アニメーション作品『電脳コイル』(2007年放映、原作・脚本・監督 磯光雄)では、近未来の子ども向けのおもちゃとして作られた「電脳メガネ」という想像上のデバイスが描かれている。この「電脳メガネ」はこの現実世界に重なる仮想的な世界を同時に見せてくれる。作品中では電脳メガネをかけた人にだけ見える「電脳ペット」などが実用化されている。 この「電脳メガネ」のような、人の視界と一体化した情報デバイスの開発や活用に取り組む開発者達の一人が、携帯電話向けソフトウエア開発会社jig.jpの代表取締役社長、福野泰介氏だ(写真1、2)。
The New York TimesのブログBitsは米国時間2月21日、GoogleがAndroidベースの眼鏡型ヘッドアップディスプレイ(HUD)を開発中であると伝えた。同眼鏡を使えば、ことあるごとに携帯を取り出して情報を収集する必要がなくなるかもしれないという。 Bitsはこのプロジェクトに詳しい匿名のGoogle社員数名の話として、この眼鏡は2012年末までに発売が予定されており、価格は250~600ドルになると報じている。同Androidを搭載し、目から数センチ離れたところに小さな画面が置かれるという。3Gまたは4Gのデータ接続が可能で、GPSなどのセンサを備えるという。 Bitsは、Google社員の話として、眼鏡が低解像度内蔵カメラによって周囲の様子をリアルタイムに監視し、周囲の建物や近くにいる友人など、その場所に関する情報を映し出すとも伝えている。 また、この眼鏡は、既存の
2D and 3D-ready10% see-through HMD type45 degrees diagonal field of view100 inches at 10 feet (at 3 m) virtual image240 fps sequential color (80 fps per color)100:1 system contrast ratio30 bit RGB color depth (24 bit RGB input)24 bit stereo audioIPD Adjustment: 60mm to 70mm Lower Resolution Scaling 720p up-scaling to 1080p for 2D and 3D content720p 3D frame-packed and top-and-bottom formats suppor
視界の一角に映像を滑りこませるメガネ型ディスプレイ「AiRScouter」の製品化に乗り出したブラザー工業。同社の展示会で、AiRScouterとAR技術などを組み合わせた“近未来的現場作業”を体験してきた。 メガネをかけると視界の一角に半透明の画像や映像が浮かびあがり、見ているものに関する情報を提供する――。 こんなSF的な“メガネ型ディスプレイ”の本格的な事業化に、ブラザー工業が乗り出している。同社はこのほど、産業用メガネ型HMD(ヘッドマウントディスプレイ)「AiRScouter(エアスカウター)」を製品化。秋にもNECの現場作業向けウェアラブルコンピューター「Tele Scouter」のディスプレイとして出荷される。メガネを介して作業手順や組み立て解説などを視界に映し出し、作業者をサポートするといった利用シーンが想定されている。 機能は便利そうだが、実際の視界はどのようになるのか―
つい先日、網膜走査ディスプレイ(Retinal Imaging Display. 以下RID)を企画・開発したブラザー工業の人たちが僕のいる研究室に来て、このディスプレイをデモしてくれた。 RIDは、ヘッドアップディスプレイ(Head-Up Display.いわゆるVR向けのHead-Mounted Display(HMD)とは異なる)の一種で、目の近くに装着した小型デバイス(本体とは光ケーブルで接続されている)から、目に入れても安全な明るさの光を網膜に当て、その光を高速に動かすことによる残像効果を利用して、網膜に映像を直接投影するものである。 このディスプレイの最大の特徴は、装着者以外の人間には絶対に見えないことである(網膜に直接投影するのだから当然だが)。 ノートPCならともかくケータイの小さい液晶にも偏光フィルタを貼って、隣にいる人に見られないようにする人もいるくらいだから、自分にし
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