シリアで激しい戦闘が続くなか、隣国トルコの国境沿いの町にシリアから発射された砲弾が住宅を直撃して5人が死亡し、これに対して、トルコはシリアに対して即座に報復攻撃を行い、両国の間で一気に緊張が高まっています。 シリア北部に隣接するトルコの国境沿いの町・アクチャカレで3日、シリア側から発射された砲弾が住宅を直撃し、地元の当局者によりますと、子ども3人とその母親を含む5人が死亡、10人がけがをしました。 これを受けて、トルコ政府は声明を出し、国境地帯にいる部隊がシリア側に砲弾を発射し、報復攻撃を行ったと発表しました。 トルコは、ことし6月、国境付近でシリア軍に軍用機を撃墜されて以来、シリアに対して、トルコの治安が再び脅かされた場合、即座に反撃すると警告していました。 反政府勢力を事実上支援しているトルコは、シリアとの国境沿いに戦車部隊を配置して警戒を強化しており、今回、トルコ側で初めて一般市民に