問わず化学者の皆さん気になっているご様子。Twitter上でも、ちらほら話題として見られます。やはり普段見かけない奇抜な論文には目が留まってしまうものなんでしょう。せっかくですから、ここで取り上げてみましょう。 まずは百聞は一見にしかず。上の動画をご覧ください。 水溶液を満たした迷路に赤色の油滴を落とすと、自発的に動いてゴールにたどり着くという、驚きの様子が収められています。 良く見てもらえれば分かりますが、一度間違ったルートに

    yuiseki
    yuiseki 2010/01/25
  • 科学史上最悪のスキャンダル?! "Climategate" - 化学者のつぶやき - Chem-Station

    一般的な話題 科学史上最悪のスキャンダル?! “Climategate” 2009/12/7 一般的な話題, 化学者のつぶやき, 日常から Climategate, クライメイトゲート, 二酸化炭素, 京都議定書, 国連機構変動枠組条約会議, 温暖化, COP15 投稿者: StarryNight 既に海外のメディアでは大きく取り上げられており、日でも数々のサイトで取り上げられていることなのでご存知の方も多いかと思いますが、去る11月に起きた、「Climategate事件」についてのつぶやきです。(*筆者が尊敬する科学者H.M氏より情報提供・ご協力を得ての執筆です) 長いので先に簡単にまとめると、 ・地球温暖化に関する大御所研究者のこれまでのデータとemail等が流出 ・そのデータから、研究の不正・印象操作が発覚(地球温暖化はCO2が主要因ではない&そもそも温暖化してない?!) とのこと

    yuiseki
    yuiseki 2009/12/08
  • 1