“電力大余剰時代”は来るのか(後編) ~原発再稼働に走る真の意図~:世界を「数字」で回してみよう(5)(1/3 ページ) 前編で、「日本では、あと十数年もすれば“電力が余る時代”が到来する」という結論に至りました。ではなぜ、政府はあれほどまでに原子力発電所を再稼働させたがっているのでしょうか。その真の意図を読み解くキーワードは「オイルショック」であると、考えられます。 あと十数年もすれば、「電力足りる/足りない」の議論は終えんを迎え、「電力が余る」時代が到来する ―― 前編では、週末研究員(休日に自宅で、会社業務と無関係な、好きなテーマの研究をする人)である私が、公開されているデータと電卓とPCとだけを使って、この結論にたどり着くまでの経緯を説明しました(これが、正しいか否かは十数年後に明らかになります)。 しかし、同時に、週末研究員の私でも気が付くようなことに、内閣府や省庁の官僚の方や経
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