西谷修-Global Studies Laboratory 時事的なコメント、関連企画のお知らせ、その他西谷の仕事に関連する公開用ノートなどを、雑誌のコラム感覚(?)で公表しています。 選挙結果は、自民294(選挙区237+比例57)で過去最多(選挙区前回64の3倍以上、公明は31、合わせて325の絶対過半数。民主はわずか57(27+30)で解散議席230の4分の1。民主離党組は無残にも「1勝70敗」だそうだ。そして維新が54(14+40)、未来は9(2+7)、共産8、社民2、あとは1、1他。維新は比例で第2党になっている。投票率は59.3パーセントで前回より10パーセント低下で「戦後最低」だという。 新聞各社の社説も横並びで言っているように、これは小選挙区制の効果だ。裏を返せば、3年前の政権交代選挙にもこの制度が威力を発揮したということだ。3年前は自民党政治にとことん愛想が尽かされ、それ