Raw Device Mapping ESXでは、iSCSIやFCのDiskをゲストから直接マウント出来る機能があります。この機能はRDM(RawDeviceMapping)と呼ばれています。この機能を利用するためにはゲストOSの設定より、HDDの追加時に「Rawデバイス」を選択することでホストOS上で利用可能な生のDiskボリュームを選択出来るようになります。RDMの細かい説明はマニュアルに任せるとして、本節ではこのRDMボリュームを共有する方法について解説します。 共有できるHDDメディア 通常FCやiSCSIのボリュームは複数のOSが同時にマウントすることが可能です。これは、クラスタリングなどの機能に含まれる共有ファイルシステム用のための機能です。本解説サイトのLinuxストレージにも書いてあるようにGFSなどの共有専用のファイルシステムで利用することができます。 共有ファイルシステ