Hewlett-Packard(HP)が、「ウォビュレーション(wobulation)」と呼ばれる技術を開発した。同社では、この新技術によって、2005年からの発売が予定されるHPデジタルプロジェクタ製品の画質が劇的に改善されるとしている。 HPは米国時間9日にこの技術を発表した。第1世代の「2X」ウォビュレーションは、表示ピクセル数を変えることなくデジタルプロジェクタの有効解像度を倍増させ、またその後登場する「4X」バージョンはさらに画質が改善されるという。HPでは、この技術を採用することで、さらに低価格の部品を使いながら高画質のプロジェクタをつくれるようになる、と説明している。 デジタルプロジェクタは、会議でプレゼンテーションを行う人々の間で定着しており、現在この市場は成長を続けている。また、この技術はホームエンターテイメントシステムや映画館でも使われている。しかし、コンピュータのモニ