台湾のデジタル担当大臣オードリー・タン氏が日本の様々なメディアに登場する中で台湾政府が推進するDigital Democracyに興味を持った。メディアでは彼女がトランスジェンダーである事や、3日でマスクマップを開発した事にスポットライトが当たりがちだが、個人的にはvTaiwanと呼ばれる合意形成プラットフォームを社会実装している点に興味を惹かれたので、初めてnoteを書いてみる事にした。 1. vTaiwanとは?vTaiwanはシビックテックのコミュニティであるg0v(Gov Zero、台湾版Code for Japan)が構築・運営する合意形成プラットフォームである。2014年のひまわり運動の中で馬政権の要請に基づき始まった企画だ。このプラットフォームはpol.isをはじめとする様々なオープンソースのツールが使われている。 非常にエコノミカルに開発されている一方、既にいくつかの法案で
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