『Harvard Business Review』を支える豪華執筆陣の中で、特に注目すべき著者を毎月1人ずつ、首都大学東京名誉教授である森本博行氏と編集部が厳選して、ご紹介します。彼らはいかにして現在の思考にたどり着いたのか。それを体系的に学ぶ機会としてご活用ください。2019年8月の注目著者は、ペンシルベニア大学ウォートンスクール教授のピーター・キャペリ氏です。 大学時代から労働問題に関心を抱き、 その道の専門家として活躍する ピーター・キャペリ(Peter H. Cappelli)は1956年、ニューヨーク州ユーティカ市に生まれた。現在62歳。ペンシルベニア大学ウォートンスクール(以下ウォートン)のジョージ W. テイラー記念講座教授、および同大学院教育学研究科教授を務める。また、同大学ヒューマン・リソース・センターのディレクターを兼務する。専門は、労働経済学と人的資源管理である。 キ