1953年、上海市生まれ。85年に来日。『蛇頭』、『「中国全省を読む」事典』、翻訳書『ノーと言える中国』がベストセラーに。そのほかにも『日中はなぜわかり合えないのか』、『これは私が愛した日本なのか』、『新華僑』、『鯛と羊』など著書多数。 莫邦富の中国ビジネスおどろき新発見 地方都市の勃興、ものづくりの精度向上、環境や社会貢献への関心の高まり…中国は今大きく変わりつつある。先入観を引きずったままだと、日本企業はどんどん中国市場から脱落しかねない。色眼鏡を外し、中国ビジネスの変化に改めて目を凝らす必要がある。道案内人は日中を行き来する中国人作家・ジャーナリストの莫邦富氏。日本ではあまり報道されない「今は小さくとも大きな潮流となりうる」新発見をお届けしよう。 バックナンバー一覧 先日、産経新聞に「『クレヨンしんちゃん』商標を使う中国食品大手が香港で上場へ」と題する記事が掲載された。 それによると
クリスマスや年末のお買い物シーズンがやってきますね。お店はお客である私たちに、衝動的に買ってもらおうとします。自分のショッピングカートが、金魚鉢とか等身大のキリンのぬいぐるみとか、わけのわからないもので一杯になっていたら、余計なのを買おうとしてると思って良いでしょう。そこで今回は、「余計な買い物の原因」と「買い物に失敗しないためのポイント」をお教えします。 ■いらないものでも「無料」には弱い 「タダほど怖いものはない」ということわざもありますが、「無料」という言葉には無視できない魔力があります。差し出されたものが無料だったら、別にもらってもいいかな...という気持ちになりやすいものです。無料のものをもらうのは別に悪くないだろう! と思うかもしれませんが、問題は、お金を払わないからといって、何の代償も払わないわけではないということです。無料の魔力は、普通なら選ばないようなものを選ばせたり、そ
財団所有という珍しい一面を持った、ドイツ最大の光学機器メーカー。日本進出100周年を迎えた長寿会社の今後の展望を聞いた。 ──同じ光学機器メーカーとして、医療機器などで競合するオリンパスで不祥事が発覚し、外資系企業からの買収観測も流れている。この現状をどう見るか。 オリンパスが置かれている状況について、われわれからのコメントは控えたい。 事業分野で考えると、オリンパスとは特に顕微鏡で競合している。オリンパスの技術や製品はすばらしく、ベンチマークにしている強い競合他社の一つだ。 ──ピーク時と比べて株価がだいぶ低くなっているが、買うつもりはないのか。 われわれは財団が所有している非公開企業という特性もあり、資本が潤沢にあるわけではない。そのため、会社の内部からの成長に注力してきた歴史があり、そこに強みを持つ会社だ。 過去には優れた技術を持つ小さな会社を買収したこともあるが、基本的に他社を買う
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