アドビシステムズは「Adobe MAX Japan」で、開発中の4つのクリエイター向け新技術を初公開した。1つ目は2Dのイラストに点を打つだけで3Dモデルを作る技術、2つ目は写真から“ブラシ”を作る技術、3つ目はビデオや静止画に2Dエフェクトを足すだけで3Dシーンで使えるエフェクトを作る技術、そして4つ目が写真でつぶってしまった目を開く技術だ。 「2Dのイラストから3Dモデルを作る技術」は、米Adobe Systemsのテクニカルアーティスト・伊藤大地さんらが作った技術。顔の位置を緑の線で囲み、顔に緑の点を打つ。それらの点を、正面、右横顔、左横顔それぞれで同じ箇所の点とリンクさせ、「3D mesh」ボタンを押せば、3Dモデリングの知識がなくても2Dから3Dキャラクターを生成できるという。