コードウェイナー・スミスの「アルファ・ラルファ大通り」は偶然と必然の織りなすタペストリーなのだが、その脇道を歩いていてもほんの少しの偶然と必然ぐらいはある。 というかここは、日々思ったこととか読んだ本の感想とかそんなものを書き溜める日記のようなものである。 著 皆川 博子/ 販売元/出版社 理論社 発売日 2007-11 Amazon/楽天ブックス はっきりいって自分の好みではなく、買ってしまったいじょうは読まなくてはもったいないという気持ちのみで読み進めていったわけだが、読み終えてみると凄い物を読まされてしまったという気持ちでいっぱいになってしまった。 ページをめくる手が止まらないとかそういう問題ではなく、嫌々読んでいたうえに、読み終えてみればやっぱり好きな話ではなかったことが実感できて、さらにいえば好きな話ではなかったので全然満足できなかったわけだが、読み終えてみればそんなことなどどう