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  • 異世界料理マンガは「日本スゴイ」の夢を見ているだけなのか? - Something Orange

    先日、芥川賞作家・市川沙央が現代の「異世界小説」を語った記事がちょっと話題になった。 https://bunshun.jp/articles/-/73450 そのなかで、市川は『異世界堂』などの「異世界料理もの」に「日スゴイ」の欲望を見て取っている。 いずことも知れない異世界の人間たちが、現代日料理に舌鼓を打ち、興奮し、絶賛する様子を描くこの手の作品は、その実、テレビなどで発信されているナショナリスティックな「日スゴイ」番組と何ら変わらないということだろう。 一理ある。というか、じつは料理ものを含む現代文化礼賛的なウェブ小説に「日スゴイ」的なるものを見る視点は、何年も前から存在したのだ。 話は変わりますが、異世界に近現代のテクノロジーを持ちこんで主人公が活躍するエンタメって、どこか「日スゴイ」に似てませんか。 インターネットでは、テレビでよく見かける「日のモノ・テクノロジー

    異世界料理マンガは「日本スゴイ」の夢を見ているだけなのか? - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2024/11/03
    日本スゴイじゃなくて、現代人の俺スゴイだろポルノ。異世界マクドナルドや異世界Microsoft社でも十分スゴイだろ出来る。あと、ダンジョン飯の様な異世界に行ってない作品は異世界マンガには該当しない。
  • 小説家になろうにおける異世界は「異」世界ではなく異「世界」である。 - Something Orange

    もうすでに一時的な流行は去ってしまった感もあるが、ソーシャルメディアではいまも「異世界転生」が話題である。その是非を巡ってきょうも不毛とも思える論戦がくりひろげられている。 で、なぜ「異世界転生」なのかというクエスチョンに対しては、いろいろなアンサーが考えられるだろう。「氷河期世代」や「失われた30年」といった現実社会の事情に対応しているというのもそのひとつだし、あらゆる願いが奔放に叶う場所として「異世界」が要請されているという考えかたもあるはずだ。 ぼくは、そういったひとつひとつのアンサーを否定するつもりはとくにない。ただ、時々、それらとはちょっと違う考えかたを思い浮かべることがある。つまり、もう「異世界」くらいしか冒険の舞台がないのだよな、と。 かつて、神話の時代、世界は十分に広く、冒険の舞台にあふれていた。なぜなら、個々の人間の視野はあまりにも狭く、その外に何が広がっているのかだれも

    小説家になろうにおける異世界は「異」世界ではなく異「世界」である。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2024/10/03
    なろう小説はあらかた読み尽くした感があって、世の中にも若干飽きられて来ているなら代謝として良い兆候だと思う。粗悪なコンテンツは消費し切るまで消費し尽くしたとしても、新しいコンテンツが台頭するだけだ。
  • スポーツマンガは大谷翔平を超えられるか? - Something Orange

    いまに始まったことではないが、大谷翔平が大活躍だ。 9月29日現在で一試合を残してホームラン50、盗塁50回の歴史的な記録を達成、なおかつ三冠王の可能性もあるという途方もない数字を記録していて、MVPの呼び声も高い。 これで「業」はピッチャーだというのだから、とんでもないヤツとしかいいようがない。世界野球史上、否、あらゆるスポーツの歴史上でも指折りの才能といっても過言ではないだろう。 さて、そんな大谷の偉業は、しばしば「マンガ」と比較されることがある。ワールド・ベースボール・クラシックのあまりにもドラマティックな活躍もあって、その人生を仮にマンガにしたら成立しないというのだ。 「大谷はマンガを超えた」とか「フィクションを超えてしまった」という人も、プロの漫画家を含めてたくさんいる。あまりにもすごすぎて仮にマンガに描いたらリアリティを感じられないということだろう。 https://new

    スポーツマンガは大谷翔平を超えられるか? - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2024/09/30
    Majorの茂野吾郎はサイ・ヤング賞2回も獲ってる。なろう系の野球マンガ無いよな。
  • 有名税は重税すぎる。 - Something Orange

    ことばの刃は、ときとして人を刺し殺す。 『羽生結弦 孤高の原動力』(AERA特別編集) 朝日新聞出版 Amazon トップスケーターの羽生結弦さんが離婚を発表した。 ご報告がございます。 これからも前を向いて進んでいきます。 宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/fq3IGszBM8 — 羽生結弦official_Staff 公式 (@YUZURUofficial_) 2023年11月17日 結婚発表直後の離婚であるが、その理由はマスコミのつきまといや不審者のストーキング行為、また(おそらくはネットの匿名での)誹謗中傷にあるという。 現在、様々なメディア媒体で、一般人であるお相手、そのご親族や関係者の方々に対して、そして私の親族、関係者に対しても誹謗中傷やストーカー行為、許可のない取材や報道がなされています。生活空間においても、不審な車や人物に徘徊されることや、突然声を

    有名税は重税すぎる。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2023/11/18
    有名税の支払いを拒む行為は脱税に値するのかもな。然るべき税金対策を行なって節税をしなければ、有名税は容赦無く取り立てにやって来る。納税は義務だ。一般人だから容赦して貰えると思うのは甘過ぎる。
  • 「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange

    「ホス狂い」という言葉をご存知だろうか。 主に女性をあいてにする遊興施設であるホストクラブに通いつめ、何百万、何千万という大金を浪費して「ホスト遊び」に夢中になる女性たちを指す俗語だ。 そういった女性たちのなかには、違法な売春を行ってそのカネをホストに貢ぐ人物が少なくないことが知られており、社会問題化している。 ホス狂い ~歌舞伎町ネバーランドで女たちは今日も踊る~(小学館新書) 作者:宇都宮直子 小学館 Amazon ホス狂い 作者:大泉りか 鉄人社 Amazon メイド喫茶で働いてお金貯めて整形してコスプレイヤーになってホス狂いしてAV女優になった話 hilia TALK 作者:高嶋 めいみ 主婦の友社 Amazon そうでなくても一般に「ホス狂い」は社会的逸脱として見られる行動であり、社会が彼女たちを見る目は冷たい。 もちろんインターネットでもそうで、ツイッターを検索すると、そのよう

    「いったいホストに何千万もつぎ込む売春女のどこが貧困なんだよ(笑)」「ここです」。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2023/11/02
    現代日本の貧困の多くは消費欲に対する散財だと思う。
  • なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange

    「上の世代のオタク差別意識が異常に感じる」という匿名記事が以前、話題になった。 上の世代と言っても私も今年30歳になったばかりなんだけど、はてなとかツイッター見てると40~60代と思しき人のオタク差別意識見るとビックリする。 オタクを人間扱いしてなかったり、どういう罵倒をしてもいいと思ってたり、最近はオタクが統一協会と関わりがあると言い出したり・・・・・正気になって、オタクってただの趣味だよ?世の中のオタクはただ同じ趣味なだけの他人だよ? https://anond.hatelabo.jp/20211003125552 ぼくは「差別される側」であるわけだが、この気持ちはよくわかる。 かつて、「オタク差別」は「あたりまえ」の感情だった。 オタクとは異常者であり、犯罪者予備軍である。そのような「異常」な偏見に満ちた意見が、ごくふつうに語られていたのだ。 ぼくはその時代をじっさいに生きて来たから

    なぜ規制派オタクは同じオタクを見下すのか。その「異常」な同族嫌悪の理由をわかりやすく説明するよ。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2023/08/10
    これは洗練という自浄作用。外から見たら同族に思えるが、実際には同族では無い。日本のオタクに求められる社会性のハードルがどんどん上がって来たってこと。ナードとギーグの様に差別化する言葉が必要かもな。
  • どうすれば人類は戦争を克服できるのか? 空想的な平和主義が戦乱をもたらす。 - Something Orange

    「暴力」について考えてみたい。 というのも、幸村誠の歴史冒険マンガ『ヴィンランド・サガ』がクライマックスに到達しているからだ。 ヴィンランド・サガ(27) (アフタヌーンコミックス) 作者:幸村誠 講談社 Amazon 戦争を嫌い、平和を求めるこの物語の主人公トルフィンの物語はかつて夢見た理想の地「ヴィンランド(アメリカ大陸)」に到達し、そこで小さな村を作り出すに至っている。 しかし、しだいにそこにも戦乱の影が忍び寄ってくる。はたしてすべての暴力を否定するトルフィンたちは戦争を止めることができるのか――と、考えるだけで胃が痛くなるような展開が続いているのである。 それではなぜ胃が痛くなるかといえば、そもそも「すべての暴力を否定する」ことはどうにも不可能なのではないかと思えるからにほかならない。 たしかに、暴力は悪だろう。殊に弱者に対する暴力は絶対に否定されるべきものでもあるだろう。 しかし

    どうすれば人類は戦争を克服できるのか? 空想的な平和主義が戦乱をもたらす。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2023/07/27
    今の大人達が全員死んで世代が入れ替われば今よりも平和に近づくと思う。人権思想はまだまだ発展途上の段階。今生で何もかもが解決するもんだと楽観視してはいけない。
  • なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange

    ①「オタク文化と宗教のアフィニティ(親和性)」 たとえば、そう、何気なく眺めていた報道番組で、何の罪もない子供が亡くなる事件が放送されていたとき。ふと、何ともいえず哀しく、薄ら寒い気持ちにならないでしょうか。 その子は大人から虐待を受けていたのかもしれませんし、純粋に不幸な事故で落命しただけかもしれません。いずれにしろ、かれ/彼女は、一見して平和で安全なこの社会に開いた「虚無の穴」へ墜落してしまったのです。 「虚無」は社会の至るところに穴を開けています。そのとき、あなたも、その報道を通しその深淵をほんの少しのぞき込んだといって良いでしょう。 戦慄の体験。 とはいえ、あなたはあまり長い間その記憶を引きずらないに違いありません。その出来事はきわめて痛ましいけれど、あくまで見知らぬ子供のことに過ぎませんし、いつまでも気にかけるには人生はあまりに忙しないこともたしか。ひとまずは、そういえるでしょう

    なぜ、ただのアニメやゲームが人を救うのか、宗教的に説明するよ。 - Something Orange
    yunotanoro
    yunotanoro 2023/07/24
    本来は混沌こそが現実であるのだが、アニメやゲームは現実をデフォルメして混沌を覆い隠してくれる。けど、混沌を取り除いている訳じゃ無いので、救いではなく現実逃避なのよ。中年期には現実から逃げきれなくなる。
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