渋谷区の「男女平等・ダイバーシティ推進担当課」の課長を務めている永田龍太郎さんはもともと、アメリカ衣料品大手「Gap」の日本法人の社員だった。永田さんはGap時代に、職場で自身がゲイであることをカミングアウトした。同社の東京レインボープライドの出展や、性的少数者のポートレート撮影をするプロジェクト「OUT IN JAPAN」へのサポートなどの活動を牽引してきた。その経験を買われて2016年9月、渋谷区でLGBTなどの性的少数者への取り組みを担当する部署の課長に就任した。 日本ではLGBT当事者であることを、周囲に打ち明けられない人は未だに多い。永田さんは性的指向をカミングアウトしたことが、自らのキャリアアップに繋がったが、Gap時代にカミングアウトするまでは常に気を張り詰めていたという。LGBT当事者であることを隠すために、何気ない日常会話であっても、事前に想定問答を考えるなど「24時間、
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