【ワシントン時事】無断で子ども2人を日本に連れ帰った日本人の元妻を相手取り、米テネシー州の男性が損害賠償を請求した訴訟で、同州の裁判所は9日、元妻に慰謝料など計610万ドル(約4億8800万円)の支払いを命じる判決を言い渡した。米メディアが報じた。 男性はテネシー州フランクリン在住のクリストファー・サボイさん(40)。2009年1月に同州で離婚後、元妻が親権をめぐる取り決めに反し、当時8歳の長男と6歳の長女を日本に連れ帰り、子どもたちとの一切の連絡を絶たれたと主張している。 【関連記事】 大使館爆破で終身刑=グアンタナモから移送 前首席補佐官の出馬資格否定=シカゴ市長選へピンチ ベッカムの名誉毀損の訴えを棄却=買春報道で米裁判所