作業服や安全靴のワークマンが今年4月に発売した『ファイングリップシューズ』が“お出かけ靴”として売れている。本来は水に濡れた滑りやすい厨房の作業用に生まれた靴が、いかにして老若男女から広く愛される仕様へと生まれ変わったのだろうか。 定番の厨房靴をターゲットを変更して再開発 1900円と低価格でありながら、「雨の日の濡れた地面や油で汚れた床でも滑りにくい」と、好評を得ている『ファイングリップシューズ』。実はこの靴、作業服や安全靴の開発・販売を行うワークマンが販売する厨房靴がもとになっている。厨房靴とは、飲食店の濡れた厨房で作業をしても滑りにくく、かつ、動きやすさも追求して作られたもの。長年、シェフや調理師らの間で、作業靴として定番化した商品だった。 ところがある日、ワークマンの社員がSNS上で意外な書き込みを目にする。雨の日にレインシューズを履いていても、滑る床が多いと困っていた女性に、ワー
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