【読売新聞】 シャープが、テレビ向けの液晶パネル生産を手がける「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)の稼働を停止する方針であることがわかった。市況の低迷で不振が続く液晶事業を縮小し、収益を改善する狙いだ。シャープは国内で唯一
【読売新聞】 シャープが、テレビ向けの液晶パネル生産を手がける「堺ディスプレイプロダクト(SDP)」(堺市)の稼働を停止する方針であることがわかった。市況の低迷で不振が続く液晶事業を縮小し、収益を改善する狙いだ。シャープは国内で唯一
「スシロー」には1台250万円の寿司ロボットも! 回転寿司チェーン支えるメーカーの知られざる実力:飲食店を科学する(1/4 ページ) こんにちは飲食店コンサルタントの三ツ井創太郎です。コロナ禍で多くの業界が大打撃を受けていますが、そんな中でも業績好調な企業の取り組みを分析していきたいと思います。 突然ですが皆さんは「寿司ロボット」をご存じでしょうか? その名の通り、寿司を握るロボットです。 今や多くの回転寿司チェーンやスーパーの寿司コーナーで導入されており、1時間で最大3600個もの「握り寿司のシャリ」を握れるロボットもあります。さらに、巻物や軍艦をつくるロボットもあり、寿司職人がいなくても、新鮮な寿司ネタをロボットがつくったシャリにのせるだけで、安定した品質の寿司を提供できます。日頃から手頃な価格で寿司を食べられるのは、このロボットの活躍のおかげとも言えます。
“正直”に徹したら「何かすごそう」なハサミができた コクヨの「HASA」:分かりにくいけれど面白いモノたち(3/5 ページ) コクヨはこの「正直」に作るというコンセプトをとにかく大事にしていて、現場では「正直チェックリスト」というものを作り、細部まで「これが正直かどうか」を確認していったという。それはまるで、「これはロックか、そうでないか」をいちいち判定していた高校時代を思い出させるような話ではあるが、切れ味の良さ、長く使えるかどうか、愛着が持てる道具になっているか、といった部分をチェックするに当たって「正直」という基準を設けるのは、良いアイデアだったと思う。 その正直さはラインアップにも表れている。今回、HASAは強力タイプの「HASA-001」(2420円)、強力・ロングタイプの「HASA-002」(2750円)、紙・工作用の「HASA-003」(2420円)の3種類を用意しているのだ
深圳のさまざまなメーカーが、Apple製ワイヤレスイヤフォン「AirPods」そっくりのニセモノを製造・販売している。 価格は安いもので1000円以下。2万7800円するホンモノと大きく違うが、Apple製品ときちんとペアリングする。こうしたニセAirPodsは総称して「华强北(ファーチャンベイ)」と呼ばれている。なお华强北とは、深圳にある世界最大級の電気街のことだ。 「华强北」はもちろんホンモノの機能をすべて備えているわけではなく、音質なども値段相応だ。しかし、動作する製品がこの価格で販売できる事実が、中国半導体産業の成長を表している。 筆者は#分解のススメというハードウェア分解の共同発起人で、さまざまな製品を分解して楽しんでいる。今回のニセAirPodsも、分解のために購入した。価格は78人民元(約1500円)だ。 ホンモノのAirPodsは、ノイズキャンセルや空間オーディオなどを実現
鹿児島県錦江(きんこう)町(町長:新田 敏郎、以下 錦江町)と、最先端のテクノロジー教育事業「TECH PARK(テックパーク)」を展開する株式会社グルーヴノーツ(本社:福岡市中央区、代表取締役会長:佐々木 久美子、以下 グルーヴノーツ)は、2022年8月3日(水)〜5日(金)に、小中学生がテクノロジーとものづくりについて学ぶ「デジタルワークキャンプ2022 in 錦江町」を開催します。 錦江町では、深刻化する町の少子高齢化問題を真摯に受け止め、将来の担い手である子どもや孫たちに、夢を実現できるフィールドを提供することで、新たなしごとを生み出しながらコミュニティを支えられる人に成長できる「まち」を目指して、2017年より独自の地方創生総合戦略として「錦江町 『MIRAI』 づくりプロジェクト」に取り組んでいます。 このたびのデジタルワークショップは、「錦江町 『MIRAI』 づくりプロジェ
令和の時代になるまでよく日の目に当たらなかったなと…。 Web・Twitter・Instagram・Fecebook・Youtubeチャンネルとネットでの活動報告は盛んでしたが、今回ので全て削除(もしくは非公開化)されてます。 ただ、こういうのってネットの海に漂わせた以上消すと増えるのが定番でして。
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その誕生を地元新聞も経済新聞も記事にしなかった。2年後、『コードの情報を白黒の点の組み合わせに置き換える』と最下段のベタ記事で初めて紹介された時、その形を思い浮かべることができる読者はいなかった。いま、説明の必要すらない。QRコードはなぜ開発され、どう動くのだろうか。 QRコードは、自動車生産ラインの切実な要請と非自動車部門の技術者の「世界標準の発明をしたい」という野心の微妙な混交の下、1990年代前半の日本電装(現デンソー)で開発された。 トヨタグループの生産現場では、部品名と数量の記された物理的なカンバンが発注書、納品書として行き来することで在庫を管理する。そのデータ入力を自動化するバーコード(NDコード)を開発したのがデンソーだ。 バブル全盛の1990年ごろ、空前の生産台数、多様な車種・オプションに応えるため、部品も納入業者も急激に増え、NDコードが限界を迎えていた。63桁の数字しか
ルポライター。1959年、東京生まれ。早稲田実業学校卒業後、早稲田大学第一文学部卒業。これまで経済誌や総合誌を舞台に、企業経営者(特に中小企業)、職人、研究者などのインタビュー記事を多数執筆。近年は人物評伝に注力。主な著書に『全員反対! だから売れる』(新潮社2004年)、『よくわかる介護・福祉業界』(日本実業出版社2007年改訂版)、『ヤフー・ジャパンはなぜトップを走り続けるのか』(ソフトバンククリエイティブ2006年)、『満身これ学究 古筆学の創始者、小松茂美の闘い』(文藝春秋2008年)、『大好きなニッポン、恥ずかしいニッポン』(マガジンハウス2011年)、『らくだ君の「直言流」』(出版芸術社)2014年)などがある。 katsumi-y@my.email.ne.jp 飛び立て、世界へ! 中小企業の海外進出奮闘記 小さくても特定の商品やサービスで世界的なシェアを持ち、グローバルに活動
東京の蒲田といえば、どんなイメージがあるでしょうか。映画の『蒲田行進曲』、羽田に近い、下町などの印象を持っている人も少なくなさそうですが、いずれにせよ、あまり観光地のイメージがない街です。 しかし、そんなイメージが覆る日もそう遠くないかもしれません。きっかけは、4月19日に京急蒲田駅近くにオープンしたホテル。いったい、どんな魅力を秘めたホテルなのでしょうか。 玄関では古い旋盤機がお出迎え 京急蒲田駅の東口から徒歩3分ほどの商店街の中に、そのホテルはありました。玄関では、工作機械である大きな旋盤機が展示され、お出迎えしてくれます。 この旋盤機は実際に大田区内の町工場で使われていたもので、工場の廃業を機に譲り受けたとのこと。年代は不明ですが、大変古いものだそうです。 ホテルの玄関に飾られた旋盤機 「ホテル オリエンタルエクスプレス 東京蒲田」は町工場とコラボレーションしたという珍しいホテル。フ
最近国立大学では冬休みがどんどん短くなってきていて、この年末から正月にかけてもまともに読書する時間が持てなかったのだが、その中では藤岡淳一『「ハードウエアのシリコンバレー深セン」に学ぶ』(インプレスR&D)がとても印象的だった。 「ハードウェアのシリコンバレー深セン」に学ぶ−これからの製造のトレンドとエコシステム (NextPublishing) 作者: 藤岡淳一出版社/メーカー: インプレスR&D発売日: 2017/11/24メディア: Kindle版この商品を含むブログ (1件) を見る 藤岡氏は、深圳に本社を持つEMS企業、ジェネシスの創業者・社長として2001年から10年以上にわたって深圳の製造業の現場で活躍してきた実業家だ。通常、中小企業のオヤジが成功談を本にしましたというと、他人にはあまり参考にならない苦労話、自慢話でお腹イッパイ、、と思われがちだが、この本はそういった類の本と
東京都大田区の町工場の経営者らが集まって五輪出場を目指す「下町ボブスレープロジェクト」。平昌冬季五輪で「下町ソリ」を使う契約を結んだジャマイカチームは、最終的にラトビアのBTC社製ソリを使った。 なぜ下町ソリは採用されなかったのか。ジャマイカチームは走行テストでBTC社製より2秒遅かったことを理由の一つに挙げたが、2台の条件が違いすぎ、正確な比較だったとは思わない。だが、差はあった。取材で見えてきたのは、ソリを製作する力ではなく、ものづくり志向を超えた、乗り手への「共感力」の差だ。五輪を前に、100分の1秒を縮めようと戦う選手やコーチに信頼してもらえなかったことが、残念な結果を招いた要因ではないか。
2月5日、「下町ボブスレー」の推進委員会から、平昌オリンピックでの使用契約を結んでいたジャマイカ代表に、本番での「下町ボブスレー」製ソリの使用を拒否されたことを表明した。本番では、ラトビアのBTC社製の物を使うとのことだ。 www.asahi.com 本番での使用を拒否された理由は、ざっくり言えば下記2点である。 ドイツでの滑走テストで、ラトビア製のソリと比較して2秒遅かった。 1月に行われた2度の機体検査に不合格だった。 ボブスレーに詳しくないので、1点目はテスト条件などが正しかったのか分からず判断できないが、2点目は致命的であろう。これまで何年もプロジェクトを続けてきたにも関わらず、直前の検査に合格できないというのは、全く言い訳のできない事実だ。ジャマイカが不採用としたのは当然である。 一方、本件に際し「下町ボブスレー」側は6,800万円もの多額の損害賠償請求をちらつかせるなど、泥仕合
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