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ブックマーク / note.com/rashita (12)

  • ポピュリズムと「トランプ現象」を位置づける|倉下忠憲

    (*記事は、2017年02月15日にシミルボンに投稿された連載「僕らの生存戦略ブックガイド」からの転載です) 今回のコラム「僕らの生存戦略ブックガイド」では、最近世界で生じつつあるポピュリズムのうねりに関するを三冊ピックアップします。 2016年後半から2017年前半に発売された、比較的ホットな三冊です。 世界的なポピュリズムの流れ一冊目は、『ポピュリズムとは何か』。2016年12月に中公新書から発売されています。

    ポピュリズムと「トランプ現象」を位置づける|倉下忠憲
  • これからネットに文章をアップしていく人のための5つの方法|倉下忠憲

    SubStackは海外の、theLetterは国内のサービスです。アカウントを作ったら、ニュースレターが発行されます。同時にWebサイトも作ってくれるので、ブログ的な使い方もできるのが特徴です。 ブログ形式の場合は、インターネットに記事を公開しておいて「さあ、自由に見に来てください」という開いた態度で待つ形ですが、ニュースレター形式の場合は、興味を持った人に購読してもらって「さあ、どうぞお読みください」という閉じた態度で押し込む形です。 比較すると、ニュースレターの方が個人的なこと、書き手のコンテキストを織り込んだこと、連続的なことを伝えるのに向いています。ブログは、単発で読まれることを想定して書くのに向いています(もちろん向き不向きの話であって、可能不可能の話ではありません)。 ニュースレターは比較的気楽に書けるものの、購読してもらえないと読んでもらえない点がネックです。逆に言えば、そこ

    これからネットに文章をアップしていく人のための5つの方法|倉下忠憲
  • Evergreen notesについて/仕事を選ぶこと/いかに文化は生まれ、残っていくのか|倉下忠憲

    Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~2020/08/17 第514号はじめにはじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。 ポッドキャストの最新回が配信されております。 倉下サイドの『Re:vision』の更新が終わったので、その振り返りと今後について打ち合わせしました。たぶん、今回行った交互連載(的なもの)についてはまた記事を起こすことになるでしょう。 あと、今後は細かい更新記事をR-styleに書くことはないと思います。以降は、Addless Letterをチェックくださいませ。トップページの一番上に最新回の記事が表示されるようになっています。 Substackは、ニュースレター+ブログのようなサービスで、多少noteに似ているところがあります。佐々木大輔さん(@sasakill)が使っておられるのを見て、私もすぐに真似

    Evergreen notesについて/仕事を選ぶこと/いかに文化は生まれ、残っていくのか|倉下忠憲
  • 僕たちそれぞれの方法に向けて|倉下忠憲

    当初は「タスク管理を継続させるために大切するべき考え方とは?」という問題提起からインタビューを受けたのですが、「いや、継続できなくて当たり前なんですよ」とちゃぶ台返しから始めた話が、とても面白くまとめられております。 基的には、何かを継続するのは難しいので、タスク管理だってそれは同じです。だから、それなりに「策略」を持ってあたる必要があり、たとえそうであってすらなかなか継続できないよ、ということは前提としておいてよいでしょう。 で、一つ大切なのは、タスク管理を行う上で、「どういう状況だったら、タスク管理できているか」を自分なりに定義しておくことです。それがなければ、ある状況がうまくいっているのかいっていないのかが判断できません。それが判断できないなら、何を変えていけばいいのかもわからないでしょう。 そうなのです。「タスク管理」はすぐさま継続できるものではありません。言い換えれば、そこには

    僕たちそれぞれの方法に向けて|倉下忠憲
  • 最終回:情報社会に抗う術としての「間を置くこと」|倉下忠憲

    すでに心静かに生きている人には、別段アドバイスなど必要ないでしょう。しかし、現代の情報刺激社会ではなかなかそうもうまくいきません。 私たちは情報と付き合う術もろくに知らないまま、情報の濁流にいきなり突き落とされた格好です。バタバタ溺れたり、うまく呼吸ができなくなっても仕方がないでしょう。これは大げさな話ではなく、情報との接し方によって心の健康が損なわれてしまうことは十分にありえます。 私たちは、知的生産的に情報を活用する術を知る前に、教養的に自分を高めていく術(すべ)を知る前に、まず最低限の健康を、つまり自分という系の秩序を維持するための術を知る必要があります。 それがこの連載で長らく書いてきたことです。 大切なこと 題材として挙げた「積読リスト」は、二重の構造を持っています。まず、読書そのものが情報の濁流から距離を置けるメディアである、ということ。さらに、リストは自分の選択を直感的にしな

    最終回:情報社会に抗う術としての「間を置くこと」|倉下忠憲
  • Scrapboxの使い方|倉下忠憲|note

    Scrapboxの情報源 Scrapboxについての情報を集めたい、という人向けに情報源を集めてみました。 公式用途・カス…

    Scrapboxの使い方|倉下忠憲|note
  • おかえりなさいEvernote|倉下忠憲

    メジャーアップデートにふさわしい内容で、UI全体が刷新されています。動作もなかなか快適で、これまでの使い心地と比べると、天と地ほどの差があります。7万6000ものノートを保存してしまっている私であっても、「まあ、使えそう」という感じが持てるのが好感触です。 しかし、それはあくまで表面的な話です。個人的には、今回のアップデート内容そのものよりも、Evernoteが目指している方向がはっきりしてきたことを嬉しく思います。 一つには、Web版のEvernoteUI・操作感が統一されたことです。Web版とiOS版が統一されるのですから、今後はその他のOS版でも同様の統一が進んでいくのでしょう。バラバラだった操作感が一体になっていくということです。 これまではOSごとに使い勝手や機能が異なっており、同じEvernoteを使っているといっても、そのユーザー体験はバラバラでした。それではユーザー同士の

    おかえりなさいEvernote|倉下忠憲
  • 直接的であり、極めて間接的な情報摂取が生む怪物|倉下忠憲

    テクノロジーの進歩によって、ある国Aの人が他の国BやCの情報を大量に得ることができるようになった。その国のことを当には理解していないのに、理解した気になってしまうほど、人々は日々他国からの情報を受けとるようになってしまった。その結果、ある国Aにくらす人々のつくる世論がその国家の外交を左右し、別の国Bの社会システムに口出ししたり、逆に頑なに無視したりするようになった。 システムは、内部で閉じていたりしない。外部との、つまり他者との相互作用によって、その形を変えていくものである。まずは、ここから話を始めよう。 ポテトサラダの話スーパーでポテトサラダを見ていたら、「それくらい自分で作れ」と見知らぬ他人に言われた、というつぶやきを見かけた。真実かどうかはわからない。でも、いかにもありそうな話ではある。 ここには二つのポイントがある。 第一に、そうして声をかけた他者は、当然そのポテトサラダを見てい

    直接的であり、極めて間接的な情報摂取が生む怪物|倉下忠憲
  • アウトプットとそのボトルネックの解消|倉下忠憲

    『ザ・ゴール』は名著である。少なくとも、数あるビジネス書のうち「読む価値がある一冊」に上げられるなのは間違いない。 その『ザ・ゴール』にはTOCという概念が出てくる。Theory of Constraints(制約条件の理論)の略だ。業務プロセスが連結下にあるとき、全体のスループットは、各プロセスの中で一番低いプロセスに制約される、という考え方で、その一番低いプロセス部分が「ボトルネック」と呼ばれる。ビンで口の近くの狭くなっているあの部分のことだ。 たとえば、バケツリレーを思い浮かべてみよう。AくんからDくんまでが水の入ったバケツ回していく。しかし、Bくんが極めて非力であり、他に比べて半分の水しか持てないとする。すると、どれだけAくんたちが頑張ってもBくんのところで、バケツの水が半分捨てられてしまい、望むような結果にならない。むしろ回数を増やせば増やすほど捨てられる水の量が増えてしまう。

    アウトプットとそのボトルネックの解消|倉下忠憲
  • Scrapboxを使い始める前に知ってもらいたい7つのこと|倉下忠憲

    Scrapboxというツールは、導入コストがむちゃくちゃ低いのですが、それでも「これは前もって押さえておいた方がよいかも」という点はいくつかあります。 今回は、それをぎゅっと7つに絞り込んで紹介してみます。 メモ帳のように使えるwikiScrapboxはwikiです。インターフェース的にものすごくメモ帳っぽい緩さがありますが、その骨子はwikiです。 もちろん、wikiにも多様な利用法があるように、Scrapboxにも利用法はたくさんあります。 Scrapbox活用事例集 とは言え、これはwikiです。大げさに言えば、知識・情報を組織化するためのツールです。 でも、操作感はメモ帳です。メモ帳のようにライトに使えます。そのギャップ萌えがScrapboxの良さの一つです。 パソコンが便利Scrapboxはクラウドツールなので、パソコンからでもスマートフォン&タブレットからでも使えます。 が、正

    Scrapboxを使い始める前に知ってもらいたい7つのこと|倉下忠憲
  • カード法とメタ・ノート/なかば閉じた環境の豊かさ/アウトライナー論とは何か?という問題提起|倉下忠憲

    Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~ 2020/06/08 第504号 はじめにはじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。 体調が復活して、徐々に元気になってくると、休憩時間が煩わしく感じられるようになります。ゆっくり休んだり、長時間散歩したり、ストレッチしたり、仕事以外の作業をするのがうっとうしく感じるのです。 もちろん、よろしくない傾向です。自分がやりたいことを優先するのではなく、自分がやるべきことを優先させるべきでしょう。でないとまた体を悪くしてしまいます。 よくインターネットで「自由に生きる」とか「やりたいことをやる」が礼賛されていますが、それが究極に達成されている状況って、結構やばいことなんじゃないかなと思います。 〜〜〜評価の収穫逓減〜〜〜 以下のようなツイートしました。 いろいろなマネージャーを見てきたけど

    カード法とメタ・ノート/なかば閉じた環境の豊かさ/アウトライナー論とは何か?という問題提起|倉下忠憲
  • たくさんの物語に触れること|倉下忠憲

    Weekly R-style Magazine ~読む・書く・考えるの探求~2019/05/20 第449号はじめに はじめましての方、はじめまして。毎度おなじみの方、ありがとうございます。 いよいよ電子雑誌「かーそる」の第三号が、(ほぼ)完成しました。 原稿は一通り揃っていて、修正も終わり、あとは最終的なデータを紙版(PDF)と電子書籍版(EPUB)で確認するだけです。 で、一応「かーそる」は電子書籍で読むことを想定してデザインなどを決定しているのですが、やはり紙版は紙版で良さがあります。なんというか、佇まいがかっこいいのです。 とは言え、BCCKSの紙版はPOD(プリントオンデマンド)なのでどうしても価格が高く、「皆さん買ってくださいね」とは言いづらい雰囲気があります。 だから、やっぱり両方あるのが良いのでしょう。異なる楽しみ方と価格帯。それは、マーケティング的にリーチを拡げるという意

    たくさんの物語に触れること|倉下忠憲
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