日本は既存ダムの運用を見直すことで、さらに多くの純国産電力を生み出せる──。川治ダム、大川ダム、宮ケ瀬ダムといった巨大ダムの建設に従事してきた元国土交通省河川局長の竹村公太郎氏(日本水フォーラム代表理事)が、日本特有の自然環境とダムの現状を踏まえて、日本がとるべきエネルギー戦略を提示する。(JBpress) 水力発電は高度経済成長のエンジンだった 第2次大戦で敗戦した日本は廃墟になった。第2次大戦は「石油をめぐる戦い」であった。戦後、日本は世界銀行から借金をして水力発電開発に向かった。 その代表が、三船敏郎と石原裕次郎が出演した映画『黒部の太陽』(1968年公開)の黒四ダム(正式名称は「黒部ダム」)発電事業だった。当時高校生だった私は、この映画を観て、ダムを造る土木技術者になろうと決めた。 我々の年代にとって、水力発電は最も当たり前の国産エネルギーであった。水力発電は日本の戦後の高度経済成
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新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)、大阪大学、島津製作所は2016年3月14日、東京都内で会見を開き、3原色の可視光半導体レーザーを用いた光源モジュールの開発成果を発表した。プロジェクタやテレビ、照明の光源に最適な高輝度モデルと、世界最小クラスサイズでウェアラブル端末などに最適な超小型モデルがあり、それぞれ機器搭載による実用化展開を進めていく方針だ。 NEDO、大阪大学、島津製作所が発表した可視光半導体レーザー光源モジュールの超小型モデル。出力されたレーザーによって光ファイバーがさまざまな色で光る。赤丸で示した光源モジュールの設置面積は下に並べた1円玉以下(クリックで拡大) NEDO 電子・材料・ナノテクノロジー部 部長の山崎知巳氏は「可視光半導体レーザーとは、さまざまなアプリケーションで採用を広げているLEDと比べて、大幅な性能向上を見込める次世代の光源デバイスだ。半導体レー
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