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2008年1月11日のブックマーク (1件)

  • マンガ評:遠藤浩輝その3

    ■※遠藤浩輝『遠藤浩輝短編集1』『EDEN It's an Endless World!』第1巻(講談社)■ ●人は滅ぶがキャラバンは進む――『EDEN It's an Endless World!』 とまぁ、自己嫌悪と韜晦が錯綜してる印象があった遠藤が(しつこいようだが、コレ、馬鹿にしてんじゃないっす)、無限に続くかに見えたセルフボケツッコミの円環ループを抜けて大地に歩を踏みしめ始めたように見えるのが、現在なお進行中の物語『EDEN It's an Endless World!』である。 『EDEN』(月刊「アフタヌーン」97年11月号~)は、謎の疫病(細菌兵器?)により人類の大半が滅んだ後の世界の物語だ。 ミもフタもなく言うと、その敢えて悲観的なヴィジョンで彩られた世界観には、やはり「エヴァンゲリオン」の影響が見て取れる――って、たぶん描いてる人も確信犯で「自分の『エヴァンゲリオン』