東京23区内にありながら、利用者の少ない駅がある。地方のローカル線の駅とはケタが違うけれど、常時混雑している駅が多い23区内では異色の存在である。誰でも知っているわけではないのでマイナーな駅が多く、鉄道会社にとっては収益が上がらないので「残念な駅」だが、見方を変えれば都会のオアシスのような落ち着ける場所とも言える。今回は、こうした利用者の少ない駅を取り上げ、なぜ閑散としているのかを考えてみたい。(各駅の乗車人員・乗降人員は特記以外2016年度のデータ) 23区のJR駅で利用者数最少 01)JR京葉線・越中島駅(1日平均乗車人員:5229人) JR東日本では、各駅の乗車人員をかなり下位に至るまで発表している。それによると、23区内の駅で最下位なのは、京葉線の越中島駅で1日平均5229人となっている。同じ京葉線でも東京寄りの隣駅である八丁堀駅が3万3172人、千葉方面の隣駅である潮見駅が1万3
![残念?オアシス?都心の「閑散とした駅」10選](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/7dff0350928ffe7b4e8f3b93b7943710aa0d40ab/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Ftk.ismcdn.jp%2Fmwimgs%2F9%2Fd%2F1200w%2Fimg_9d564792de759ddf35448efc606d527195675.jpg)