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ブックマーク / mojimoji.hatenablog.com (61)

  • 広域処理に賛成することは科学的態度と言えるか? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    実は、震災がれき問題に関わっている間、「震災がれきを燃やすことは危険ですか?」という質問に対して、「危険です」と答えたことは一度もない。この直截な質問に対しては、原則として「わからない」と答えてきた。それでは、僕は何を問題にしてきたのか。安全性と必要性を問題にしてきたとは言えるが、正確に言えば、「政府の言う『安全です』『必要です』との主張の根拠には合理的な疑いの余地がある」ということだ。そして、政府が示している論理と証拠に対して、一つずつ丁寧に疑問を投げかけていった。環境省はおよそ何一つ答えなかったし、答える意志もなかった。 言うまでもないが、「危険です」と答えることと「(安全か危険か、危険だとしてどの程度危険か)わからない」と答えることの間には大きな違いがある。もちろん、「安全です」と答えることの間にも大きな違いがある。僕の立場は、実際に何が起こるかはわからないし、この点で確信的に言える

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    zaikabou 2014/09/15
  • 新宿の焼身事件について - モジモジ君のブログ。みたいな。

    今日、新宿駅で、安倍政権による集団的自衛権容認への動きに抗議して、男性が焼身自殺を図ったという。その後、亡くなったという話は聞いていない。とにかく命をとりとめたなら、そのことは良かった。 「焼身自殺(未遂)」という行為を、持ち上げることも貶めることもしたくない。自分もやりたいと思わないし、他の誰にも真似してほしいとも思わない。しかし、少なくとも言えること、言わなければならないことがいくつかあると思う。 当たり前のことだが、男性が「身を焼いた」ことは、男性の主張が正しいことをまったく意味しない。関係がない。しかし、私たちは重々承知しているはずだ。安倍が進めている集団的自衛権容認への手続きは、ありとあらゆる嘘とゴマカシに満ちており、今すぐやめるべきだということを*1。つまり、男性が身を焼いた事実とは無関係に、男性の安倍政権への批判は、正しい。 にもかかわらず、この正しさ=安倍政権の欺瞞をめぐる

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    zaikabou 2014/06/30
    現場で園良太氏とだめ連とフリーター労組周辺と、しばき隊が揉めていたらしいのだが、なんだったんだろうか
  • ハルキも泣かずば撃たれまい - モジモジ君のブログ。みたいな。

    さて、村上春樹。>村上春樹さん、ノルウェーで講演 執筆も「ワクワク」@asahi.com 主人公が、月が二つある現実がねじれた世界に紛れ込む物語「1Q84」の発想について聞かれ、9・11テロを引き合いに出し、「ビルが破壊される映像は完璧(かんぺき)すぎてコンピューター・グラフィックスのようだった。この世界とは別のところに、違う世界があるにちがいないと感じた」と説明。「9・11が無ければ、米国の大統領は違う人になり、イラクも占領しない、今とは違う世界になっていただろう。誰もが持つ、そうした感覚を書きたかった」と話した。 まぁ、ペラいよね。世界的な小説家であるとは信じがたいほど。昔、エルサレム賞スピーチを擁護した経緯もあるので、落とし前をいくつかつけておく。 9.11の衝撃 僕も9.11のときには衝撃を受けた。ハルキと似たような衝撃もそこには含まれていたことは認めるが、それは最初の2、3日だけ

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    zaikabou 2010/08/25
    id:tari-G先生はもう少し表現に気をつけられたほうがよろしいのでは?
  • 二分法について - モジモジ君のブログ。みたいな。

    id:the_sun_also_rises 敵と味方。二元思考。左派に多い論調だ。今回左派の主張は実現しなかった。彼らは失敗からなぜ学ばないのだろう。粘り強いではなく頑迷。理想論ではなく教条的。現実を少し分析し取入れれば違う将来もあろうにと思う*1 これはこれでよくある論調だな。 政治的な争点をめぐって「二分法」を使わずにどのように考えることができると言うのだろう。今回の件で言えば、「辺野古案に賛成か、反対か」、そのような二分法を用いて状況を整理することは必要不可欠なことでさえある。問題は、二分法それ自体ではない。 もちろん、「二分法」といってもさまざまな分け方がある。だから、ただ一つの分け方だけを特権的に論点化し、「より重要な」他の分け方を隠蔽するように用いるのであれば、そこには問題がある。たとえば、「鳩山首相の退陣に賛成か、反対か(A)」という二分法を強調することで、「辺野古案に賛成か

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    zaikabou 2010/06/02
    これはこれでよくある論調だな
  • 「狂った世界」のライフハック - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20091023/1256241079 http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20091006/1254813776 では「まさか宗旨替え?」と一瞬思ったけど、sk-44さんはsk-44さんなのであった。ちなみに、sk-44さんを特徴づけているのはある一つの断念であり、僕を特徴づけているのはその断念の拒否だと僕は思っていて、だから議論はいつも同じところをグルグルまわる。なんどもまわっているうちに見えてきたことも、多分、ある。 問題は自己欺瞞にある。だから、それを叩くのだけれども、しかし、自己欺瞞があるからこそ人は生きていける。そういう側面があることを知らぬわけでもない。そのことに積極的に言及したことはないけれど、僕にせよ日常を日常として生きていることは機会あるたびごとにいつも述べてきたのだから、それを無視してきた、と

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    zaikabou 2009/10/25
    mojimojiさんはそうでしょう
  • 排外主義それ自体が暴力です、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    http://d.hatena.ne.jp/mojimoji/20090929/p1の続き。たとえば、「「暴力」の意味がブレてる。暴行・障害罪等の意味で取れば思想は関係なくなる。排外主義を暴力的思想として批判するなら暴行・障害罪とは別の話。殴らなくても排外主義だが、暴行・障害罪にはならない」みたいな意見がバカげている、ということについて。 「殴る」という直接的暴力も、差別のような構造的暴力も、人を傷つけ、そこから追い立て、当たり前の尊厳を奪い取るという意味で、まったく等しく、暴力です。では、どうして一方に対しては法で取り締まられ、警察・監獄に象徴される制度化された対抗暴力が発動されるのに、他方に対してはそうではなく、ほとんど何もなされないのか。それは、少なくとも、暴力としての程度が小さいからではありません。程度の大小について何かを言える根拠などどこにもありません。 直接的暴力は、行為であり

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    zaikabou 2009/10/05
    ためにする議論ってどこまでなんのためにするのかなあ
  • 行為への欲望を擁護する - モジモジ君のブログ。みたいな。

    まぁ、無理だ無理だと言いなさんな。こここそ、擁護しておかねばならんことのはず。 陵辱表現であっても、必ずしも陵辱する側に感情移入してるわけではないとか、性に対する罪悪感と性的欲望の一つの結合のあり方であるとか、陵辱表現に対する欲望は(確かに)さまざまにありうる。その意味で、陵辱表現への欲望と陵辱行為への欲望は、必ずしも重ならず、表現を欲望する人たちの姿はずっと多様。それはそう。 ただし、陵辱行為への欲望とほとんど区別つかない形で陵辱表現を欲望している人というのは、ホントにいる。そういう人はいて、じゃあ、そういう人は救いようがないのか。死んでもらうべきか。そんなことでもない。 こういう人にとって陵辱表現はどのような意味を持つか。ガス抜きになるか。なる面もあるかもしれないが、むしろ、こういう欲望を強化するような面もあるかもしれず、私見では、後者の方が強い気がする。じゃあ、表現自体にアクセスでき

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    zaikabou 2009/06/15
    なんじゃこりゃ
  • ラディカル・フェミニズムから受け取れること - モジモジ君のブログ。みたいな。

    少し違う角度から。 当たり前のことだけど、陵辱表現どころか、性表現を愛好する人の自由と、一般的な性表現に対してさえ緊張を強いられる人が安心して外を歩く自由とは、両立しない。だから、どっちかを踏みにじるしかない。絶対に。論理的に。こんなことはわかりきった話。あまり認めたくない話だから無視されるわけだけど、ここから目をそらしても始まらんよ。 id:atawi氏が「あなたが「街を歩くことにさえ緊張を強いられる人」を考えているのと同じように、反対側の悲痛な声を聞いてください。無意識に獲得して自我に根付いた肯定されない欲望と公序良俗の間で悶えている「人間」の叫びを」と書いてて、それはまったくその通り。聞いてますけど。そして、それらは両立しない。両立しないことを踏まえて、あなただったら何を言いますか? まずは、表現の自由は、他者の自由の制約の上にあるという、当たり前のことを思い出すべき。たとえば、「表

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    zaikabou 2009/06/15
  • 「レイプレイ」と言論の自由、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    昨日の記事に付け加えることはあまりないのだけど、「読み解く」のは難しいのでしょう。同じ事を別様に言うというのは嫌いじゃないので、書いておく。 僕は「愛好家・擁護者がこの程度である限りは、こんなものは規制さるべし」の述べているのだが、重要なのは前半の条件節の方。脚注でも述べているように、ここまでラディカル・フェミニズムをなぞって論を立てても、規制に100%賛成するわけではないのだ。僕は、どちらかと言えば、原則論的な「言論の自由」信奉者だ。規制には「最大限」反対。100%ではないけどね。 性も、性暴力も、暴力も、差別も、殺人も、その他どんなものであれ、表現の対象にしうる。表現したらいい。表現の内容は問題にしうる。問題にしたらいい。表現も、表現を問題にする言説も、原則としては、言論の自由という土俵の上で互いにぶつかり合うことができ、それを通じて、私たちの認識は磨かれる。それでこそ「言論の自由市場

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    zaikabou 2009/06/11
    立証責任は申し立てられた側にあるらしい
  • 「レイプレイ」と言論の自由 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    女性を陵辱して言うなりにすることを目的とするゲームへの規制が主張されていることに対して、「表現の自由」の名の元に「規制まかりならぬ」などと言う輩がいるらしい。笑うべき論、と思う。 この件に関して、佐藤亜紀氏が6月3日付の日記で述べている次の内容は重要だと思われる。 『悪魔の詩』がそういう(注意:ムスリムは表現の自由を圧殺する、というプロパガンダの)トポスにならずに済む機会が、少なくとも一度はあった、と私は考えている――冗談みたいな話だが、在英ムスリム団体があのに冒涜罪を適用するようにと当局に訴えた瞬間がそれだ。逆説的だが、もしイギリスの法廷が、冒涜罪は国教会とその首長である女王に対する冒涜に対してのみ適用される、などという固いことを言わずにラシュディ氏を召喚していたら(かつ、表現の自由が、とか言わずに、悪意の有無を徹底して追及していたら)、ラシュディ氏はむかつきながらも西と東の狭間に立つ

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    zaikabou 2009/06/11
    ええー。ちょっと真意が計りかねるので保留。きっと続きがあるんでしょう。これだけじゃあんまりだ
  • 北朝鮮の「人工衛星」雑感 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    【追記アリ】【もう一つ追記】 次の記事はとてもおもしろいので、是非参照してください。>「日北朝鮮に宣戦布告した件について」@media debugger 以下、それとは別の話をダラダラと。>するつもりだったんだけど、別の話にならなかったな。 日政府の主張は無理筋 北朝鮮がロクデモナイ国だということは知っている。日という国も、その質に多少の違いはあれども、かなりロクデモナイのも知っているけども、それはとりあえず措く。北朝鮮の「人工衛星打ち上げ」はミサイル技術の誇示以外の何物でもないとは思うが、公式に「人工衛星」と言い張っている以上、それを覆すだけの材料もないなら、「ミサイル」と言い張ることになんの益もない。そこに弾頭が取り付けられている、とでも言うならともかく。一方で、北朝鮮は宇宙条約に批准した上で、国際法上の形式を整えた上で「人工衛星打ち上げ」と言い張っている。これを「ミサイルだ」

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    zaikabou 2009/03/31
    まあ騒ぎすぎではありますね。空っとぼけて淡々と対応すればいいわけで。『大騒ぎ』が全ての陣営にとっての“いろんな意味で好ましい事態”なのかもしれませんが
  • 「村上春樹」を巡る政治 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    まだ、講演全文は入手していないけれど。 私たちが得たもの 村上の発言は、少なくとも想像されていたよりはずっと踏み込んだものであったし、具体的でもあったのではないでしょうか。イスラエル側の被害者のイメージを切り捨てなかったのは、(そこに誤解の余地が残ってしまうにしても)むしろ大事なことだと思います。先の記事へのコメントにも書きましたが、ハマスのロケット砲が問題ではないわけではないですから。正しくは、問題にすべきだが、問題にするための前提を欠いている、という状況なわけであり、少なくとも村上は、そのことを否定することは言っていません。 村上発言に対するイスラエルにおける受容については、いくつかのパターンがあると思います。「もう村上なんて読まない」と怒る人。「村上は、村上の信念を述べた。私は私の信念に従う」と満面の笑みでリベラルさを演出する人。忘れたフリ、見なかったことにする人。「村上の突きつけた

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    zaikabou 2009/02/18
    コメント欄が盛り上がっている…。tari-Gさんは、これまでブコメが品が無いな、くらいな印象しかなかった。ブログで発信されたほうがいいのでは
  • 村上春樹、エルサレム賞授賞式でイスラエルを批判 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    とりあえず、速報的に、気になることをいくつか。 とりあえずの感想 イスラエル最高の文学賞、エルサレム賞が15日、作家の村上春樹さん(60)に贈られた。エルサレム市で開かれた授賞式の記念講演で、村上さんはイスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃に触れ、人間を壊れやすい卵に例えたうえで「私は卵の側に立つ」と述べ、軍事力に訴えるやり方を批判した。 …… 村上さんは、授賞式への出席について迷ったと述べ、エルサレムに来たのは「メッセージを伝えるためだ」と説明。体制を壁に、個人を卵に例えて、「高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵」を思い浮かべた時、「どんなに壁が正しく、どんなに卵が間違っていても、私は卵の側に立つ」と強調した。 また「壁は私たちを守ってくれると思われるが、私たちを殺し、また他人を冷淡に効率よく殺す理由にもなる」と述べた。イスラエルが進めるパレスチナとの分離壁の建設を意識した発言と

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    zaikabou 2009/02/16
    これはイスラエルの民衆(卵)に向かっても語りかけているのだろう。それは『どっちもどっち』とは違う
  • 僕はパレスチナに用がある。他にどんな理由がいるんだ? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    二言目には「村上春樹を読んだこともないくせに」とか抜かすアホどもへ。 そりゃ、エルサレム賞を受賞しようと、拒否しようと、受賞するとしてどんなスピーチをしようと、村上春樹の自由に決まっている。その自由を侵害しようとした人なんて、見渡す限り、一人もいない。自由を侵害するとは、たとえば村上の家族を害するぞと脅迫して、受賞をボイコットせよと言うような、そういうことを言うのだ。村上春樹に受賞を思いとどまるよう述べている人は、あるいは、受賞するとしてイスラエルをハッキリと批判するよう求めている人は、村上の自由を前提にして、述べている。 どれほどたくさんの人が、受賞を思いとどまるように述べたとしても、受賞スピーチでイスラエルを批判するように求めたとしても、あるいは、そんな声に頓着する必要はないと言ったとしても、村上春樹は、自分のふるまいを、自分で決める。それは前提だ。当たり前のことだ。 ただし。そこにか

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    zaikabou
    zaikabou 2009/02/04
    『村上の自由を前提にして、述べている』そうそう、ここの部分に、え、そういうふうには見えない!ってなっちゃう人が多いのではないか。あるいは、そういうのってアリなの?みたいな
  • 村上春樹を読まずに批判してるって? - モジモジ君のブログ。みたいな。

    なにやら「村上春樹の作品を読まずに批判している」みたいなことを書く人があちこちにいますね。一例をあげれば、「非読検閲官」などとおっしゃってるid:mnemoさんとか。というわけで、言うべきことをハッキリいっておきたいと思います。 わたしは、村上春樹の作品への評価を、一切行っていません。*1 エルサレム賞の受賞のしかたによっては、村上春樹その人がこういう批判/賞賛を受けることになるだろう、ということを述べているだけです。村上春樹その人がこういう批判/賞賛を受けることになるだろう、ということを述べているだけです。村上春樹の作品への評価とはまったく独立のことしか述べられていない、ということは、まったく明瞭なことだと思います。 村上春樹の作品と関連付ける形で、別様にも言っておきましょう。エルサレム賞の受賞の仕方によっては、村上春樹は「村上春樹の作品の立場から批判される」か、「村上春樹の作品とともに

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    zaikabou 2009/01/29
    『村上春樹その人がこういう批判/賞賛を受けることになるだろう、ということを述べているだけ』と『村上春樹の一挙手一投足に注目すべき』の繋がりが瞬時に理解…/なんか穿ったこと考えてたみたいです
  • 2009年2月にエルサレム賞を授与される、ということ - モジモジ君のブログ。みたいな。

    みんな、ソンタグの受賞スピーチに気をとられて忘れてるかもしれないけれど、その前にはこういうシーンがあるんですね。 そしてソンタグは授賞式に姿をみせた。そしてイスラエルのオルメルト市長はソンタグの授賞祝いの演説で、ソンタグが出席したことは「自立性を証明する」と賞賛した。さらに国際メディアで近東での対立が一方的な報道されていると憤慨し、暴力を始めたのはイスラエルではなくパレスチナであることが無視されていると強調したらしい。 市長が出てきて、国際メディアはもっとパレスチナを非難すべきだといい、暴力をはじめたのがパレスチナであるとの、あからさまな嘘を言う。そして、そのような文脈でオルメルトが賞賛してみせるソンタグの「自立性」とは、言うまでもなく、国際メディアがパレスチナ寄りであるにも関わらずイスラエルに共感を示すという「自立性」なのだ。 文学賞がそもそも政治的という一般論とは別に、ここまでズブズブ

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    zaikabou
    zaikabou 2009/01/29
    例えば村上春樹が某宗教団体から賞を貰うことになったら…とか考えてみたが、それは村上春樹のファン以外が反応する筋の話でも無いので、なんか違うのだろう/暴力団主催のゴルフコンペ…
  • 「白燐弾」に関するメモ - モジモジ君のブログ。みたいな。

    いろいろと混乱しているので、自分の整理のために。>追記あり 15日16:22>さらに追記 16日08:52>さらに追記 20日10:34 軍オタのいう「対人使用なんてありえない」ってのは 「わざわざ殺傷目的に白燐弾なんて使わない。榴弾より弱い弾撃つのは無駄だから。」って意味。 そら白燐弾自体はどこにだって打ち込むでしょ。マーカーなんだから。*1 http://anond.hatelabo.jp/20070602032025 なるほど。 要は、人口密集地に撃ち込む以上は、白燐弾(煙幕効果と焼夷効果の両方がある弾)と榴弾(目標を破壊する効果を持つ弾)、どちらもそこに住む市民を殺傷しているわけで、市民を殺傷しているという意味で既に「ジュネーブ条約違反」だわな。 で、白燐弾より榴弾の方が威力が大きいのだとすれば、軍事的な合理性から考えて、榴弾は「対人殺傷のために使われて、対人殺傷している」、白燐弾

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    zaikabou
    zaikabou 2009/01/15
    『批判は「人口密集地において市民を殺傷している」という批判であればよく、繰り返しになるけれど、「白燐弾の使用」に焦点を定めるのは、ズレている』まあ、そうですね
  • 本気でイスラエルがかわいそうだと思うなら - モジモジ君のブログ。みたいな。

    「イスラエルがかわいそうになってきたよ」@増田 気でイスラエルがかわいそうだと思うなら、どのように考えることになるのか。 犠牲を分けない イスラエルによる今回のガザ侵攻以前から、多くのパレスチナ人が殺されている。暗殺攻撃によって、あるいは、経済封鎖に起因する料・医療等の不足によって。また、多くの人が、イスラエルによって逮捕(=事実上の拉致)されている。イスラエルによるパレスチナ人への人権侵害は枚挙に暇がないほどだ。 そこに、今回のガザ侵攻によって、既に700名余の死者と数千人の負傷者が生み出された。今回の攻撃がもたらしたものは、平穏だった日々の破壊ではない。既に悲惨すぎるほどだった状況がさらに悲惨なものになった、つまり、追い撃ちだ。 今回の攻撃のきっかけとなったとされている、ハマスのロケット砲の攻撃によって、聞くところでは、4名のイスラエル兵士が死亡し、30名余の負傷者が出たとされてい

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    zaikabou 2009/01/11
  • リフレ/反リフレの経済学 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    今回は、特別編です。僕の認識は「リフレは必要だが、それだけではダメである」というものです。今回は、「それだけではダメ」の部分について説明する、二つの記事をアップします。「では、何が必要か」という問題は、次回に。多分、1、2週間後くらいに書きます。*1 更新情報 2008/10/07 07:00 一部、誤解があるようですが、「反リフレの経済学」の趣旨は、「インフレは生じない」ではなく、生じるインフレの性質が異なっており、「インフレは生じても総需要は増えない」です。その点をわかりやすくするための修正を検討します。 2008/10/06 22:00 あれま、「流動性プレミアム」の意味が逆になってるみたいですね。どう修正するか、検討します。*2 2008/10/06 09:00 ブックマークが分散しがちなので、整理しておきます。 【推奨】「リフレ/反リフレの経済学」全体へのブックマーク 「リフレの

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    zaikabou 2008/10/07
    のちほど
  • GDP概念の使い方、その2 - モジモジ君のブログ。みたいな。

    憧れの山形浩生さんに反応してもらったよっ!>「GDP というものの考え方について」 ワクワクしすぎて仕事が手につかないので、先にこちらを終わらせちゃうことにします。 僕はどのような議論を批判しようとしたのか 先に、「GDP概念の使い方」において、僕がどのようなタイプの議論を念頭においていたかを書いておきます。 A 医療や介護、あと教育に対する政府支出は十分ではないよ。もちろん、生活保護などの所得保障も十分ではない。課税を強化してでも、そうした基的なニーズを満たすための支出をしっかりすべきだよ。 B いやいや、君の気持ちもわかるけど、そういう政策は経済成長に悪い影響を与えるから、注意しなければいけないね。やるなとは言わないけれど、少なくとも、まずはマクロ経済の回復を待ってから取り組むべきだよ。それが大前提。 A なるほど、そうなのかー この手の議論はあちこちにあります。たとえば、今回の山形

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    zaikabou 2008/09/02
    『マクロ経済政策は「いかなる社会を作りうるか」についての選択肢の範囲をできるだけ広げることをその眼目』は『経済学を知る人の、割と標準的な認識だと思いますけど、よくよく考えると、これはやっぱり変です』