「トウモロコシは最悪」26種のバイオ燃料のエコ効果を分析 2008年1月22日 環境 コメント: トラックバック (0) Brandon Keim バイオ燃料はどれも同じというわけではない。そして、主要なバイオ燃料生産国は、最悪のものを作り続けている。 スミソニアン熱帯研究所(STRI)の科学者Jorn Scharlemann氏とWilliam F. Laurance氏は、1月4日付けの科学雑誌『Science』誌に、スイス政府によって委託された研究の結果を掲載している。これは、26種のバイオ燃料用農産物を対象とした分析だ。 定義からすると、バイオ燃料は化石燃料の使用を削減することになっている。しかし、原料となる作物を栽培し燃料に加工する過程を考えると、バイオ燃料の種類によっては温室ガス削減効果が低いことが分かっている(日本語版記事)。 つまり、原料となる作物を育てる農地を確保するために森
どうもIT系の世界ではCOBOLは悪者にされやすい。たとえば、 2000億行もの負の遺産――COBOLコードの近代化はどのように進めるべきか とか。 悪者にしたい気持ちもわからないではないが、「それはCOBOLのせいじゃないだろう」なことまでCOBOLのせいにされてしまっているのが気の毒だ。「COBOLのせい」にされているもののうち、何割かはCOBOLのせいじゃないし、それはCOBOLのせいじゃないが故に、他の言語やプラットフォームも陥る危険がある。その辺を正しく切り分けておかないと、「今時流行りのもの」もいずれ「○○は悪者」「○○は古い」になってしまう。 忘れちゃならないのが、今は「古いもの」の代名詞となっているCOBOLであっても、出た当初は最先端のバリバリだったということ。つまり、「今」最先端でバリバリだと思われているものであっても、何10年かすると「過去の遺物」とされる危険があると
CやC++が持つ性能の高さとRubyやPythonのような最近のプログラミング言語が持つプログラマの生産性の高さとを一つの言語が併せ持つことはできないのだろうか? Zortech C++コンパイラやDigital Mars C/C++コンパイラの作者であるWalter Bright氏は、正にその問いを自らに問いかけてC++の後継言語である Digital Mars D を作成した。Dは仕事を手早く片付けるために役立つ実用的なプログラミング言語で、ちょうど1年前に最初のリリース(バージョン1.0)が公開された。 なぜ新しいプログラミング言語が必要なのだろうか? その理由の一つは、C++があまりに複雑だからということだ。C++のすべての機能を覚えることはあまりに困難であるため、たいていのC++プログラマは特定の機能群を使用することが習慣となり、それ以外の機能には手を出さなくなる。このことはコン
国内外の株価が急落した。米国のサブプライムローンの焦げ付き問題が原因と報じられているが、何割くらいの人が、どのような形で、原因と結果の結びつきを理解しているかが気になるところだ。「アメリカの住宅ローンの問題で、なぜ日本の株価まで下がるのか」と、ふに落ちない方もいらっしゃるだろう。 金融関係者には常識でも、こうした問題に直接的な関心を持っていない人にとって、分かりにくい点がいくつかあるような気がする。筆者自身、いくつかのメディアの取材を受けて説明を試みたが、「ああ、ここが伝わりにくいのか」と後から気付く点が、少なくとも二つあった。 米国のサブプライムローンの焦げ付きが、日本の株価の下落に波及するまでの流れを、順を追って説明してみよう。 (1)「サブプライムローン」とは、米国の低所得・低信用者向けの住宅ローンだ。 (2)サブプライムローンは多数のローンをまとめた商品として証券化されていて、これ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く