猛毒オニヒトデ駆除に強力ロボ 海中巡回、長い腕で捕獲2008年11月22日3時3分印刷ソーシャルブックマーク 開発が進むオニヒトデ駆除ロボット。UFOキャッチャーのように捕まえる=北九州市戸畑区の九州工業大、恒成利幸撮影サンゴを食い荒らすオニヒトデ=3月、沖縄県石垣市、伊藤恵里奈撮影 サンゴを食い荒らす「オニヒトデ」を海の中で発見し、駆除してくれる水中ロボットの開発を、九州工業大と東海大、沖縄高専の研究チームが進めている。 オニヒトデの駆除はこれまで、ダイバーが手作業で行ってきた。しかし、空気タンクを背負って作業し続けられる時間には限度がある。また、オニヒトデには有毒なトゲがあり、作業中に過って触れると激しい痛みや腫れに悩まされる。 ロボットの胴体は縦80センチ、横50センチ、高さ20センチ。自在に折れ曲がる長さ約1メートルの腕がある。3本の指でオニヒトデを捕まえ、海底に設置したカゴなどに