『社会・経済システム』第35号掲載。以前はCiNiiで公開されていましたが、現在はCiNiiからはダウンロードできない。
結論から言えば、むちゃくちゃ深くて面白いワークショップでした。一般教養として多くの人が知っておくべきことが、たくさん詰まっていました。演劇とは楽しく人間を理解していく道具としても優秀です。プロの俳優さんたちの演劇に感動し、素人さんたちの演技に爆笑し、ワークショップの説明の小芝居に驚き、演劇って見るだけでなくやることが大事なんだなと思った次第で。 鴻上さんとの出会いを考えると大学時代につきあっていた彼女が第三舞台の大ファンだったり、セラピーを学んでいる時にあなたの魅力を演出するちょっとしたヒントを速攻で買い、最近ではアエラの人生相談が僕の周りで評判になったりと会いたい人のひとりでした。 ネットでこのオープンワークショップに出会い速攻で申し込みをしました。こういうのって、ご縁ですね。 ワークショップは2日間で、身体や声のワークから始まりました。そして、3人組で1つのシーン演じるワークで終わりま
うちの部下は、毎回の1on1で「本音」を話さない!と言いますけどね。 本音は思わず「ポロリ」しちゃうんです。 たまに「ポロリ」するから、「本音」と呼ばれるのです。 「部下は、毎回の1on1で本音を出すもんだ」という思い込みが「香ばしい」 最初から、掛け違えている。 — 中原淳(なかはらじゅん) (@nakaharajun) July 19, 2023 触発されて、組織や学校などでの対話について、私が思う「大切なこと」について書いてみたくなりました。 組織で感じた違和感組織で2時間の対話の場をファシリテートしたあと、まさに中原先生のツイートのような「もっと本音が出たら良かった」という感想を企画者からいただいたことがあります。 私個人としては、この対話の場はあくまでもその組織のメンバーの一プロセスと捉えていました。 ここで何かの結果を出そうと思っておらず、このプロセスを経て組織が、メンバーの関
クリエイティブシフト創立10周年記念イベント 夏のパターン・ランゲージ活用フェス ~新しい学びを創造するクリエイティブシフトDays2023~ 2023年8月4日、5日、パターン・ランゲージの活用促進のために、既存及び新パターン・ランゲージカードを使用するワークショップイベントを開催いたします。 多くの方に直接お目にかかりワークショップを通してパターン・ランゲージによる創造的な学びを体験して頂く2日間です。 クリエイティブシフト初の「親子参加」による進路を考えるミラパタワークショップや、デジタル庁と制作したデジタル活用のためのパターンの初お披露目など ようやく可能になった対面イベントならではのプログラムを多数用意してお待ちしております。 本イベントは、「まなびのつながりを育む」丸善雄松堂株式会社に協賛いただき市ヶ谷のDNPプラザ2Fコラボレーションゾーンにて開催します。 皆さまにお目にかか
一日に見聞きすることをすべて記録すると文庫24冊になるらしい。 そんなに!? 記録しておかないのはもったいないよね。 経営学習研究所(MALL)主催のOFFline festival 2023 - Future of Learning & Working 対面万歳!オフラインフェス2023 に行ってきました。 2月25日にオフラインでイベントやるよ、という投稿を見て、いつもだったらへぇーとスルーしちゃってたと思うんだけど、ちょうど晃司ツアーファイナルで上京していて、帰りの時間を調整すれば出れるんじゃね?これは出ておきなさい、という思し召しかもよ、と都合よく解釈して、どこで開催されるかも告知されてないのになぜだかKOKUYO@品川だと思い込んで、品川なら18時まで参加しても最終便で帰れるじゃんねぇ、と募集開始もしてないのに最終便を予約するっていうね。ちょっと神がってたね笑 「リアルでなければ
こんにちは。上口です。 遅くなりましたが、5月18日、19日に開催された、「かってにハッピーエンドゲームin広島」の報告です! (かってハッピーエンドゲームに関してはこちら) 早稲田大学大学院 博士課程、また、首都大学東京で講師をされてらっしゃいます、福山佑樹さんをお招きしておこないました。 まずは、『ムチャブレイク』。 ムチャブレイクは、カレイドソリューションズ株式会社さんが提供しているフリーコンテンツです。 まずそれぞれが、片方の紙に新商品の絵を、もう片方にその商品の名前を書きます。 そして、その2枚の紙を完全にシャッフルし、ランダムに配ります。 すると手元には、まったく関係ない名前がついた新商品の絵があることになります。 ムチャブレイクは、即興でそれがどういう商品なのか説明するというゲームです。 次に『ストーリーキューブ』! 様々な絵が描いてあるサイコロを振り、出た絵に沿って、結末は
「How might we」テクニックとは?「How might we~?」 は「どうすれば私たちは◯◯できるか?」という日本語に訳される短い質問文を制作することです。それによって解くべき問題を定義します。 「How might we」テンプレートは、1970年代にProcter&Gambleによって最初に導入され、IDEOによって採用されました。 この手法はデザイン思考で人気があり、世界中のデザインファームやデザイン教育機関で使われています。 「How might we」ステートメントはデザイン思考のメソッドで、新しいアイデアをブレインストーミングしたり、問題に対処したりするために使われています。HMWと書く場合もあります。 皆さんも何度か「How might we」という言葉を聞いたことがあるかと思いますが、今回は「How might we」について細かくご紹介したいと思います。 いつ
このブログでは何度かHow Might We(How Might We Question、HMWと書く場合もあります)という単語を使っているにも関わらず、How Might Weについてきちんと説明していない事に気がついたので、そろそろきちんと書いてみたいと思います。 How Might Weと言うのは、日本語にすれば「我々はどうすれば◯◯できるか」というカタチで、解くべき問題を定義する方法です。約10年前にIDEOが使い始めたのち、今では世界中の多くのデザインファームやデザイン教育機関で使われているらしく、もちろん、私の居るCIIDでも例外ではありません。 それにも関わらず、日本語情報が非常に少ない。唯一見つけたのは下記の記事ぐらいなのだけれど、これはHow might weの説明というよりも、使う言葉を変えるだけで色々良いことがあるよ、以上の事は書いてありません。 www.dhbr.n
某大学のゼミにてご縁のあった、アンカーデザイン社の木浦さんが「デザイン・リサーチの教科書」という書籍を出版されて、献本いただけましたので書評含めご紹介していきます。 デザイン・リサーチとは何か? ものすごくざっくりと説明してしまうと、新規事業のアイディエーション〜プロトタイピングあたりまでをカバーしている概念で、いわゆるプロダクトの見た目を作り上げる「デザイン」というより、事業立ち上げにおいて、どんな課題に対して、どのように戦うべきか?をリサーチにより明確にしていこう「ストラテジー」に近いニュアンスでの「デザイン」だと理解しています。 特定の方法論のことではなく、プロダクトを作り込むより前に、アイディエーション・コンセプトメイキング・インタビュー・プロトタイピングなど、それぞれを精度高くアウトプットしていくための知識や手法の集合体といった印象です。 デザイン・リサーチの教科書に書いてあるこ
書籍紹介“お通夜ミーティング”を 脱却し、 メンバーの ポテンシャルを 最大限に引き出すチームミーティングと1on1における 「問いかけ」の全技法を、 「見立てる」「組み立てる」「投げかける」の ステップに分解して解説 「さあ、どんどんアイデアを提案してください!」「今日は自由に話し合いましょう!」――このような呼びかけも虚しく、期待していた「画期的な提案」はおろか、誰も「自分の意見」さえ述べない、お通夜のようなミーティング。こんな状況に遭遇した経験はないでしょうか?これは、多くのチームで発生している「孤軍奮闘の悪循環」と呼ばれる状況です。皮肉なことに、優秀でモチベーションの高い人ほど、このサイクルによってチームのポテンシャルを抑制し、孤立していくのです。 この状況を打破するための処方箋は、周囲に投げかける「問いかけ」の質を変えることです。本書『問いかけの作法』では、チームのポテンシャルを
気候変動、格差の拡大、そして不安定な経済情勢に直面し、経営におけるサステナビリティ・トランスフォーメーション(SX)はこれまでになく注目されています。富士通は、こうした状況を踏まえ、2023年11月から12月にかけて、企業・組織のSXの進捗状況を可視化するために、15か国・11業種の経営者層(CxO)600名を対象にアンケート調査を実施しました。主な調査結果を報告します。 日本企業は自前主義、自社の業種・業界から物事を考える「タテ割り」の意識が強く残っています。「業種なき産業構造」に目を向け、異なる業種・業界の「ヨコ」にも範囲を広げるために必要な視点とは。他の業種・業界の各社やお客様と連携しながら、より大きな枠組みで持続可能な社会の実現を目指す、富士通 SEVP 古賀一司と、東京大学未来ビジョン研究センター 客員教授 西山圭太氏の語り合いを通して、変革のポイントを紹介します。
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