最新鋭の中型ジェット旅客機ボーイング787(通称:ドリームライナー)の初号機が米国時間26日、米ワシントン州のボーイング社工場にて全日空に引き渡されたそうだ(NHKニュース、本家/.)。 ボーイング787はその機体に炭素繊維強化プラスチックなどの複合材をおよそ50%程使用し燃料効率を向上させており、中型ながら大型機並の長距離を飛行できるとされている。発注したパーツが組立時に合わない事態が発生したり、機体に欠陥が発覚したり、その他様々な理由により開発は遅れを重ね、当初の予定から3年遅れでの納入となった。 この初号機は日本時間28日午前に羽田空港に到着するとのこと。初フライトは来月26日が予定されており、11月からは羽田-岡山間および羽田-広島間の定期便に就航予定とのことだ。